出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第124話
週刊少年ジャンプ2018年40号
おはこんばんにちはー!
おとぼけ気味な部分もあった恋柱・甘露寺蜜璃さんがいよいよ本気になった前回ラスト!
そんな蜜璃さんの過去の記憶からスタートです!!
自分の力を活かせる場所を探し求めて鬼殺隊に行きついたのか。
お館様と面談しています。
おそらくこの時にはもう柱となっていますよね?
やはりここでもお館様から人生の転機となるような言葉を頂いているみたい。
柱は皆、重い過去や成り立ちがあってお館様はそれら全てを許すような言葉で導いていますが……。
大丈夫ですよね……お館様……。
信じてます……。
お館様の言うように、自分の強さを誇れるようになった蜜璃さんは丈夫に産んでくれてありがとうと両親に感謝します。
鬼殺隊でみんなが認めてくれること、鬼から守った人からはお礼を言われたこと、伊黒さんが縞々の長い靴下をくれたこと。
自分を肯定してくれる様々な要素によって、力を解き放つことができました。
そして場面は現実へと繋がり、炭治郎たちからの信頼を力に変えた蜜璃さんは無双の力を発揮します。
単騎で憎い鬼を受け持ち、もっと心拍数をもっと血の巡りを、とさらなる強さを求めながら戦います。
柱である蜜璃さんでもやっぱり意識するところは全ての基本である“全集中の呼吸”なのがグッときますね。
蜜璃さんが戦ってくれている間に、炭治郎たちが半天狗の本体を斬るべく行動開始します。
当然憎い鬼はそれに気付き攻撃を仕掛けますがその尽くを蜜璃さんが斬り落とします。
憎い鬼から見ても蜜璃さんの動きは先程よりも速くなっている模様。
一体何をした!?と訝しみ蜜璃さんを観察します。
なんと蜜璃さんの首に痣が!
ハートっぽい痣で、炭治郎のものとも霞柱・時透無一郎くんのものとも違った形です!
憎い鬼もそれに気付きます、そして気になる一言。
「鬼の紋様と似ている」
これはもしかすると相当重要な伏線!?
これまでにも呼吸は鬼に近付く力なのではないかと予想したこともありましたが……。
そもそも呼吸は「人間のまま鬼のように強くなる」ための技ですもんね。
もしも”痣”が、呼吸を極めた人間に出るものだとしたら……。
痣が出た人は徐々に鬼化していってしまうみたいな悲壮感ある展開が怖いです……。
でも痣の発現条件は単純に呼吸を極めたとかそういうものでは無い気がします。
そうだとしたらまだまだ未熟な炭治郎に発現したのは少し違和感ありますし。
何はともあれまた新しい痣の発現者が現れたことは事実です。
いや決して嫌だと思っている訳ではないのですが、このペースで痣が出てくるといわゆるバーゲンセール状態になってしまいそうで少し不安です。
痣の発現に必要なものは才能なのか精神的な要素なのか。
どちらにせよ煉獄さんに痣が出なかったのがどうしてももやっとするなぁ。
閑話休題。
蜜璃さんへの攻撃を続けつつ、炭治郎たちにも攻撃している憎い鬼でしたが、全て蜜璃さんによって阻まれています!
「不愉快極まれり!」していますが、とりあえず蜜璃さんから片付けるべく体力切れを狙います。
「必ず体力が続かなくなる 人間は必ず!」と言っていますがなんだかフラグに感じますね。
もしや蜜璃さんこのまま押し切っちゃう?
そんなことになったら「上弦とは」ということになりかねませんね。
一方、炭治郎たちは本体天狗がいる木にしがみついていました。
どうやらグネグネと動いているらしく振り落とされないようにしがみつくので刀も触れない模様です。
そんな中、玄弥だけが行動を起こします。
意外!
それは噛み付きッ!
バリボリと音を立てながら木を食べていきます!!
噛みちぎっているだけでなく食べているようです……!(お腹壊さないか玄弥大丈夫なのか!)
しかしこの行動には玄弥の特異体質が関係していました。
なんと玄弥は鬼を喰うことにより一時的に鬼の体質になれるという特異体質でした。
いつの間に鬼喰ってたの!?
