出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第108話
週刊少年ジャンプ2018年23号
前回ラストに炭治郎との会話を思い出した時透無一郎くん!
普段の合理的な考え方を捨て、未熟な刀鍛冶を助けることを選択しました!
この行動が巡り巡って、彼に何をもたらすのでしょうか。
鯉のお化けは壺を破壊したら崩れて消えました。
ヒイイイイって鳴きながら。
玉壺の血鬼術だと思いますが、無一郎くんはもう一体の強力な鬼がいることに気がついたでしょうか。
襲われていたのは小鉄くんでしたね。
「わああんすみませぇん嫌いだったんです!!」
めっちゃ素直じゃないですか……。
きちんとお礼を言える子は偉い子!
小鉄くんとおしゃべりしている場合じゃないと、里に向かおうとする無一郎くんでしたが、
鉄穴森さんも襲われていることを聞かされます。
今行っている鋼鐵塚家の日輪刀研磨術は少しでも手を止めてしまうと駄目になってしまうらしい……。
それは確かにかなり過酷ですね……。
ここでまた少し迷う無一郎くんでしたが、お館様との記憶が脳裏をよぎります。
恐らくお館様のお屋敷で、ぼろっぼろになって介抱されている無一郎くん。
そして語りかけるお館様。
この記憶はいつのものなのでしょうか?
時系列が気になります。
お館様の言葉を素直に受け取ると、
この怪我を負った時に記憶を失い、無一郎くんは混乱している、というように捉えられます。
しかし気になるのが、この時のお館様の顔の痣が口角辺りまで広がっていることです。
柱合会議の際はまだ鼻の横までは広がっていませんでした。(参照)
ということはこれは柱合会議の後の話?
だとすると、無一郎くんは何らかの理由で後天的に記憶障害を患い、
この時はまだ自分を取り戻すことに躍起になっていた?
頭の中の霞を晴らすために無茶をしていたのでしょうか。
というか今でも強さを得るためには問答無用なところがありますし、
結構無茶をするタイプなのかもしれませんね。
それにしても下弦の鬼相手に無一郎くんがこれほどの重症を負うとは考えづらいです……。
上弦か、それとも鬼舞辻無惨本人と戦闘があったとか……?
ヒイイイ!
人間絶叫マシーン!
鉄穴森さんと鋼鐵塚さんを助けることにした無一郎くんは、
小鉄くんを担いで走ります!
この選択が正しいのか、間違っているのか。
葛藤はあっても、信じます。
お館様に認められた、鬼殺隊・霞柱の時透無一郎ならばできると。
無一郎くんもとっても良い子でした……。
なんか良い……。
このまま無一郎くんが上弦を二体とも倒しちゃってもいいかなと思います。
炭治郎たちは死なないように粘ってて!
そして場面は炭治郎へ移ります。
前回足にくっついた小さい喜の半天狗から攻撃を受けそうになっていましたが……。
普通に斬りました。
喜びさん(仮名)の音波攻撃は結構溜めが長いですね。
しかし分裂してさらに増えてしまいました!
今度はまともに喰らってしまう炭治郎!
万事休すか……!? と思いましたが――。
攻撃の威力が落ちてる!
分裂を繰り返すことで弱くなっていくようです!
それでも鼻血が出たりしているのでのんきに喰らいまくっていいような攻撃では無さそうです……。
炭治郎も喜怒哀楽の四体でいる状態が一番強いだろうと予想しています。
果たしてそんなにすんなりいくのか……。
上弦はここからがしつこい。
分裂した喜びさんを突き刺し、攻撃を止めた矢先に、
後ろから喜びさん本体がやってきました。
気配を察知した炭治郎はうまく本体からの音波攻撃を躱します!
しかし喜びさんの本命攻撃は高速移動からの爪による斬撃でした。
そういえば最初に炭治郎をさらっていった時も速かったですね。
この炭治郎、なんだかいつもと雰囲気が違うように感じます!
自信ありげでかっこいい……!
高速移動の喜びさんの高速移動にしっかり対応し、斬撃を与えていました!
頸を落とすまではできていませんが、しっかり追撃しています!
四体に分かれているとはいえ、なんだか上弦の鬼とまともにやりあえていませんか!?
炭治郎すごい! 強い!
これも縁壱零式との修業で身につけた動作予知能力の賜物なのでしょうか!
なんだかまだ落とし穴がありそうですがここまでは圧倒しています!
喜びさんも「歓喜の血飛沫をもっと上げてみせろ!」とハイになっていますが、
その前に名前を教えてください。
しかし少し気になったのがこのシーン。
音波攻撃を阻止しようと口を斬ったんだと思いますが……。
これって狙っていれば頸を斬れていたのでは……?
追撃のために炭治郎が振りかぶったところで、場面は禰豆子と玄弥サイドへ!
強力な風を起こす団扇は抑えられていますが、膠着状態になっています。
これは可楽が遊んでいるからなのか……。
禰豆子も長時間この状態で戦うことは厳しそうですしそもそも多勢に無勢。
明らかに劣勢です。
そしてしれっと哀絶さんの名前が発覚しました。
禰豆子と力比べをしている可楽の言葉は無視し、禰豆子に止めを刺そうと動きますが――。
「テメェの相手は俺だろうが」
銃撃一閃!
この男、不屈!!
哀絶の頭を吹き飛ばして次回へ!!
吾峠先生お誕生日おめでとうございます!!
遅くなってしまいましたが5月5日は吾峠先生のバースデーだったようで。
おめでとうございます!
吾峠先生のご健康とさらなるご活躍を祈りつつ、これからも鬼滅の刃を応援させていただきます!
そして本編。
やはりと言うかまさかと言うか!
不死川玄弥はタフですね!
遊郭編も終盤はみんな重症を負いながら戦っていたのでそんなに感じませんが、
どてっぱらを貫かれてますし十分に致命傷でしょう!
それでも汗一つかいていないこのタフさはやはり不死川家の血筋に何か理由があるのでしょうか。
読み直してて気付きましたが、蝶屋敷と温泉で会った時にあった顔の傷跡も消えているんですよね。
不死川実弥さんも同じかは分かりませんが、もし玄弥と同じように傷跡が消えるくらいの回復力があるのだとしたら、柱合会議で全身傷だらけだったのは常に傷だらけになるような戦場に身をおいてるから……?
しかし柱が傷だらけになるような戦闘って上弦との戦闘くらいしか考えられない……。
それにしてもラストの血走った玄弥の目つきは実弥さんっぽいですね。
玄弥の使う呼吸等も気になりますし、ますます次回が楽しみです!!
半天狗の方もまだまだ戦闘は長引きそうだし、玉壺も絡んでくるだろうし……。
気になることが多すぎる!
ヒィィイイイイ!!
無一郎、最高