出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第148話
週刊少年ジャンプ2019年14号
おはこんばんにちは!!!!!!
トンガリです!!
本格的に始まった上弦の参・猗窩座との戦闘!
ついに水柱・冨岡義勇も動きます!!
義勇さんが技を繰り出すのをひと目見て水柱と見極める猗窩座。
というのも五十年前に一度水柱と戦ったことがあるとのこと。
最初鱗滝さんかな?と思いましたが、当時の水柱は猗窩座に殺されてしまったそうなので、鱗滝さんの先代でしょう。
冷静に計算すると五十年前だと鱗滝さん十代くらいになってしまうかな?
いや二十代くらい……?
それなら柱でもおかしくはなさそうですが……。
強者との戦いに俄然テンションが上がってきた猗窩座は激しい攻撃を仕掛けます。
それを迎え撃つべく選択した技は、冨岡義勇が編み出した冨岡義勇だけの型『水の呼吸 拾壱ノ型 “凪”』。
乱れ打ちされた猗窩座の拳圧も義勇さんの間合いに入れば悉く“無”となります。
……いや“無”とはなってないですね。
義勇さんに当たらないように逸らせてはいると思いますが後ろの床が砕けてますもんね。
「上弦の攻撃にも“凪”は通用するんだ!」という気持ちと「もしかして“無”にしきれてない……?」という気持ちで複雑です。
猗窩座は見たことがない技だ!とまた喜んでいます。
バトルマニアんだけあって相手の型や技はしっかりと記憶しているようですね。
ただの馬鹿じゃない。
義勇さんと猗窩座の戦いに割って入る炭治郎でしたが攻撃は躱されてしまいます。
そして致命の一撃を食らいそうになってしまいますが、そこは義勇さんが助けに入ります。
炭治郎は油断していたなんてことは断じて無いとは思いますが、やはり少しでも隙を見せると手痛い強撃が飛んできますね……。
さすがに上弦の参です。
その後も義勇さんと猗窩座がバッチバチにやりあっているところに援護を加えようと試みていますが、逆に猗窩座から攻撃を受けてしまいます。
防御は間に合っていると思っても僅かにかすっていて鼻血を出してしまっています。
2対1だけど炭治郎があまり戦闘に介入できておらず実質義勇さんと猗窩座の1対1みたいになってしまっている気が……。
悔しい~~!!
猗窩座も猗窩座で、今回は義勇さんにすっかり夢中。
「流麗!! 練り上げられた剣技だ素晴らしい!!」「名を名乗れお前の名は何だ! 覚えておきたい!!」とヒートアップしていきます。
「鬼に名乗るような名は持ち合わせていない」(ここまでかっこいい)
「俺は喋るのが嫌いだから話しかけるな」()
「そうかお前は喋るのが嫌いなのか! 俺は喋るのが好きだ!」
「何度でも聞くぞお前の名を!!」
なんだこの会話!?
義勇さん喋るのが嫌いだから話しかけるなって……お前のことが嫌いだから話しかけるなでよくない!?
別にまだ嫌うほどのことはされていないということ……か……?
あと猗窩座の「何度でも聞くぞ!」のコマ……集中線はやめてほしい……お腹が……。
一瞬(トンガリの頭の中の)空気が揺らいだ気がしましたが緊迫の戦闘は続いています。
猗窩座の放った破壊殺・脚式“流閃群光”は義勇さんを遥か彼方へと吹き飛ばしてしまいます。
柄で受けていたので戦闘力が落ちるようなダメージは負っていないと思いますが間を開けられてしまいました。
吹き飛んでいく義勇さんに大きな声で呼びかける炭治郎。
かっこつけて名乗らなかったのに速攻で名前バレする義勇さん。
猗窩座が物凄くイキイキしてますね……。
さあ猗窩座と1対1になってしまった炭治郎!
割と普通に持ちこたえています!
