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鬼滅の刃 第167話「願い」感想・考察

出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第167話
週刊少年ジャンプ2019年34号


おはこんばんにちは!!
トンガリです!!

表紙の不死川実弥~~~~!!!!
なんて穏やかな表情……そして犬にも懐かれ……。
意外な風柱の素顔にほわほわを隠せないままに、殺伐とした本編へ。


出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第167話


出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第167話

月の呼吸 伍ノ型 月魄災渦げっぱくさいか

上弦の壱・黒死牟の反則技。
鍔迫り合いの状態から刀も振らずに斬撃を繰り出す謎技。
そんなものはもはや剣術ではない。
これが黒死牟の血鬼術……?

それでもとっさの判断と相手の気配で斬撃を躱す風柱・不死川実弥さん。
さすがです。


出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第167話

風の呼吸 参ノ型 晴嵐風樹

風柱も出し惜しみせずに新たな型を繰り出していきます!!
そんなにバンバン出してしまうと……獪岳のように……。

晴嵐風樹は嵐に吹かれて揺れる樹という意味かなと思い調べてみたら『風樹の嘆』ということわざが出てきて唸りました。
親孝行をしたいと思う頃にはもう親はいなくて孝行できないという嘆きをいう言葉……。
でもまぁ小さい頃から家族の大切さを知っており、ずっと親孝行していた実弥さんの現状とはちょっと違うかな。


出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第167話

技の応酬の中で黒死牟にも「やりおる…」と認められています。
実弥さんは更に黒死牟の技を分析します。

トンガリ的にビックリしたのが、月のエフェクトだと思っていたものはちゃんと斬撃になっていたということ。
キラキラしたオシャレなエフェクトだと思っていたのにその実、不規則で細かな刃だったとは……。
しかも常に長さ大きさが変化するってそれアニメ化した時めちゃくちゃかっこいいことになりそうですね。
そして無一郎くんは避けきれなかった攻撃を、長い経験で培われた感覚で躱し切る実弥さんかなりかっこいいですね。


出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第167話

風の呼吸 弐ノ型 爪々・科戸風

結構押せ押せな感じで攻めていき、またも鍔迫り合いにまで持ち込みます。
しかし黒死牟には刀を振らずに出せる斬撃があります。

鍔迫り合いは分が悪いのでは……と思った矢先。


出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第167話

足元から繰り出される奇襲の呼吸~!!
このアイデアやそれを実現させられる身体能力、足指力も凄いですが躱す黒死牟もまた凄い!!
この奇襲技はかなり隙を晒してしまいそうなのにその後追撃されていない様子を見るに、結構いい感じに黒死牟の体勢を崩せたのでしょうか。
すごいすごい。


出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第167話

その後も何合も打ち合いあの黒死牟と渡り合っています!!!!
黒死牟もしぶとくついてくる実弥さんに懐かしさと高揚を感じています!

短期間で柱となった天才剣士の霞柱・時透無一郎くんにどれだけの才能があろうとも、やはり戦いの経験というのは大事なんですね~!!
しかしそうなると炭治郎が合流しても対応できない可能性が……?

まともに打ち合えているようにも見えましたが実弥さんは鼻血が出るくらい集中した極限状態。
なんで痣が出ていないのかと思うくらいギリギリの戦いをしています。
頑張れ実弥さん……!!


出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第167話

月の呼吸 陸ノ型 常夜孤月・無間

って応援した次の瞬間にぃぃ!!!!
「動けば…臓物が…まろび出ずる…」程のダメージ!!
一転していきなり大ピンチに……。
いやすでにギリギリだったことを考えるととうとう捉えられ大ピンチに、でしょうか……。

しかし大ダメージを与えたはずの黒死牟の体に変化が。
脈拍が上がり始めました。


出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第167話


出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第167話

「猫に木天蓼、鬼には稀血」

「俺の血の匂いで鬼は酩酊する」

臓物が飛び出てしまってもおかしくないダメージでもお構いなしに斬りかかる実弥さん!!
そして攻撃を受けることしかできず千鳥足になる黒死牟!!!!

なんと風柱・不死川実弥さんは稀血!!
さらに稀血の中でもさらに稀少な「匂いを嗅いだだけで鬼が酩酊する稀血」!!
そうきたかぁ~~!!!!

形勢逆転の展開で次回へ!!!!


はい!!
ここにきて稀血!!!!

