鬼滅の刃 第179話「兄を想い弟を想い」感想・考察

出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第179
週刊少年ジャンプ201947


おはこんばんにちは。
トンガリです。

元気です。
しかし第179話は鬼滅の刃というよりもキツめの刃といった内容で……。
感想が書けるのかどうか……。
もはや考察は不要な程の描写に感情的になるなというのが無理な話です。

まず表紙……。

―――強く焦がれ
        強く焦がれ――――

これは黒死牟が地獄の業火で焼かれている演出か、
それとも“この世”という地獄で鬼となってからも灼かれ続けていた嫉妬の炎に灼かれる姿か……。

はたまたその両方か……。

爪が剥がれるほど掻きむしり骨まで灼き尽くす程の炎に、表紙から暗澹たる雰囲気に引きずり込まれました。

本編は黒死牟の描写は一切されず、鬼殺隊の剣士たちが描かれていました。
これでもう黒死牟は地獄に落ちていったのでしょうか。
ほんの少しは何か地獄までの描写があるのかなと思っていたのですが……。
この全く救済の無い最期は……いやそれでもだからこそ黒死牟、巌勝さんの最期としてはそれでいいのでしょうか……。
誰も気に留める者のいない最期……。

上弦の壱・黒死牟が再生しなくなったことに気付いた岩柱・悲鳴嶼行冥さんは、
風柱・不死川実弥さんに声をかけて制止します。

しかしそれでも攻撃を止めない実弥さん。

悲鳴嶼さんが後ろから抱き抱えてみると途端にガクリと体中から力が抜けた様子。
それどころかすでに意識を失っており、それでも尚動き続けていたようです。

消えて無くなるまで刻む、と豪語していた通りにそれこそ死ぬまで戦い抜く気概を見せてくれました。
柱として天晴れです。

唯一動く事ができる悲鳴嶼さんは全員の様子を確認します。
まず玄弥はまだ意識もあり悲鳴嶼さんに声をかけることができています。

悲鳴嶼さんはまだ息のある弟子にすぐに駆け寄り状態を見ます。


出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第179

すぐに兄や霞柱・時透無一郎くんのことを気に掛ける玄弥……。
絶対そんな余裕のある状態じゃないのに……玄弥……。
やさしい……やさしすぎる……。

鬼を取り込んだ為にこの状態でもまだ生きている。
しかしその効力も出血と共に殆ど抜けている。

これが悲鳴嶼さんの下した判断です。

鬼の力が殆ど抜けているから稀血である実弥さんを傍に置いても恐らく問題はないと……。

恐らく、ということはそこは確信がないということだと思うのですが……。
それでも心配している兄の姿を傍に置いてあげるのはもう時間がないからですか……。
最期くらい、とそういうことですか…………。

この辺りから悲鳴嶼さんが先週までとは打って変わって常に涙を流し続けているからもうこっちまでダメなんです……。

玄弥の隣に実弥さんを寝かせてあげた悲鳴嶼さんは、
次に無一郎くんの元へ移動します。

無一郎くんに「お前たちのお陰で勝てた」「心から感謝と尊敬を……」と声を掛けます……。
「必ず無惨を倒して其方へ行く、安心して眠れ」と……無一郎くんの瞼をそっと下ろします……。

ここ悲鳴嶼さんも言葉に詰まってるんですもん……。
無理でした……。

無一郎くんの閉じられた目がぱっと開く描写に一瞬だけ思考停止した脳みそが「えっ!?」となりかけましたが、分かってます。

無限城にイチョウは舞いません。

兄・有一郎くんもいます。

生前から厳しかった有一郎くんは厳しい言葉を掛けます。

「こっちに来るな戻れ!」
「逃げれば良かったんだお前はまだ十四だぞ」
「こんな所で死んでどうするんだ?無駄死にだ」
「こんなんじゃ何の為にお前が生まれたのかわからないじゃないか」

二人のやりとりを見てて凄く有一郎くんっぽいなぁと思いました。
回想でちょっとしか出番なかったのにそれでもそんな風に感じるんだなぁと不思議でした。

あと身長が。
有一郎くんは死んで先にここに来た時点で成長が止まっているので無一郎くんの方が高くなってます。

「僕が何の為に生まれたかなんてそんなの自分でちゃんとわかってるよ」

「僕は幸せになる為に生まれてきたんだ」

これを…………巌勝さんに教えてあげたかった…………。

幼い頃に母を亡くし、父を亡くし、そして兄を亡くし記憶を無くし。
それでも幸せを忘れない。
家族四人で暮らしていた時のこと。
一人ぼっちになってからつらいことや苦しいことがたくさんあったこと。


出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第179

それでも仲間ができたこと。
幸せだと思う瞬間が数え切れないほどあったと話している無一郎くんに言葉が出ません。

「何からも逃げなかったし目を逸らさなかったんだ」
「仲間の為に命をかけたこと後悔なんてしない」

本当にこの言葉の通りだと思います……。
記憶がなくて合理性の塊みたいだった時も、自分の使命を見失うことはなかったし出来ることをするために行動していました。
何からも逃げなかったし目を逸らさなかった……凄く大事なことだ……。

無一郎くんの想いに触れた有一郎くんも流石に謝ります。
しかし厳しい言葉はどれも無一郎くんを思う気持ちの現れだととっくに分かっています。

「わかってるよ、だけど俺は」

「無一郎に死なないで欲しかったんだ……」
「無一郎だけは……」

イチョウの花言葉調べたら「長寿」と「鎮魂」でした……。
そうですか……長寿…………。

イチョウが降りしきるこの場所で、二人の再会を一頻り悼んだら、また家族四人で笑顔になってほしいと切に願います…………。

悲鳴嶼さんが無一郎くんの頭を撫で別れを惜しんでいると、背後から叫び声が聞こえてきました。


出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第179

「なんで鬼みたいに体が崩れるああああクソッ!!クソッ!!」

玄弥!!!!!!!!!!

なんで!!!?
頭が崩れてる!!!!!!

なんで!?!?

