鬼滅の刃 第109話「死なない」感想・考察

鬼滅の刃 第109話「死なない」感想・考察

出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第109話
週刊少年ジャンプ2018年24号



出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第109話

肉を切らせて頸を断つ!

腹を刺されながらも哀絶の頸を撃ち抜いた不死川玄弥(しなずがわげんや)!
しかし頸は皮一枚で繋がっておりそのまま再生されてしまいます!

哀絶が十文字槍を引き抜くと大量に出血が。
これは致命傷だと思われますが……。


出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第109話

急所を貫かれ満身創痍のはずの玄弥ですが、お経を唱え始めます。
「南無阿弥陀仏…」と言えば師匠の悲鳴嶼行冥さんですがこれも教えのひとつ?

積怒に「まだ生きているだろうが 頭をカチ割れ哀絶!」と怒鳴られ
哀しみながら止めの一撃を繰り出す哀絶でしたが――。


出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第109話

なんと哀絶の一撃を躱し、さらには背後を取り頸を落としにいきます!!
尋常ならざるタフさです!!
これは鬼への執念からなのか、それとも他の要素が関係しているのか。


出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第109話

気合いの一撃が入るかと思われましたが、積怒の雷撃に阻まれてしまいました。
雷をもらいながらも積怒に銃撃を放つと、その隙をつかれ、哀絶に吹き飛ばされてしまいました。
これまた重そうな一撃……。

今度こそ戦闘不能か!?

そんな戦闘を見ていた可楽も玄弥に興味を持った様子。


出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第109話


出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第109話

禰豆子のお腹がああああ!!!
なんてひどいことする鬼だ!!
と思ったけど禰豆子も堕姫に同じ様なことしてましたね!!!!

お腹を蹴り抜いた可楽はそのまま禰豆子の手足をもごうとします。

しかしそこは禰豆子。
黙ってやられはしません。


出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第109話

お返しと言わんばかりの蹴り上げを可楽の顎に食らわせると、自ら腕をちぎり血を浴びせます。

そして禰豆子の血鬼術「爆血」で焼き払いました。


出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第109話


出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第109話

可楽の団扇を奪うと、そのまま可楽を吹き飛ばしました。

吹き飛ばす前の描写ではすでに火が消えているのを見ると、禰豆子の爆血はダメージを与えるための技ではないのでしょうか。
攻撃と攻撃の間に挟んで相手の動きを制限する程度?

堕姫には結構な火傷ダメージを与えていましたが、もしかするとあれは堕姫が生前に焼かれて死にかけたところからくる相性の問題だったのかもしれません。

さて、禰豆子は奪った団扇でそのまま積怒を吹き飛ばそうとします。


出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第109話

それは流石にさせてもらえず……。
積怒の動きの方が速かったのか、錫杖を首に突き刺され、雷の直流し喰らってしまいます。
かなり痛々しい……。

この雷もダメージ狙いというより行動不能にするための技なのでしょうか。
最初に炭治郎が喰らった時は意識が飛びそうになっていましたが、
その後にダメージが残っている感じでもないし、玄弥もすぐに反撃をしていました。

なんか半天狗って殺傷能力低い……?

それと禰豆子が可楽を吹き飛ばしましたが、人のいるところに飛ばしてしまっていたら結構悲惨なことになってしまうのでは……。
運良く無一郎くんのとこに飛んでけば玉壺と可楽くらいまとめて倒してくれるはずなのでそうであることを願います。

というかこのシーン前後の禰豆子の着物がはだけ過ぎていて心配です。

場面は変わり炭治郎と喜びさん(未だ名前無し)。


出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第109話

空中からの一撃離脱戦法に手こずっています。
空を飛べるってかなり有利ですよね……。
自分だけ安全圏を持っているようなものだし……。

炭治郎は何か策を思い付いた様子ですがなんでしょう?
もしかしたら余計に事態が悪化するようなこと……。

玄弥の戦闘方法とか知らないだろうし協力技とかじゃないですよね。

ふむ。

そして場面は戻り、玄弥と哀絶が対面しています。
玄弥は、鬼から見ても並の人間とは思えない耐久力のようで哀絶からも一体何なのだと問われます。


出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第109話

「俺の名前は不死川玄弥 しっかり覚えろよ」

「テメェを殺す 男の名前だァ!!」

名前を聞かれているわけではないのにこの啖呵!
どこかで聞いたことがあるようなセリフですがかっこいい!!

そして顔にはいつかの傷跡が浮かび上がり、犬歯が異様に目立っているように見えます!
この変化は一体!?
気になる引き(前回も玄弥の引きだったな…)で次回へ!


やはり気になるのは玄弥の変化。
唱えている阿弥陀経にはどんな意味があるのか。

あと無一郎くんサイドの状況ですね。

玄弥の阿弥陀経は最初は岩の呼吸の回復技なのかな~と思っていましたが、
そんな便利なものがあるとはちょっと思えないし、最後のコマでまた傷跡が浮かび上がってる
のはどういうことか説明がつきませんよね。

犬歯が鬼の牙の様に見えるので、もしかして不死川家は鬼と血の交わりがある半鬼の家計だったりするのかもしれません。
不死川家が鬼を憎む姿勢がかなり極端なのでその辺りも繋がってきますね。

それか岩柱の悲鳴嶼行冥さんが鬼の血か肉を取り込んで力を手に入れたりという方法に手を染めていて、それを制御するための阿弥陀経?
だとすると風柱の不死川実弥さんが「弟はいない」と言ったことにも繋がります。
鬼が大嫌いだから鬼を滅殺するためと言えど鬼の力に頼るのは嫌だとかで。

しかし鬼取り込み説は匂いとか気配やらで炭治郎や半天狗に気付かれそうですが……。
それに傷が再び浮かび上がってくるのってなんなんでしょう。
うーーん。
気になる!!

あと鬼化の進んだ状態の禰豆子と喜怒哀楽の半天狗が似てるなぁと思いました。
角とか、目の周りの模様とか。

さてさて気になることがどんどん増えてきまして、一週間が長く感じてしまいます。
次回も気になります!!