出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第65話
週刊少年ジャンプ2017年28号
「絶対に放さん」
「お前の頚を斬り落とすまでは!!!」
猗窩座は夜明けが迫り、必死です。
煉獄さんの手から逃れようと雄叫びを上げながら抵抗します。
対して、煉獄さんも炎が立ち上るようなエフェクトを纏いながら裂帛の気合を見せます。
ヒノカミ神楽の反動が解けたのか炭治郎が刀を拾い伊之助と共に猗窩座の頚を斬り落とさんと駆け寄りますが……。
猗窩座が地面を強く踏み付け跳躍!
その際に両腕をちぎってはいるものの、割とあっさりと離脱されてしまいました……。(鬼にとってはかすり傷ですらないじゃん…)
慌てて太陽から距離を取ろうとする猗窩座に、炭治郎が日輪刀を思い切りぶん投げました。
そして逃げるな卑怯者!と詰ります。
もうこの辺りから涙腺が……重症の炭治郎をここまで突き動かすものは紛れもなく煉獄さんへの想いでしょう。
「いつだって鬼殺隊はお前らに有利な夜の闇の中で戦ってるんだ!」
「生身の人間がだ!きずだって簡単には塞がらない!失った手足が戻ることもない!」
「逃げるな馬鹿野郎! 馬鹿野郎! 卑怯者!」
「お前なんかより、煉獄さんの方がずっと凄いんだ!強いんだ!」
「煉獄さんは負けてない! 誰も死なせなかった!」
「戦い抜いた! 守り抜いた!!」
「お前の負けだ!煉獄さんの 勝ちだ!」
「うあああああああああ!!! あああああ!! わあああ!」
「ああああ、うっ、ううっ」
炭治郎の叫びに涙しました。
漫画を読んでいて、こんなにも悔しかったことは数える程もありません。
くそお、煉獄さんは負けてない……煉獄さんの勝ちだ……。
「竈門少年が死んでしまったら俺の負けになってしまうぞ」
「こっちにおいで」
「最後に少し話をしよう」
泣き続けている炭治郎に煉獄さんが優しく語りかけます。
竈門少年が死んでしまったら俺の負けになってしまうぞ、と。
何かを思い出したという煉獄さんで次週へ。
ここ2,3話は嵐のような急展開でした。
まさか煉獄さんがこんなことになるなんて…
「最後に少し…」と話しているのでやはり生存は厳しいか……。
でも最期とは言ってない……。
剣士としての最後かも……。(しつこい)
珠世さんかしのぶさん来てください……本当に……。
いつもハキハキしていた煉獄さんの優しく語り掛ける雰囲気か辛すぎます(泣)
結局、猗窩座は逃げおおせましたね。
悔しいです。
何故か炭治郎の投げた刀のダメージが回復しないとかないでしょうか。
投擲する際にヒノカミ神楽のエフェクトが出ていたので次回の煉獄さんの話と合わせて何か語られないかな。
というか刀が持っていかれてしまいましたね。炭治郎がまた追い回される。
さて煉獄さんが思い出したという話は何でしょうか。
火の呼吸、及びヒノカミ神楽について。鬼殺隊、十二鬼月・上限との戦いについて。
あまり思い浮かびませんが、炎の呼吸を火の呼吸と呼んではいけないとかその辺りを絡めたヒノカミ神楽関連の話かな?
なんにせよ来週で煉獄さんの生死は決まることでしょう。
ずっと猗窩座の腕が刺さりっぱなしなのが痛々しい……。
次号センターカラー!
次週の展開も気になります。
そう言えば伊之助はずっと何かに震え続けていましたね。
炭治郎の怒りの叫び? 猗窩座への恐怖心?
それとも猪頭の中で泣いている?
煉獄さんから伊之助への言葉もあってほしい。
個人的には伊之助はかなり好きです。伸び代もあると思うしこれからもドンドン強くなっていってほしい。
そして善逸の置いてけぼり感……!
気絶しながら話は聴いてるのか……!?