鬼滅の刃 第132話「全力訓練」感想・考察

鬼滅の刃 第132話「全力訓練」感想・考察

出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第132話
週刊少年ジャンプ2018年48号



出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第132話

よオよオ! おはこんばんにちは!
トンガリです!

炭治郎全快で柱稽古に合流です!
めっちゃ爽やかな導入ー!
と思ったらキラキラ炭治郎の周りの隊士たちがゲロまみれで引きました。
炭治郎の体も一般人が見たら引くほど傷だらけだし少年漫画の修行編なのに青春感皆無……。

さてさて!
まじ炭治郎を迎えてくれたのは第一の試練、元・柱の宇髄天元さん!
すっかり炭治郎を気に入った様子でニッコニコ。
炭治郎の人徳が出てますねぇ。

第一の試練は基礎体力の向上でしたね。
炭治郎はいつだって訓練に一生懸命なのでそれほど基礎体力に問題があるとは思えません。
天元さんも仰っている通り、ここは休養期間中になまってしまった体の錆落としといった感じでしょうか。

十日程で次の柱の所へ行く許可が下りました。


出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第132話

次は霞柱・時透無一郎くんの高速移動の稽古。
炭治郎を迎えてニッコニコの無一郎くんがとても良いですね!

無一郎くんの言うことをしっかりと実践できるようになり、五日程でクリア。
無一郎くん凄くニッコーとしてて……尊い……。

それだけに二週間以上いる他の隊士たちへの冷めきった対応が笑いを誘います。
できる人には優しいのか……?
それとも炭治郎にだけ優しいのか……?

炭治郎にだけはとても優しく丁寧に教えたから五日で突破できたのか……?

もうちょっと丁寧に細かく描写してくださいよぉ!
五日しか経ってないよ!で五日飛ばさないでくださいよぉぉ!!

修行期間中はどこで寝泊まりしているんだろう。
無一郎くんちなら上弦との戦いのこととか痣のこととか家族のこととかたくさんお話してるはず……。
もう少し絡ませてくれぇ……。


出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第132話

お次は蜜璃さん。
恋柱・甘露寺蜜璃さんによる地獄の柔軟です。

甘露寺さんは誰にでもフレンドリーなのでいっときとはいえ、隊士の心のオアシスになりそうですね。(心だけ)

甘露寺さんちでは養蜂を営んでいる模様。
その蜂蜜をパンにのっけてバターを塗って紅茶を入れて楽しめる……。
地獄の柔軟最高じゃないか!!

訓練もレオタードを身にまとい音楽に合わせて踊るとか凄く平和です!

しかし柔軟だけは地獄。
蜜璃さんの剛力での力技によるほぐしとはどれ程のものか……。

「ガンバ!」って応援する蜜璃さん可愛い……。
むかしガンバ!Fly highって漫画ありましたよね。
結構好きでした。
最近続編?が始まったと聞いてちょっと気になってます。
漫画喫茶いったらちょっと読んでみます。

さて地獄の柔軟を突破し、次の稽古へと向かいます。

次の稽古は皆さん(トンガリ)お待ちかねの

蛇柱・伊黒小芭内さんによる太刀筋矯正訓練です!!

やったー!


出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第132話

なんだこれ……(ドン引き)

炭治郎にすら「処刑場?」と思わせる地獄絵図……。
絵面が相当にヘビーです……。(蛇の呼吸だけに)