ギリギリなのは分かりますが、義勇さんの加勢をしていた時は反撃されてしまっていたのに1対1だとそこそこ粘れる……。
やはり近距離アタッカー二人の連携はかなり難しいんだろうなぁ。
義勇さんが炭治郎に合わすことはできても、炭治郎が義勇さんに合わすことはできない、くらいの技量さはあっても全然気になりません。
猗窩座さんはと言うと、義勇さんの剣技、炭治郎の成長にご機嫌も良いとこなようで。
破壊殺・鬼芯八重芯を凌いだ炭治郎を称賛します。
指を鳴らしているシーンなのですが効果音の「パキパキ」が「パチパチ」に見えて最初拍手してるのかと思いましたよ。
しかしここからが上弦の鬼。
人間とは一線を画する独自の価値観を持ち出します。
「杏寿郎はあの夜死んで良かった」
その気が無くても煽ってしまうんですよね。
正直無限城で話してた時の童磨と大差ない……。
今猗窩座が炭治郎たちに向けている程度の感情しか童磨は他者に対して向けていないことが窺い知れます。
当然炭治郎は「お前は侮辱しているだけだ」と怒髪天を衝く勢いで猗窩座の言葉を否定します。
執拗に強者だ弱者だと言っていますがどういう基準なんだろう。
猗窩座は童磨も黒死牟も好きなのか。
なら喋るのが好きなんだからもう少しコミュニケーション取って良い感じのバトルライフを送ればいいのに。
そんなことしてたら無惨からのお仕置きがヤバイ?
自分より上の位にいるものには噛み付く様子を見るに、猗窩座は自分よりは弱い強者が好きなの?
それとも自分より弱く且つ人間という生物の中での強者に鬼のメリットをフル活用して勝利し続けてレベル上げをしていれば、いつか上弦の壱に勝てるようになると思っているのかな?(煽り)
真の強者、至高の領域を目指すというのなら、柱に無傷で勝ってみて欲しいものだ。
閑話休題。
弱者が淘汰されるのは自然の摂理、と言い切る猗窩座に対して炭治郎は間違っているとバッサリ否定します。
怒りからくる感情的な否定ではなく、とてもとても優しい炭治郎ならではの言葉。
「お前の言ってることは全部間違ってる」
「お前が今そこに居ることがその証明だよ」
「生まれた時は誰もが弱い赤子だ」
「誰かに助けてもらわなきゃ生きられない」
「お前もそうだよ猗窩座」
「記憶にはないのかもしれないけど赤ん坊の時お前は」
「誰かに守られ助けられ今生きているんだ」
「強い者は弱い者を助け守る」
「そして弱い者は強くなり また自分より弱い者を助け守る」
「これが自然の摂理だ!」
ううー炭治郎かっこいいーー。
凄く……凄く響く言葉だ……。
全世界の人間に伝わってくれ……炭治郎の心の中の妖精を世界中に……。
弱い者を守る!
そのために強く!!
こんなに気持ち良く応援できる主人公!
なんて素晴らしい!!
炭治郎の言葉は少しでも猗窩座に響くのか……!?
戦闘メインの回は内容の熱さに比べて書くことがあんまりない!!
ただもう上弦と柱の戦いは物凄く面白い!
全然語彙力が働かないけど凄くワクワクします!
義勇さんめっちゃまともに猗窩座と戦えてるじゃん~~!!
この実力で「俺は柱ではない…」とか言ってたらしのぶさんに腹パンされてしまいますよ!
凪もしっかり機能してるしまだまだ底が見えません!
炭治郎は割と善戦できてたように感じましたが、今回はあまり貢献できませんでしたね。
術式展開して猗窩座の全ステータスが一段階アップしたのかな?
なんかゲームみたいな効果ですが。
炭治郎はよく食らいついてると思いますが、痣が発現している状態なんですよね。
それとも炭治郎は常時痣が浮かんでいるから身体能力強化にはもう一段階上の痣を発現しないと痣状態とは呼べないのでしょうか……?
この戦闘中に義勇さんにも痣が発現するかなぁ。
猗窩座もまだまだ底知れない力があると思うのでどんどん戦闘が激化していくことでしょう。
上弦の鬼はもう人間が何を言っても聞く耳持たないくらい価値観が歪みきってしまっていると思うので炭治郎がどれだけ優しい考え方を伝えても何のダメージにもならなさそう……哀しい……。
しかしながらトンガリ的には今回の鬼滅は炭治郎が啖呵を切るラストがベストシーンです。
これぞ鬼滅の刃。
次回も全力で鬼滅の刃です。
炭治郎・・・主人公の顔じゃないですよあんなのw
アカザさんも次回から本気モードかなぁ
今でギリギリって感じだから不安だなあ
痣自由に出せるようになって日の呼吸使ってもスタミナ切れしなくなってるのにこれだもんなあ
あとは堕姫のときの血涙状態があるかくらいですかねー
あれはなんだったんだ