それでも、息も絶え絶えになりながらも兄・実弥さんに謝り続ける玄弥……。

「あの…時…兄ちゃんを…責めて…ごめん…」
「迷惑ばっかり…かけて…ごめん…」
「守って…くれて…あり…がとう…」

「兄ちゃん…が…俺を…守ろうと…してくれた…ように…」
「俺も……兄…ちゃん…を…守り…たかった…」

「同じ…気持ち…なん…だ…兄弟…だから…」

辛い思いをたくさんした兄には幸せになって欲しいと、黒死牟戦で玄弥を助けた時の実弥さんと全く同じことを話します。
兄弟だから同じ気持ち……。
兄弟…………。


出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第179


出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第179

ありがとう。
玄弥。

鬼化が進んでいるから大丈夫なのではないか。
頚を両断されていないから何とかなるのではないか。
ここ何週間も、色んな考察が飛び交っていましたね。
凄くたくさんの人が一生懸命に議論しているのを見て胸が熱くなったものです。

なんで鬼のように崩れていってしまったんだろう。
この最期を見て、玄弥の鬼喰いは本当に特殊な体質だったんだなと思いました。
安易に鬼化してしまうとかではなく喰べたものの特性を吸収していくような。
鬼滅の刃では特殊な存在は今の所“鬼”しか出ていないので鬼にしかなっていませんでしたが、
多種多様な存在が登場する作品であればそのどれも喰って吸収してしまっていたかもしれません。

それとも、度重なる鬼喰いによって、本来の人間である部分が段々と摩耗してしまっていたのかもしれません。
死ぬことで人の形を保てなくなった肉体が崩壊してしまった……とか……。

でも血まで……血まで消えてるんです……。

いなかったみたいに……消えてしまいました……。

実弥さんの「大丈夫だ何とかしてやる」「兄ちゃんがどうにかしてやる」という叫びが完全に一話の炭治郎で。
幸せになって欲しい。
全ての元凶を討ち滅ぼした後に。
幸せだった思い出と辛い思い出をたくさん抱えてずっと生きていて欲しい。

「…不死川、行かねばならぬ」


出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第179

「無惨を倒すまで終わりではない」

めっっっっちゃくちゃ厳しい……。
岩。
まさに岩のような意志、覚悟。

これが鬼殺隊の柱の中でも最強の、岩柱です。

親も兄弟も共に暮らす子供たちも仲間もお館様も弟子も全て殺されました。
その元凶は紛れもなく鬼舞辻無惨です。

勝たなければなりません。


全てを終わらせるまで……立ち止まれない……。

分かってはいますが……。
この話を挟んだことによって大ダメージです……。

鬼殺隊の柱たちと同じ辛さ悲しみを背負って次の戦いへ向かうことができます。

鬼滅の刃は敵である鬼側の事情でも胸を締め付けるものがありますが、
やはり仲間側の極大の感情は心に響きますね…………。

玄弥……無一郎くん……。

必ず勝って報告したい…………。

実弥さんはこれ立ち上がれるでしょうか。

実弥さんの慟哭がもう辛くて辛くて……。

これほどまでに取り乱すのは、実弥さんの中で「弟の幸せな暮らし」というモチベーションがとても大きな割合を占めていたからであって……。

いやそれでも実弥さんだってこれまでに色んな歩みがあった訳ですから。

匡近さんやお館様、それ以外にもたくさんの仲間がいましたからね。

全然関係ありませんが、玄弥の消え方が「AKIRA」で見たような消え方だったのでAKIRAの世界観思い出してそっちでも物哀しい気持ちになりました。

今回はもう本当に寂寥感とか哀愁とか遣る瀬無さとかではない、最大級の「悲しさ」を味わいました……。

辛いし悲しい……。

無惨を倒せれば……倒せさえすれば命をかけて戦い散っていったものも報われる……。
そうであるはずなんだ……。

あと少し……あと少し……。

改めまして。

鬼滅の刃は本当に貫いていきますね。

死んでしまいました二人。

最終決戦です。
極限の戦いです。
命かけてます。
死ぬのが当たり前です。

でも少年漫画で、それもこんなに勢いのある作品で。

これって凄いことですよ。
凄いことだと思いますよ。

吾峠先生は売れても売れなくても自分の作品を描き切って下さっていると信じられます。

多少、戦闘や道すがらで引き伸ばしや追加した部分なんかはあるかもしれませんが、
本筋に影響があるような変化はせずに貫くところは貫いて、“鬼滅の刃”という作品の世界を描き切って下さっていると思います。

無一郎くんだって仲間の為に命をかけたこと後悔してないと言ってました。
確かにもう決戦前のみんなが集まれるような幸せの形は見られないかもしれません。
でも命をかけて戦ってくれた隊士たちのお陰でこの先のたくさんの幸せな未来が生まれていることも間違いありません。

信じる……トンガリはこの戦いで全てが終わってみんな幸せになってこれからもずっとずっと人間の営みは幸せな未来に向かって続いていくんだと信じてなんとか執筆するためのテンションを取り戻しました……!!

感想になってますかね。

なんであんなにイチョウが舞ってるの?そんな関連あったっけ?とか考えられませんでした。
苦し紛れに花言葉とか調べてみましたが長寿って……。
イチョウって葉っぱが左右で対称に分かれてたり、実が2つセットで対になってたりしますし双子を連想させるものみたいな季語?的な感じとかあるんでしょうか。
今日は調べられません。

玄弥は本当になんで崩壊したの。
悲しいです辛いです。
鬼化してる訳でもないのに、本当に悲しい。

鬼化してるなら再生してください!!!!!!!!!!

ボロボロになるまで戦ってました……血鬼術まで使って……。

でも勝ちました~。
犠牲は出ましたが、4人で上弦の壱を滅殺したのは快挙だと思います。
勝てますか?
もう一度やっていたらどうなるか分かりませんよ。
それでも勝機を手繰り寄せて手繰り寄せて……。

勝ちましたね!!!!

次回こそは炭治郎の手紙や蛇柱恋柱の鳴女戦や合流した同期組や

同期組

同期組……玄弥……。

つら……い……。

流石にこの話の後に恋柱のテンションは描けないと思うので次回鳴女戦は絶対に無いと予想します。
珠世さんと炭治郎の手紙。これですね。

ここ最近本当に重苦しい展開が続いてますが皆さん大丈夫なのでしょうか……。
他のネットやSNSなんかはどうなっているんだろう……。
トンガリは最新のものとか流行りものとかに疎いのですが……。
少年漫画としては結構ハードめな展開ですよね……最近ではそんなでもないのかな……。

トンガリは限り限りではありますがなんとか踏みとどまっています。
みんな覚悟して戦ってるので、よわよわなトンガリでもほんの少しは意地を見せたいです。

とかいいつつ今回はこの辺でドロンさせてください。

あまり盛り上げられなくて申し訳ないです。

次回はもう少しなんというか、熱い感じの流れがくるのではないでしょうか。

ではこれで……。
次回もよろしくお願いします。

キメツー!

