鬼滅の刃 第81話「重なる記憶」感想

鬼滅の刃 第81話「重なる記憶」感想

出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第81話
週刊少年ジャンプ2017年45号



出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第81話

煉獄さんの父、父寿郎さんは想像以上に早く立ち直っていました。

本名も登場しましたね、槇寿郎さん。
母君の瑠火さんも名前と共に触れられていました。


出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第81話

瑠火さんの名前を見て思ったのですが、もしや槇寿郎さんは婿養子なのでしょうか?
煉獄家には炎柱育成期間の様な剣術道場があって、
若かりし日はそこで研鑽しつつ瑠火さんと出逢ったとか。
努力の末に掴んだ階級と、祝福と共に手にした家族を同時期に失い……。
みたいな妄想が膨らんでしまいます。

槇寿郎さんのスピンオフ望みありますか!?(需要少なそう)

煉獄さんこと杏寿郎さんも炎の呼吸の指南書を読み込んで努力しまくって柱になったとか。
柱になるまでに様々な挫折や命がけの戦いがあったかと思うと読みたくて仕方ありません。

“若き柱たち”って感じのスピンオフどうですか!?


出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第81話

炭治郎は日の呼吸の選ばれた使い手に表れる赤い痣が無い。
けれど痣が無いからといって選ばれた使い手では無いとも言い切れないとは思う。

どちらにせよ、真の日の呼吸の後継者的なキャラクターが後々登場してきそうですね。
炭治郎の父・炭十郎さんが約束している相手の家系とか怪しいですよね。


出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第81話

「選ばれた使い手ではなくとも、力が足りずとも」

「人にはどうしても退けない時があります」

「人の心を持たない者がこの世には居るからです」
「理不尽に命を奪い反省もせず悔やむこともない」

「その横暴を」


出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第81話

「俺は絶対許さない」

炭治郎が凄まじく怒っていますね……。
少し怖いくらいに……。

どうしても退けない時というのが、
“罪のない人たちのタメ、理不尽な暴力が許せない”から、というところが何とも炭治郎らしいです。


出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第81話


出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第81話

「何が楽しい? 何が面白い?」

「命を何だと思っているんだ」

激しい怒りと共に、炭治郎の戦闘力が急激に上がっています。
槇寿郎さんからの手紙に日の呼吸について、何か書いてあったのでしょう。
手紙に書いてあった何かを用いて、より深く深くヒノカミ神楽に集中している状態なのでしょうか。
深い呼吸に呼応するかのように日の呼吸の開祖(?)とシンクロし、上弦の陸・堕姫に問いを投げかけています。

かつては人間だったのだろう、と。


出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第81話

堕姫は「昔のことなんか覚えちゃいない、鬼は老いない死なない何も失わない、
強い鬼は何をしてもいい!」と言い切ります。

以前から会話の通じない鬼には冷たい態度になってはいましたが、
眼球に血を滲ませた今の炭治郎の発言は、どこか人間離れしていて見ていて辛いです……。


出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第81話


出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第81話

ヒノカミ神楽 “灼骨炎陽”

そしてとうとう飛び出したのが堕姫の血鬼術!
特殊な能力があるというよりは、帯を用いた最速の斬撃という感じ。
あまりトリッキーな血鬼術ではないのかな?

刀ごと斬ろうとしたその術を、ヒノカミ神楽“灼骨炎陽”はいともたやすく切り裂きます。

やっぱり日の呼吸の技と炎の呼吸の技って似てる……。
これで何の繋がりも無いなんて言われても信じがたい。
日の呼吸の攻撃力を炎の呼吸に、切れ味を水の呼吸に、速さを雷の呼吸に、
といった感じで何かしらの繋がりというか受け継ぐものがあるような展開が良いなぁ。


出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第81話

どうやらヒノカミ神楽で斬り付けた箇所は上弦の鬼であっても上手く再生できなくなるようです。

この辺りのギミックが日の呼吸が最強たる所以?

体術や剣術も日の呼吸が最強なのか、
それとも日の呼吸の何らかの特性が鬼狩りにおいて唯一無二の効果を発揮するからこそ最強なのか。

この辺りは今後描かれていくポイントになるのではないでしょうか。


出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第81話

「アンタなんかにアタシの頚が 斬れるわけないでしょ…!!」

執念……!

炭治郎の黒刀が堕姫の頚を捕らえた!
と思いきや、頚を帯化することで凌がれてしまい、次号へ。


まぁ吸収したりできるのなら帯になることも出来るのでは、と思っていましたが。

なんか格落ち感が凄い……。
汗ダラダラだし……。

なんだか日の呼吸によるインフレ感が少しだけ勿体無い気がします。

これは炭治郎だけが上弦と戦ってるからそう思うだけで、
杏寿郎さんの死から強くなった伊之助や善逸もこれくらいの戦闘は出来るようになってるのかな。

それはそれで上弦の圧倒的強さや恐怖が薄れてしまうという感じも。

日の呼吸は命を削ってるかのような反動があるからいいのかな……?
うーん……。

何にせよ、今の炭治郎はまともではない感じがします。
元々自身の命を顧みずに戦うタイプなので怖いです。

とにかく天元さん早く来てくださーーい!!

日の呼吸や、派生の呼吸の設定を妄想していると、
以前少年サンデーで連載していた『結界師』というマンガを思い出します。
あれも正統継承者には特別な力が有り~~という設定で、
圧倒的な力に対しての劣等感を上手く描いていた作品だったと思います。
好きでした。

ふと思い浮かびましたが、
日の呼吸の開祖が未だに生きていて、その方法は若き身体を乗っ取り続けているから、
なんて展開はイヤですね。
お父さんも開祖の器を作るために子供をたくさん作っていたとか……。

考える程少年漫画の設定ではないので自分の中で却下です。

開祖が生きているとかそこまでメチャクチャな設定は無いな、と思いましたが、
開祖が鬼となって鬼舞辻無惨の呪いも外して鬼を狩り続けているとか。
無くは無さそうに思えてきました。

禰豆子も鬼舞辻無惨の呪い外してるし!

本当に鬼滅の刃は妄想が捗ります。

次号も楽しみ!