半天狗戦始まってから食べてる描写なかったけど、食い溜めできるのかな……?
あの阿弥陀経は食い溜めしておいた鬼の力を引き出すためのトリガー?
というか柱に近づくための苦肉の策だった、とあるけれど……どんな状況で鬼を喰らったというのでしょうか……。
鬼殺隊の中で「鬼を食べると鬼化できる人間もいるらしい」って感じの噂でも流れてたのかな。
というか玄弥が柱になったら鬼柱になってしまうけどお兄さんとの関係大丈夫?
本体のチビ天狗が潜んでいる樹木を、玄弥が喰い倒し、禰豆子が焼くことで斬り開くことに成功します!!
しかし――。
例によって即逃走!
この鬼は本当に逃げ足が速い!!
逃げるチビ天狗を見つけた炭治郎は激昂します。
「貴様アアア! 逃げるなアア!」
「責任から逃げるなアア!!」
何か少し違和感をおぼえる口調ですが、その言葉が半天狗の人間だった頃の記憶を呼び起こします。
身分の高そうな人に責任を取れと詰められている半天狗。
人間だったころは位の高い人間に仕えていたっぽいですね。
しかし理不尽に厄介ごとを押し付けられたりしていたのでしょうか。
「生まれてから一度たりとも嘘など吐いたことがない」などと言っていますが、まぁあまり信用できません。
いい加減この鬼ごっこにも嫌気が差したのでしょう。
玄弥が怒髪天を衝く勢いでキレて樹を投げつけ、次回へ。
ミニ天狗に当たったか、それとも退路を塞ぐように投げたのか……。
ビックリしている炭治郎が可愛い。
今回は新事実や気になる展開が盛りだくさんでした!!
蜜璃さんにも痣が顕れたり、玄弥の鬼化が説明されたり……。
痣はこれからどんどん増えていってしまうのでしょうか。
痣が鬼の紋様に似ているということにも言及されました。
痣が出るような戦いを続けていると体が鬼に近づいていく?
でもそうやって鬼になった場合は人を食べるのか?
鬼舞辻無惨の呪いは?
そもそも鬼舞辻無惨はどうやって鬼になった?
黒死牟は呼吸を極めて鬼になった?
あと鬼は呼吸を使えるのか?
等々、謎は深まるばかりです。
あとさらっと流していましたが。
表紙に伊黒さん!
やったーー!!
些か唐突な登場で何ともリアクションに困りましたが!
それでもうれしーー!!
鬼殺隊で一番大食いな蜜璃さんと一番少食な伊黒さん。
相性悪いのかと思いきや、仲良いのでしょうか。
というか伊黒さんから蜜璃さんへのプレゼントって……。
えっえっ伊黒さん蜜璃さんのこと好きなの?
そもそも人に贈り物とかそういうことするタイプだったの?
それとも蛇?この蛇くんのために?
でも蛇くん、しのぶさんにもハート飛ばしてたよね……。
しかしトンガリ的にはこれで伊黒さん救援の可能性が上がったと思うのでとにかく嬉しい。
むしろまた全てが終わった後に駆けつけていつも間に合わないポジションになる恐れも……?
今のところ、救援無しでも蜜璃さんが十分戦えそうな感じがしていますが、半天狗どうなるんだろう。
このまま押し切るってことはないと思いますが、なんだかイマイチ盛り上がりにかけるというか何というか……。
もしや上弦との戦いという緊張感になれてしまったのでしょうか!?
ここらで鬼側にも何かテコ入れといいますか、猗窩座殿の術式展開のようなさらに絶望感が増すような要素が出てきたりしちゃいますか?
というか猗窩座殿が乱入してくる可能性も大いに有り得ますよね。
玉壺殿が討ち死にしたことは無惨様も気づいているはずですので……。
まだまだ展開の予想が付かない状況ですね……。
兎にも角にも次回を待ちます!
今回の戦いも誰も戦死しませんように……!
まさかの伊黒さんと甘露寺さんペアですか。
これ甘露寺さん無事じゃ済まなくて伊黒さんから更にヘイトもらうパターン?
それより甘露寺さんカッコよすぎw
少し堕姫に似てる。
痣と紋様似てるのはちょっと思ってたけど、完全になんかあるってことですか。