「鬼滅の刃」各話まとめはこちら

https://manga-more.com/archives/2602

『鬼滅の刃 第179話「兄を想い弟を想い」感想・考察』へのコメント

  1. 名前:S 投稿日:2019/10/22(火) 22:01:39 ID:7d38ce9f3 返信

    お疲れ様です。
    これまでの物語中、圧倒的に悲痛な回でした。時透君と玄弥、それぞれのシーンで少し泣いてしまいました。

    黒死牟戦が始まる前は、漫画のセオリーから穿った展開予想をしていました。
    キャラクターの命を軽視してしまっていたな、と反省しています。

    鬼殺隊の柱たちと同じ辛さ悲しみを背負って次の戦いへ向かうことができます
    >
    本当にこのお言葉通りです。これからは鬼殺隊全員に敬意を払って、その生き様を最後まで見守るつもりです。
    (勿論、物語をメタ的な時点で見るのも1つの楽しみ方で悪いことでは無いですし、トンガリさんの様に作品をしっかり読み込み展開予想をするのは健全な楽しみ方ですけどね‼︎)

    黒死牟戦は劇的だけど必然性のある展開になっているところが本当に見事でした。
    弱者が戦局を覆す熱い展開ながらも、あくまで弱者だからこそ可能な突破口的なもの。
    長年経験を積んできた者の強さを矮小化させない。
    残った年長組2人には無惨戦でも同期組・年少組とはまた違った、安定感のある強さを見せてもらいたいです。
    活躍する事で黒死牟戦で散っていった年少組2人に間接的に花を持たせてほしい。

    そして、悲鳴嶼さんの「其方へ行く」という言葉。煉獄さんの死を知った時のお館様を思い出しました。当然のように死ぬつもりでいるのが辛い。
    痣は25歳超えの悲鳴嶼さんを筆頭に、メインキャラほぼ全員に関わってくることですね。

    冨樫先生が鬼滅単行本の帯コメントで、希望と絶望のバランスの良さについて書かれていました。
    冨樫先生はキャラクター人気が高すぎると生死で作品人気に影響が出てしまう恐れがあり、ストーリーを自由に作れない、という少年漫画での表現の限界を感じていたようです。
    また「るろうに剣心」の和月先生は登場人物を死なせなかった回では、甘い展開を批判する声もあったけどアンケートの結果も良かった、と語っています。

    救いのある展開の方が、キャラクターに愛着を抱いている読者からのウケは良い。しかし、過度なご都合主義は緊張感を無くしてしまう。難しいところです。
    鬼滅は痣関連の伏線は丁寧に貼られているので、救いのある展開、シビアな展開
    どちらに舵を切っても納得のいくストーリーになるでしょう。

    今は仲間の死を十分に悼む時間も残されていない、とても辛い状況ですが全てが終わった時、改めて散っていった仲間達の幸せな様子が描かれると信じています。
    継国兄弟についても、これからの物語の鍵を握る存在ですし、縁壱目線での独白は近いうちに描かれる事でしょう。
    前述の「救い」のある展開に関わってくる存在でもあるし、楽しみにしています。

    最後になりましたが、
    毎回丁寧な考察とコメント返信
    本当に、本当にお疲れ様です。
    トンガリさんが読者の大多数が感じているであろうことを丁寧に文章化して下さっていますし、「こういう見方もあるのか」という考察はコメント欄の皆様がされるでしょうし…
    なるべく皆様が言及されていない箇所を拾うように心掛けます。

    • 名前:トンガリ 投稿日:2019/10/23(水) 23:34:17 ID:7e1aef6f9 返信

      Sさん、コメントありがとうございます。
      同じく涙がこぼれ落ちました。
      逝ってしまった者も残された者もみんな悲しみました。
      それってとっても尊いことですよね。

      トンガリは黒死牟戦もまず無一郎くんが単独で善戦して悲鳴嶼さんが来て二人がかりで勝つとかぬるい予想をしていたので散々でした……。

      この作品は本当に読者の心を作中人物の心境・心理に寄せていくのが巧みで……。
      だからこそ、読み終えた後の没入感というのでしょうか、胸に押し寄せてくる感情の波が凄いです。

      劇的だけど必然性のある展開……仰る通りですね……。
      味方にだけ損害が出ないなんてことはなく、命をかけて戦ったものが仲間を守るために命を落としていく。
      そういうことがどうしても避けようがない時もあるんですよね。

      あと力の足りない者は一度限りの意表を突く行動しかできず、実際に戦い続けていたのは長く戦い抜いてきた柱だったのも説得力がありました。
      鬼滅の刃はここで玄弥が覚醒して実力で黒死牟を圧倒するんじゃないんですよ。
      作中では弱者の可能性と言われていましたが、あくまでも弱者。その場で最も弱いものなんですよね。
      ここがしっかりしているから、柱たちがどれだけの修羅場をくぐり抜けてきたかも薄まらないし、敵の強さも揺るがない。
      だけど弱い者が不要かと言われるとそうではない、といったことを見せる戦いがとても見事に魅せられていたと思いました。

      悲鳴嶼さんの「其方へ行く」……。
      これまでの戦いを見ていると言葉だけではなく本気でそう言っている覚悟が分かるので凄く引き締まるセリフでした……。

      実績のある先生方でも難しい部分なんですね~!
      利益を上げなければならない出版社で書いている以上、読者がいて成り立っていることを蔑ろにはできない部分もあるのでしょうね……。
      それを考えずに描けるのはそれこそ個人で発信している創作漫画のみですよね。

      でもこのバランスがあるからこそ少年漫画の味や色が変わって、良い感じの絶妙な塩梅になっているという面もあると思います。
      どうしても死を描くのは嫌だという思いも、残酷な世界でも強い覚悟を持って生き抜く姿を描きたいという思いもどちらの気持ちも分かります。
      これらの葛藤が作品を熟成させる要因になっていることを願って今後も「鬼滅の刃」という作品に触れていきたい……です……。

      痣関連は本当に繊細に描かれていますよね。
      人類への痣の発現が鬼の出現と関連していて、無惨を滅殺し全ての鬼が消え去った後に痣も消える、という展開になっても決して都合が良いとは思いません。
      縁壱さんの残したもの、繋いだものがきちんと描写されることも楽しみにしています。

      そしてトンガリなんかには勿体ないお言葉……痛み入ります……。
      コメントへの返信は、正直に申し上げますと、とても難しいです。
      というのも、人によってはコメントの内容や文章の書き方が非常に高度なレベルでまとまっていて、
      トンガリがコメントを返すことが蛇足でしかない場合が多々あるからです。
      これまでコメントには全て返信してきましたが、今はもうコメント欄に関してはトンガリの扱える範囲を超えて広がっていってるなと感じています。
      少し寂しいですが、とても嬉しいことです。
      ただ、当然コメントが付くことが嬉しくて、関わりたい、交流したいという思いもあります。
      何を言いたいのか分からなくなりました。
      トンガリに出来ることは微々たることですが、これからも伸び伸びと自由に、同じ作品を好きな同志たちの感想や考察が飛び交うコメント欄であってほしいと願っています。
      Sさんや、コメントをくれる仲間たちに最大限の感謝を。
      本当にありがとうございます。

  2. 名前: 投稿日:2019/10/22(火) 23:23:03 ID:03e5fbc48 返信

    トンガリさんはじめまして!
    実は結構前からブログ読ませてもらっています。
    今回は本当につらい回でしたね。
    私はインスタで感想書くことが多いのですが、SNSも荒れていますよ。。。泣

    私は実弥さん推しなのですが、今回は読んでいて何度も涙でした。
    無一郎くんも玄弥も死んでしまった…
    実弥は本当に報われなくて心配ですね。
    でも死んでいった2人は最後まで勇敢で立派だったと思います。
    感動しました。

    ワニ先生の貫きっぷりはすごいですね。
    でもだからこそこんな壮大な話になってるんだと思います。
    これからも覚悟しながら読むことになりそうですが、期待してます。

    トンガリさんの丁寧な考察がいつも本当に好きで参考になります。
    これからも読ませていただきますね!