不死川実弥さんの特異性が明かされました!!
鬼が酩酊する稀血……。
これまでかなり大量の鬼に襲われまくっていたことは想像に難くありません。
体中の傷は複数の鬼に襲われた際に付けられたもの……?
それとも自分で体を傷つけて鬼を酩酊させて滅殺する……という戦法をとっていたのでしょうか。
風柱の性格からすると後者は少し考えづらいかなと思いますがどうでしょう……。
一対一で実弥さんの体に傷をつける一般鬼はなかなかいないと思うので20体くらいの鬼と戦ったりしてるのかな。
ベルセルクの生贄の烙印的な感じで夜な夜な鬼が群がってきて眠れない夜を過ごしている可能性が……?
いつも血走っている眼は睡眠不足……。

あ、でも血が出てないと稀血だって分からない可能性があるのか。
それなら普通に生活している分にはそれほど鬼は寄ってこない?
となると稀血を使って鬼をおびき寄せるために自傷している可能性はある。
ふむ。
毎晩毎晩、体を刻んで鬼を呼んでは滅殺し続ける……。
無一郎くんとの経験値の差は柱になってからの在任期間の差だけかと思いましたが、稀血ブーストによる圧倒的な量の鬼を滅殺しているという差もありそう。
でもその時に倒してる鬼はみんな酩酊して弱体化した鬼なんですよね……。
元々強い風柱ならそもそも大量の鬼を無傷で倒せると思うので酩酊した雑魚鬼を大量に倒して経験値を稼ぐことができるのか……。

と思いましたが酔っているとは言え複数同時に襲いかかる鬼をさばくのは、月の呼吸の不規則で多方向からの斬撃をさばくことに少し共通するところがある!?
そういうことも含めての経験値か!(疑問の地産地消)

稀血という性質上、多対一の戦闘が多い風柱にとって無限城に来て大量の下弦相当鬼を相手にするのは望むところって感じですね。

あとお母さんが鬼になった時に、実弥さん一人で何とか夜明けまで粘れたのは、
もしかすると稀少稀血の効果でお母さんを酩酊させられていたからかもしれませんね。

そして稀血の事実が明かされてもうひとり凄い存在が!

禰豆子ーーーー!!!!
禰豆子は実弥さんの血を前にしても襲いかかろうとしませんでした!
極上の稀血を前にして……やっぱり禰豆子はすごい……。

実弥さんもたくさんの稀血に群がる浅ましい鬼たちを見てきたことだろうと思うので禰豆子の反応は衝撃だったことだと思います。

実はあの時からすでに竈門兄妹のことを少し認めていたかもしれませんね。

それにしても稀血の兄と鬼喰いの弟。
不死川家は一体どうなっているのか。

鬼状態の玄弥が実弥さんの血の匂いを嗅いだら酩酊してしまうのか……。
逆に実弥さんを喰ったらそれこそ鬼のようにパワーアップできそうですけど絶対見たくありません。
組織の悲願を成就するためとはいえ兄を喰う弟は見たくありません。
玄弥のレベルアップイベントくるかなぁ……。
来たとしても兄の悲劇がセットでついてきそうで嫌だなぁ……。

あと何だか逆転ムードになりましたが、黒死牟はここまでまだ無傷なんですよね。
ダメージを与えられる気がしない。

血鬼術にも思える月の呼吸の斬撃は刀に付いている眼から射出されている?とか考えましたがたぶん触れられないところだと思うのであまり細かいことを気にしないことにします。

大ダメージを喰らって、「フゥッ、フゥッ」と激しくなっている呼吸から
「フゥ、フッ、フフッ、フフフッ」と笑いに変わっていくところが不敵でかっこよかった。
猫に木天蓼、鬼には稀血。
一度は言ってみたくなる決め台詞。
思いっきり斬りかかってますが臓物がまろび出ずると言われている傷は大丈夫なのでしょうか。
傷が多い風柱は斬り傷にも強い?

服の胸をはだけている本当の理由は血の匂いが広がりやすいように、でしょうか。

匂いを嗅いだだけで酩酊する血。
もし実弥さんを鬼が喰ったらどうなるんだろう……。
さらに酔う?
でも酔った後にはスーパーパワーアップしてるのかな……。

無一郎くんは刀が抜けないし玄弥は体をくっつけられなくてヤキモキしてしまいます。
誰かもうひとりふたり援護がほしい……。
愈史郎……。

それにしても。
黒死牟をもってしても見ただけでは稀血の中でもさらに特殊な酩酊稀血を見抜くことはできなかったのでしょうか。
鬼は見ただけで血の種類や遺伝子などは判別できるという設定があるけどもはやいちいち判別しないのかな……。
“凝”を怠るとは……。

次回、「懐かしき…酩酊の感覚…」とか言って過去の酩酊稀血体験談を語り始めたら笑います。
戦況が変わりはしましたが、このまま黒死牟を倒せるとは思えない……。
次回センターカラーで黒死牟戦はどうなることでしょうか!!!!
実弥さんかっこいいところ見せてくだせーー!!!!

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