    • 名前:トンガリ 投稿日:2019/10/23(水) 23:49:28 ID:7e1aef6f9 返信

      青さん、コメントありがとうございます!
      ブログ読んで頂けて嬉しいです、ありがとうございます!

      インスタグラムで感想を書く方もいらっしゃるのですね……。
      色んな形で想いや気持ちを発信できる本当に良い時代になりましたね……。

      しかしやはりSNSでも賛否両論……というか阿鼻叫喚?でしょうか!
      さすがのトンガリでも今回の衝撃の大きさは肌で感じています。

      実弥さん……。
      今回、玄弥と実弥さんどちらがしんどかったのか考えましたが「両者ともに辛い」とトンガリの中で結論付けました。
      玄弥が兄弟だから同じ気持ちなんだ、と語るところでもうメッソメソになってしまってボロボロでした。
      実弥さん心配です……。
      立ち上がれないってことはないですよね……?
      実弥さんが玄弥に家族を作って幸せになって欲しいと思っていたのと同じ様に、玄弥も実弥さんにそれを望んでいたことを受け止めていて欲しいです。
      もう玄弥も死んでしまったから俺の命なんかどうなったっていいと捨て鉢な戦いになってしまわないかとか……。
      両腕で剣を触れる限りは、決して無駄死にならないように自分の生存も考えて欲しいと願わずにはいられません……。
      黒死牟戦で戦い抜いた二人や童磨と戦ったしのぶさんが命をかけて戦っていたのが見ていて辛かったです……。
      自分には到底できない鬼殺隊の剣士たちの戦いぶりは本当に、立派という言葉だけでは収まらないくらいに立派です。

      読むのに体力を使う骨太な作品ですが、我々のような漫画読みには最高の作品です。
      これからも全力で応援します。
      吾峠先生と鬼殺隊の剣士たちを!!!!!!

      丁寧だなんて恐縮です……!
      ありがとうございます!
      今後とも楽しんでいって頂けると嬉しいです!

  3. 名前:ましま 投稿日:2019/10/23(水) 01:49:25 ID:817005061 返信

    トンガリさんはじめまして!
    いつも想いのこもった感想拝見しております。

    > なんであんなにイチョウが舞ってるの?そんな関連あったっけ?とか考えられませんでした。
    突然すみません、こちら思い当たりがありまして……
    おそらく、118話~あたりを見返していただくとわかりやすいのですが
    無一郎くん(と有一郎くん)の故郷・景信山のイチョウだと思います……!
    それにしても鎮魂と長寿……胸にきますね……

    毎回本当に頷きながらご感想に同感しております……!
    胸は痛むばかりですが、沢山の想いが繋いだ希望を見守って行きたいですね……

    今後も楽しみに(かつ心の慰めに……)更新楽しみにしております!
    いつも本当にありがとうございます。

    • 名前:トンガリ 投稿日:2019/10/24(木) 00:04:57 ID:36fb2879c 返信

      ましまさん、コメントありがとうございます!
      想いだけは自信があります。
      トンガリは鬼滅の刃と鬼殺隊の剣士たちが涙が出るほど大好きです。

      読み返してきました!!!!
      めっちゃイチョウ舞ってますね!!!!
      結構ダメージを受けていたんです……月曜からあまり読み返せていなかったのを責めないでやってください……。
      そしてTwitterで訂正された正確な情報も併せて、ありがとうございます!景信山!

      現状って悲痛な想い以上に、奇跡的な凄い勢いで希望が繋がれているんですよね……。
      この戦いって物凄く大きなものを背負った戦いなんですよね……。
      毎週毎週少なからず打ちのめされてはいますが、鬼殺隊の剣士たちが戦い続けている限り決して心は折れません。
      コメント頂けると一緒に応援してくれている仲間がいるってことが凄くストレートに分かるのでほんっっっとに心強いです!!
      漫画でこんなに一喜一憂してしまうくらい夢中になってしまうトンガリですがこれからも支えてくださると嬉しいです!!!!
      こちらこそ本当にありがとうございます!!!!

  4. 名前:TOULU 投稿日:2019/10/23(水) 01:59:47 ID:15d0c9a9f 返信

    トンガリさん・・・・お疲れさまです。

    この前見た夢が鮮明に戻ってきました。
    無一郎くんがお兄さんにどこから話そうか考えている姿。
    玄弥が他の兄妹に探して逢う、そして全て話すと言っていた。
    あの夢が生死の境目にいないのに、まるで走馬燈のように頭を駆け巡りました。

    そして、涙が溢れ、流れが止まりません。

    無理矢理前向き思考で考えた所で、どこかで分かっていた場面。

    心が苦しくて苦しくて、トンガリさんが言うように、皆さんで端から端まで考えて考えていた場面。
    ぁぁ、せめて、二人が輪廻転生して再び人として生まれた際には幸せになれますように・・・

    同期組、全員の生還がなくなりましたが、残りの人数でもやり遂げる、無惨滅殺。

    この先、満身創痍での戦いをする残りの隊士の行く末を、引き続き見守り応援します!

    一区切りつき、心を強く持つ岩柱の言葉がなければ、皆足踏みして前に進めなかったと思うので、あのセリフに私は感謝しています。

    きっと心の何処かが岩柱であっても哀しみの色に染まっているのは分かります。
    そっと、そっと、優しく別れを告げ、撫でている、掌。
    ごっつくても、思っている言葉で伝わってきます。

    色々ぼやいてましたが、私も無惨滅殺を最優先事項と額面通り受け止めて、猪突猛進します。

    ただ、少しの時間。
    眼をそっと閉じ、深呼吸をして、精一杯生きてくれた彼らに
    心からの鎮魂を祈ります。
    無一郎くん
    玄弥
    よく頑張ったね、無意味なんかじゃない。
    二人がした事全て、二人がするべきだった事、他の隊士達が持っていくからね。
    だから、ゆっくりやすんでね。
    おやすみなさい。

    トンガリさん、一区切り後に、また待機ですが、次は次でまたハードになるのだろうと
    心を鍛えて堪えておきます!

    んーーーー!!おっしゃ!無理矢理気合いだ!んなろぉ!
    キメツーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!

    • 名前:トンガリ 投稿日:2019/10/24(木) 00:20:38 ID:36fb2879c 返信

      TOULUさん、お疲れさまです。
      コメントありがとうございます。

      無一郎くんにも、玄弥にも続きがありますよね。
      玄弥は絶対家族の元に行くし、無一郎くんは家族が待ってる。
      そう思うと悲しいんだけど祈らずにはいられません。
      無一郎くんや玄弥が繋いだものが、明るくて優しい未来に育まれていくことを祈ります。

      岩柱・悲鳴嶼さんの強さは心技体全てに及んでいて本当にかっこいいです。
      憧れます。
      突き進む力強さ、背中を押してくれる頼もしさ、傍で支えてくれる優しさ、いつだって慈愛を忘れない尊さ……。
      悲鳴嶼さんの存在は鬼滅の刃の中でも相当に重要な支えになっていますよね。
      こう、ガッチリした人が凄く好きなので好き!って感じだったのが、悲鳴嶼さんの人間味で完全に心を鷲掴みにされてしまいました。
      無一郎くんを撫でている手が優しくて優しくて……ダメだこれ無限ループの悲しみ。
      無一郎の無は無限の無。

      無惨さえ滅殺すれば全てが終わると信じてトンガリも全力応援していきます!!
      トンガリは鬼殺隊の剣士たちを信じてますよ!!!!(というかそれしかできない)
      ブログやっていて助かるのは同じ想いの同志たちが少なからずいることをダイレクトに知ることができることですね。
      いつも心強いです。
      ありがとうございます。

      次回も前のめりでいきましょう!
      キメツーーーーーーーー!!!!

  5. 名前:たなか 投稿日:2019/10/23(水) 04:55:37 ID:dfaaa0c6b 返信

    トンガリさん、初めまして。

    鬼滅の刃はアニメ開始からハマって、トンガリさんのこちらのブログを拝見し、本誌まで至らせて頂いた者です。

    ジャンプは紙媒体で見ているのですが、二度見ができないくらい強烈な衝撃でした。

    トンガリさんの更新を心待ちにしていました、俯瞰し、且つトンガリさんご自身の実直な熱い思いを窺えるからです。

    私自身ながらく少年漫画を読む機会がなく、久しぶりにハマった作品です。

    コメンターのS様が仰せの様に、ひと昔(ふた昔?)前ならば人気作品に有るまじき作中死と批判も多かったかと思いますが、吾峠先生の心情描写や伏線が素晴らしい為、この鬼滅の刃でないと味わうことの出来ない憂いと感銘を受ける作品だと思っています。

    SNSでの考察だったり沢山の悲鳴がそこここで聞こえてきていますが、最終話までしっかり(涙目でも)刮目したいと思っています。

    長文お目汚し失礼しました、これからもトンガリさんのブログ心待ちにしています。

    • 名前:トンガリ 投稿日:2019/10/24(木) 00:30:09 ID:36fb2879c 返信

      たなかさん、コメントありがとうございます!

      アニメ化の影響は大きかったです。
      こうして心から鬼滅の刃の世界に触れることができる読者が増えたことを考えると大成功だったのだと確信できます。
      それだけに、これだけ思い切った舵を切っていける吾峠先生の才覚には震えがくるほど感嘆してしまいます。
      ここ最近の展開……どうですか?
      ハッキリ申し上げますが、まともな才能ではこれほどの演出はできないと断言できます。
      特にタイミングが凄いです。
      吾峠先生はアニメ関連の情報を一切耳に入れていないんじゃないかと思うくらいに世界観がブレません。
      ビックリです。
      良い意味で、人とは思えないくらい鬼気迫る熱量を感じます。
      そのエネルギーに答えられる緻密な心理描写や間の取り方、雰囲気の出し方や演出……。
      全てが噛み合っています。
      万人にオススメできる作品かどうか問われますと、即答はできませんが、吾峠先生の世界観にほんの少しでもあてられてしまう方が読んだ場合は、
      大袈裟ではなく人生に影響を与えてしまう程の作品なのではないかと思います。

      トンガリは何があっても絶対に鬼滅の刃を最後まで見届けます!!
      願わくば、このブログでその瞬間まで応援できたらなと……。
      その時をたなかさんやたくさんの鬼殺隊応援隊の同志たちと共に迎えられたら言うことはないと思っています!
      これからも何卒よろしくお願いします!

  6. 名前: 投稿日:2019/10/23(水) 17:41:54 ID:cf10cbe77 返信

    トンガリさん、初めまして。初夏頃からブログ拝見させていただいております。

    私はアニメからの鬼滅ファンです。アニメ第1話の鮮烈なストーリーに引き込まれ、コミックを集め、バックナンバーなど駆使し、本誌の原作も全て読むことができました。吾峠先生の放つ言葉は、胸を刺すを超越し、心臓を貫通する重厚な魅力がありますね。

    本誌今回話は…言わずもがな、悲哀すぎて絶句しました……無一郎君・玄弥君の惨状に、実弥さんの慟哭……言葉になりません…
    実は私、20日日曜日に鬼滅の宴ライブビューイングを観覧し、最高のイベント内容に終始感涙してきまして、まさかその翌日21日月曜日に、本誌話で哀しみの涙をながすとは……2日間真逆の理由で、涙腺を酷使してしまいました(泣)

    作中の銀杏舞い散る背景は、先に ましまさんがコメントされている通り、無一郎君の故郷ですよね。それと銀杏を調べてみましたら、文学では双子の例えであり、樹齢が長く(=長寿)日本最古の木は1000年なんだそうです。
    1000年という時……『永遠は人の想い、想いこそ永遠であり不滅』という、先代お館様最期の言葉を彷彿しました。
    最後まで闘いぬいた、無一郎君・玄弥君の死は決して『虚無』ではなく、『無限』に繋がる未来を切り開いた活路と信じたいです…

    ここ数ヶ月、毎週本誌のページを恐る恐るめくっていますが、信念を貫き魂を込め書き上げてくださる吾峠先生に敬意を示し、原作ファンとしては新参者の自分も、鬼滅の刃ラストシーンまで愛していきたいと思います!トンガリさんブログも、応援しております!
    拙い長文、大変失礼致しました。

    • 名前:トンガリ 投稿日:2019/10/24(木) 00:52:53 ID:36fb2879c 返信

      雀さん、コメントありがとうございます!
      今年の夏は熱かったですね……もちろん鬼滅的な意味で!

      胸を刺すは超えてますよね~。
      心臓を貫通するとはまた素直に鬼滅の刃を受け止めていらっしゃることが分かる表現ですね……。
      心中お察しします。

      なんと!
      ライブビューイング参加なされていたのですね!
      トンガリは都合がつかず参戦も見送っていたのですが素晴らしかったようで羨ましい限りです!
      そして今回の緩急……というか急転直下の落差……。
      想像を絶しますね……。

      故郷の山、先程確認致しました。
      無一郎くんもさることながら有一郎くんも好きです。
      双子の例えあるんですね!
      鬼滅の刃は文学的な演出や描写が多々組み込まれているように感じるので本業が文章読みの方が手を出してみるとまた違った見方を明示してくれるんじゃないかと思ったり。
      1000年も生き続けるというのは想像もできませんね……。
      子孫を増やしながら自身も1000年の時を歩み続ける生き方というのも少し寂寥感を覚えます。
      雀さんと同じく繋ぎ紡ぎ続ける人の在り方を連想しました。
      人の営みって凄いんですよね……。
      トンガリのような日々目の前のことに追われているような人間は、定期的に鬼滅の刃のような作品に触れていないと忘れてしまいがちです……。

      わかります!
      凄く続きが気になって読みたくて仕方ないのに展開の重さ故に恐る恐る読んでいる心境!
      紛れもなく、今、我々は鬼滅の刃という作品の世界にどっぷりとハマっていますね!!
      新参者であることも古参者であることも、今の展開ではもはや些事でしかありません!
      より深く、より緻密に吾峠先生の描く世界に没入していきましょう!
      トンガリも鬼滅の刃に入り込むために怒りや悲しさも使って沈み込んでいきたいと思います!!
      これからも微力を尽くしていきますので、何卒よろしくお願いします!!

  7. 名前:萌黄 投稿日:2019/10/23(水) 21:09:48 ID:518bf901a 返信

    こんにちはトンガリさん!
    179話ショックでまた来てしまいました…
    ネットでも阿鼻叫喚ですよね、煉獄さんショックを思い出します。

    表紙の厳勝さんがあれで終わりな事に意外だなと思いつつ、縁壱さんって地獄で待ってそうにないな、とも納得しました。
    厳勝さんは全て踏みつけてきたから、蜘蛛の糸を誰にも垂らしてもらえないんですね。
    無惨もこんな風に落ちていく気がします。

    無一郎君と玄也君は本当にお疲れさまです…
    鯖兎が鱗滝さんの所に帰ったみたいに、二人ともちゃんと帰れたんだなと、つらくても安堵しました。
    イチョウは無一郎君の故郷としか認識して無かったです。沢山散ってるのは死を表現してるんだなーくらいしか。
    有一郎君の厳しめ言葉は私には有り難かったです。
    無一郎君は立派だし頑張ったし正しい。
    でも正しければいい訳じゃないって、はっきり言ってくれた有一郎君みたいな人は、この鬼滅世界に絶対必要な人だと思いました。

    実弥さんの悲壮感ほんとつらい…
    この人泣き方が痛々しいんですよ、吾峠先生よく分かってる…鬼…でも好き…
    私がクリティカルヒット食らったのは「神様」でした。
    つらい過去沢山で、神様なんていないって悟りそうな程の実弥さんが、自分では本当にどうしようもなくて「神様」に縋るんですよ。
    しかも実弥さんムキムキだけど、体格小さめで顔つきも幼いから、小さい子が縋り付いて泣きじゃくってるみたいで余計に悲惨…

    玄也君は、トンガリさんには申し訳ないですが、私は腑に落ちました。
    とある吸血鬼漫画で、吸血鬼は人から血と命を食うけど、人も吸血鬼の力を食ってグールになる、という話がありました。
    玄也君も鬼を食う毎に、鬼に内から食われて鬼になってるんだな、と思ってたので。
    むしろ完全に鬼化して暴走して実弥さんと殺しあう予想までしてたのでまだ耐えられました。
    まあつらいのには変わらないんですけどね!!!つら!!!

    悲鳴嶼さんは触れ方がすごく優しいの見てても分かる…この人本当に戦い向いてないくらい優しいんだなってつらくなる…
    悲しみや痛みでぐしゃぐしゃの泥みたいになった心に、岩の様な信念で重石をして、ずしずし前に進んで行くんですね…
    あの厳しい言葉は実弥さんへの優しさだと思います。
    実弥さんの心を急拵えでも支えるには、これしかないですよね。ひとまずの応急処置。

    長々と失礼しました!
    トンガリさんの感想と皆さんのコメントでだいぶ整理ついてきましたね、ありがとうございます!
    煉獄さんショックの時も煉獄家の閑話あったし、次回は予想通りお手紙とか、産屋敷邸とか、他の無限城にいる隊員視点になりそうですね。
    っていうかこの決戦で柱全員死亡になりそうでこわい…
    天気も安定しないしお体には気をつけてくださいね!
    キメツーーー!!!

    • 名前:トンガリ 投稿日:2019/10/24(木) 03:29:00 ID:27aa95da6 返信

      萌黄さん、コメントありがとうございます!

      阿鼻叫喚……容易に想像がつきます。
      同じく煉獄さんの時に「嘘だ!嫌だ!」と喚いていたのを思い出しました。

      厳勝さんが凄くあっさりだったのは、トンガリ的には凄く深く感じました。
      縁壱さんはどうしてるんですかね。
      また母の体を労っているのでしょうか。
      あちらにいってもやるべきことをやっているような気もしますが。

      無一郎くんと玄弥にお疲れ様言いたい……。
      あああ錆兎と鱗滝さんと狭霧山!!
      あの頃からこのなんとも言えない哀愁漂う風情は描かれていましたよね……。
      鬼滅の刃の世界観……。
      なるほど!
      たしかに落葉って死を連想しますね!
      元々死が身近にある作品なのであまり意識していませんでしたが、そう言われると凄く腑に落ちます。
      トンガリ結構有一郎くん好きなんです。
      無一郎くんの過去回想の時から主義主張が凄くハッキリしていたし筋が通っていたので嫌いになれるはずもありません。
      有一郎くんがよく頑張ったなと認めてしまったら、それこそ無一郎くんの死がこの世にとってとても良いことだったように思えてしまいます。
      そんなはずありません、当然みんな生きて無惨を倒して長生きして幸せになってほしかったです。
      なので有一郎くんが「逃げればよかったんだ」と泣きながら叱りつけてくれたことは胸に刺さりました。
      だからこそ何からも逃げずに戦い抜いた無一郎くんの心の強さをより一層尊く感じました。

      実弥さんの取り乱し方は見てられませんでした……。
      兄ちゃんが何とかしてやるとか神様に頼むのとか……普段の様子からは想像もつかないような姿が本当に痛々しくて……。
      神様なんて絶対信じてないですよねこの人は。
      どうにか救われて欲しい人物です。
      自分の幸せを見つけて欲しい。
      というかそれが亡くした家族にとっての幸せにもなるのですが。

      玄弥ーー!!
      なるほど、鬼の力を使っている戦っていた間に、すでにかなりの部分を鬼に侵食されていたという感じが近そうでしょうか……。
      鬼化してしまっていたら実弥さんの稀血に反応してしまうでしょうし、実弥さんも炭治郎に大見得切っていた手前、自らの手で滅殺することになってしまいますもんね。
      玄弥の完全鬼化や暴走は考えていたので人として死ぬことができたのは数少ない救いのひとつであったと思います。
      つらいんですけどね……。

      悲鳴嶼さんの優しい撫で方本当に胸が苦しくなりました!!!!!!!!
      あの慈しみの佇まい……。
      子供や猫に囲まれて幸せに暮らして欲しい気持ちしかありません……。
      実弥さんは悲鳴嶼さんのことを尊敬していると思うので色んな想いを汲み取って打倒無惨に立ち上がって欲しいところです。
      まぁ、ぶっちゃけ絶対立ち上がって玄弥の為にも何としても無惨だけは滅殺せんとデンジャラス実弥さんに戻ってくれると信じてますけどね。

      かなり心は落ち着いてきました。
      戦闘と戦闘の間のやりとりも凄く好きなので楽しみです。
      でも鴉の報告を聞くみんなの反応が……カナシミループがぶり返してしまいそう……。
      季節の変わり目で街にも調子のよくなさそうな方が増えてくると思います!
      みなさんで体調管理を徹底して元気よく鬼滅最新話を追いかけましょう!

      キメツーーーー!!!!

  8. 名前:フィン 投稿日:2019/10/24(木) 01:35:17 ID:076726e6b 返信

    初めまして!初コメントさせていただきました。
    以前から楽しく読ませていただいていましたが、今回の話はトンガリさんと心中の悲しみを分かち合いたくて…。

    無一郎と玄也の死は黒子鉾さんの台詞でなんとなく予想はしていましたが、現実に絵で表されるとキツイものがありました。

    あとは兄弟の絆の深さに心打たれましたし、二人とも心残りがない事を祈りたいです。
    ゆっくり休んでほしいですね。

    煉獄さんとか親方様、しのぶさんにも会えて笑っていてほしいです。

    炭二郎たちは二人の死をまた鎹鴉から聞くのかな?とか切なくて。やるせないです。

    すいません、かきたいことがまとまらなくてごちゃごちゃしてしまいました。

    次の更新も楽しみに待っています。

    寒い日が少しずつ増えてきて体調管理が大変ですが少し、トンガリさんもお体ご自愛くださいませ。

    • 名前:トンガリ 投稿日:2019/10/25(金) 00:37:07 ID:0c9c0d46a 返信

      フィンさんコメントありがとうございます!

      分かち合いたいと思ってもらえるの凄く嬉しいです~!
      何気にここ最近の厳しい展開は同じく鬼滅の刃への愛に溢れた仲間からのコメントで乗り越えているところあります……。

      こうやってハッキリと死の描写で現実を突きつけられると辛いですよね。
      無いよりは有ったほうがいいのは間違いないんですが……。
      鬼滅の刃は死の描写がまったく手加減なしなので……。

      無限城編が始まってからの戦いで命を落とす描写のあった隊士たちが皆、兄弟持ちなんですよね。
      今回の戦いに至っては敵である黒死牟までもが兄弟という属性の強いキャラクターで……。
      それぞれ、無一郎くんの「幸せになる為に生まれてきた」という想いと、玄弥の「兄弟だから同じ気持ちなんだ」という想いが黒死牟にめちゃくちゃ突き刺さってるんじゃないかと思いました。
      ゆっくり休んでほしいです……本当に、それだけを祈っています……。
      あとは残された方もなんとか心を強く持てるよう……願ってます……。

      炭治郎が鴉からの報告を聞くところ見たくないよ~~~~!!!!
      多分ありますよね……ぐぁぁ……。
      見てられないと思います……。
      いや炭治郎なら強く受け止めて無惨滅殺への想いを高めてくれるでしょうか……。

      かきたいことが溢れてきてしまい訳が分からなくなるお気持ち、分かります。
      トンガリなんてこれだけ更新していても執筆している時はいつもそうですよ。
      それでも、何となく本当に伝えたいものとかって伝わってたりするものなんですよね、多分。

      ご心配痛み入ります!
      フィンさんもお体に気を付けてくださいね!
      次回もまたよろしくお願いします!

  9. 名前:tomiokasuzu 投稿日:2019/10/24(木) 22:28:44 ID:4bfe07036 返信

    うぅ……。こんばんわ……。
    こんなに悲しい気持ちになったのは生まれて初めてです。今まで私に起こったどんな出来事よりも悲しいと言っても過言ではないです。
    まずは無一郎くん。こうなるのかな、って思ってたことが現実になっちゃいました。無一郎くんの生きる意味が、前話の黒死牟の最後の言葉に答えているようで辛いです。有一郎くんも不器用で優しくて……。兄弟2人天国で幸せに暮らして欲しいです。
    ……そして…玄弥……。なんで消えちゃうんですか……。亡骸も残らないって。玄弥何も悪いことしてないのに。実弥さんの叫んでいる言葉が、これまた涙……。普段の実弥さんなら、「神様…」なんて絶対言わないですよね。読みながら涙が止まりませんでした……。コメントしたいことがたくさんあったはずなんですけど、もう言葉が出てきません……。
    そして極めつけは最後の1ページ。辛くて悲しい現実です……。

    次回は私も炭治郎の手紙かなと思います。確かにみつりちゃんとおばないさんのコマが来たら、気持ちがついて行きません(笑)

    • 名前:トンガリ 投稿日:2019/10/25(金) 00:47:08 ID:0c9c0d46a 返信

      すずさんコメントありがとうございます。

      心中お察しします……。
      無一郎くんの言葉も、玄弥の言葉も、黒死牟に突き刺さっていると思います。
      二人が行き着いた想いは日の呼吸の剣士の凄さと比べてもなんら劣ることのない尊いものだったと思います。
      玄弥の体が崩れて消えてしまったのは自分でも分からないくらい堪えました……!!!!
      遺された物よりも大事なのは気持ちとか心だ、って考えるタイプだったのですが今回は不思議なくらい強く胸が痛みました……!!
      実弥さんのこぼれ出した感情も同じく言葉が出ないくらい……。
      しかしそこに現実を突き付けた悲鳴嶼さんの言葉。
      トンガリはあの言葉が無ければしばらく思考停止状態になっていたと思うので救われましたが……。
      言う方も言われる方もどうしようもなく極限の状態なんじゃないかと心が痛みます……。
      とにかく辛かったです……。

      炭治郎の手紙は早く明かして欲しいです。
      結構焦らされてます。
      小芭内さんの戦いも待ち遠しいのですが……ちょっとタイミングが……。

      まだまだ油断できないとは言えかなり大きな壁を討ち破ったことも確かです。
      少しは良い情報を期待しつつ次回も気合い入れて応援していきましょう!!

  10. 名前:あい 投稿日:2019/10/25(金) 11:04:26 ID:2497c9625 返信

    トンガリさま、はじめまして。
    いつも考察楽しみに読ませていただいてます。
    いつもは読むだけなんですが、今回余りにも辛くて辛くて、吐き出さずにはいられなくて書いてしまいました。
    いい歳した大人が、漫画でこんなに打ちのめされて動揺するとは思っても見ませんでした。
    中学生の娘も大変凹んでしまって、ふたりで沈み込んでしまっています。
    炭治郎が死にそうになったら、玄弥と無一郎くんと煉獄さんが追い返してくれるんじゃない?と少しでも救いになりそうな展開を考えたりしてますが……辛いです。
    禰豆子ちゃんが人間に戻ったら、玄弥は鬼の様に消えてしまったけど、お前の妹は人間に戻れて良かったな、と炭治郎に言ってくれないかな、とか。
    挙句の果てに、こんなに辛いなら好きにならなければ良かった、と失恋した女子みたいな事まで考える始末です。
    でもいい歳なので、例え辛くても、好きになった方が良いに決まってるのは分かってます。
    でも、辛い。
    ご都合主義でもいいから、こっから本当にもうどうにかならないのか、とも思ってしまいます……。
    つらつらと取り留めのない事を失礼いたしました。
    本当にこれからの展開が恐ろしく、頼むから全滅しないでください、と祈ることしかできません。
    これからもトンガリさまの考察、楽しみにしています。
    お読みいただき、ありがとうございました。

    • 名前:トンガリ 投稿日:2019/10/26(土) 20:23:59 ID:44014e017 返信

      あいさんコメントありがとうございます!

      漫画でも小説でも映画でも心を揺さぶられる作品に年齢は関係ないということでしょうか……トンガリも最近の展開に様々な想いを抱いております。
      しかし世代を跨いで人の想いに訴えられるのは凄いことですね。
      漫画という媒体の強みとも言えるかも?

      炭治郎はたくさんの仲間たちに守られそうですね!!
      その展開思い浮かべるだけでもめちゃくちゃ込み上げてくるものがあります!

      実弥さんへの救いは絶対にあってほしい……。
      もしもこのまま無惨戦で犠牲になってしまったらトンガリのメンタルはどうなってしまうかわかりません……。
      玄弥が半天狗戦の最後に禰豆子を見て微笑んでたのが思い起こされますね。
      きっと実弥さんも禰豆子が人間に戻れたら祝福してくれるだろうなぁ……。

      有一郎くんも逃げればよかったんだ!と言っていましたが、無一郎くんが何からも逃げなかったし目を逸らさなかったことを誇って逝けたように、我々が鬼滅の刃という作品を最後まで見届けることは必ず何かしらの意味があると思います。
      トンガリもいつも思ってます。
      無惨が逃げ切って、鬼滅の刃第2部とかになってしまわないかとか戦々恐々としております。
      しかし今は信じることしかできないので……もう……ずっと応援し続けます!!!!

      こちらこそ投稿に目を通して頂きありがとうございます。
      コメント頂けると励みになります。
      しばらくは耐え忍ぶ展開が続くと思われますが皆で乗り越えていければと思います。

  11. 名前:ゆき 投稿日:2019/10/28(月) 23:59:35 ID:30d4a0aea 返信

    はじめまして!
    いつもこっそり拝見させていただいております!

    今回は時透兄弟(再会)→不死川兄弟(別離)の順で見せ、より一層不死川兄弟の辛さを引き立てた演出がすごくて……もうずっと声を上げて泣きながら読んでました…漫画でそこまで号泣するのはいつぶりだったか……

    何よりあの実弥さんが恥も外聞も投げ捨て、泣き叫び最後には神に祈ってることが本当に……
    実弥さんの生い立ちを思うともう辛すぎて「生きて幸せになって欲しい」という玄弥くんの言葉がありますし生きてくれるとは思いますがそれでも幸せを感じることができるかどうか……感じて欲しいけども…
    しかも寿命もあと4年なのに……

    そしてなにより時透くんに話しかけてる時あの悲鳴嶼さんが言葉に詰まってしまったのが辛さをまた押し上げてる感じが……

    今回の話は「いつ誰が死ぬかわからない」という緊張感を読者に実感させた話だと思います……。
    いや…本当に辛い……

    いつも記事ありがとうございます…
    お互いこのショックから立ち直れるように……

    • 名前:トンガリ 投稿日:2019/10/29(火) 21:39:07 ID:5be190c9d 返信

      ゆきさん、コメントありがとうございます!
      こっそり見ないで堂々と見に来てくださいよ~!

      再会と別離……そして残された者たちの現実……。
      実弥さんはもう一生玄弥に会えないし玄弥が幸せになる姿を見ることができないんですよね……。
      ぶわっと込み上げてくる気持ち分かります……。
      実弥さんが物凄く心配です。
      玄弥の分も~と思えるかどうか……トンガリだったらどうだろうかと日々頭をひねっております……。
      そう言えばしれっと痣発現のリスク抱えてました。
      余命4年て。
      悲鳴嶼さんが今夜中に死ぬだろうと言われた衝撃で脳が後回しにしていましたが、痣の発現が辛くなってきました。
      でも痣が出ていなければあの戦いの中で命を落としていたかもと思うと……。
      ううう……。

      悲鳴嶼さんが無一郎くんに言葉を描けながら労っていた場面やばかったです。
      然りげ無い描写なのがまた……しんみりと……。

      「いつ誰が死ぬかわからない」
      鬼滅の刃はこれに尽きると思います。
      それこそ炭治郎や禰豆子だって分かりません。
      これはもう本当に、リアルタイムで追えている今の読者は死ぬほど幸せだなと思います。
      無惨を滅殺するべく集まった今の柱たちと同じように、今鬼滅の刃を読んでいる者たちは選ばれた存在だと思います。
      この作品を伝え、繋いでいくために、毎週毎週熱く読み込んでいる今に全力で心を燃やしていきましょう!!

      一緒にショック受けてへこんで一緒に立ち直りましょう!(すぐにとは言ってない)
      これからも毎週一緒にハラハラして頂けると嬉しいです!

  12. 名前:774 投稿日:2019/10/30(水) 02:48:36 ID:e8fca62fc 返信

    はじめまして、トンガリさん
    コメントさせて頂くのは初めてですがいつも楽しみに見させて頂いてます。
    色んな感情が押し寄せてしまって上手いこと言えないです。メッチャ混乱してしまう。そんな話でした。
    ただこの作品は本当にブレが無いですね‥自分は1読者に過ぎませんが甘えを許してくれないのは作者が作品に心底向き合ってくれているからこれほど感情が揺さぶられてしまう‥

    • 名前:トンガリ 投稿日:2019/10/31(木) 01:21:29 ID:2f18a1dc6 返信

      コメントありがとうございます!
      やはり179話は反響が凄いですね。
      それだけの話だったとも思いますし、皆さんの反応でもそれを知ることができて感慨深いです。
      同じく作者である吾峠先生の直向きさを感じられるような気がします。
      夢中で読んでいると感情ごと引き込まれてしまいますね……。