出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第132話

「括られている人たちは何か罪を犯しましたか?」という炭治郎の問いにもこの回答。
もうえらいこっちゃ……。

そして世にも恐ろしい訓練開始です。
可哀想な隊士たちの間を縫って繰り出される小芭内さんの攻撃を防ぎつつ、小芭内さんに攻撃を当てるという訓練みたいですね。

しかしその小芭内さんの攻撃がやばい。


出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第132話


出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第132話

小芭内さんの太刀筋は異様な曲がり方をする。

さすが「技とは腕力ではない」と豪語する小芭内さん。
持ってるのは同じ木刀とのことなので武器によるギミック等ではなく、純粋に超絶技巧派っぽいですね。

うーん恋柱の刀を見て蛇の呼吸どうするんだろうと心配していましたが……。

「狭い隙間でもぬるりと入ってくる攻撃、まさに蛇

これはかっこいいですね!!
ただ曲がるだけではなく、隊士の頬を掠める絶妙な太刀筋!
これは太刀筋を曲げるのが得意とかではなく、精密で正確な太刀筋があるからこそ太刀筋を自由自在に操れるという証拠!

究極の技術を持った剣士って感じで渋いです。
攻撃を防がれることなく必要なものを斬り落とすことができればそれ以上のことは必要無いと言わんばかりの職人技……。

早く実戦が見てみたいですー!!
蛇の呼吸ー!!

蛇の呼吸はさておき、恐怖の太刀筋矯正訓練は続きます。

小芭内さんの攻撃を凌ぐだけでも難しいのに隙間を狙おうとした時の仲間の心の声!


出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第132話

この今までにない緊張感に、幾度も上弦の鬼と交戦してきた炭治郎ですら手が震えています。

しかし四日経つと、今までにない正確な太刀筋で打ち込めるようになってきました。
すごいなこの訓練。
自分の攻撃が失敗したら仲間が傷つく……。
これは実戦にも通じる緊張感になっているわけですね……。

そして見事攻撃が小芭内さんに当たり訓練終了となりました。

蜜璃さんと仲良くしているからか最初の最後まで見事に嫌われていた炭治郎。
炭治郎と交流して仲良くならなかった柱は小芭内さんが初ですね。
といっても共に戦地に臨んだというわけではないので次回に期待。

それにしてもこれはいよいよ小芭内さんの蜜璃さんガチ勢説が濃厚になってきました。
小芭内さんが女性で……という可能性はまだ捨てきれませんが……。

蜜璃さんに変な虫がつくのが嫌ならまずはあの隊服を直させませんか!?

お次の訓練は風柱・不死川実弥さんによる無限打ち込み稽古です。

不死川さんの道場に向かう途中、ヤモリのように塀を張って来た善逸と遭遇しました。
不死川さんの訓練から逃げ出してきたらしく必死に助けを求めていますが……。

善逸ここまで試練突破してこれてるの凄いな……。
寝てなくても普通に強くなってそう……。

無限打ち込み稽古でも失神してから本領発揮しているのだろうか。


出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第132話

そしてお迎えにきた実弥さんの登場です。
脱走者を本人が迎えにくる!?
気絶した善逸がそこそこ強くて良い訓練になるから気に入ってる……なんてことはないですよね。
自分の職務に対しては責任感あるタイプなのかな。


出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第132話

今日から訓練に参加させてもらいます!という炭治郎に思いっきり敵意を振りまきますが、炭治郎から良い感じに反抗されてて素敵です。
その場でキレたりしていないしなんかちょっと好きになりました。

不死川さんの訓練は今までで一番キツそうな感じ。
とにかく不死川さんに斬りかかっていくという単純な打ち込み稽古。
しかし反吐をぶちまけて失神するまでが一区切りでそれまで休憩なしという。
「伊黒さんですらもっと休憩をくれた」のコマで小芭内さんの“何だかんだ良い人”感が滲み出てしまっています。(キュン)

今回の描写だと不死川さんの渦を巻くような太刀筋が目に付きました。
風の呼吸は割と乱戦に強い呼吸なのかな?
それか一度斬りだすと止まらない連撃型か。

蛇の呼吸と同様に、こちらも早く実戦が見たい~。


出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第132話

初日でここまでボッコボコにされる訓練……。
ボコボコのゲロまみれで珍しく炭治郎が心折れそうになっています。

トボトボと廊下を歩いていると炭治郎の同期・不死川玄弥の声が!

「話したいことがあるんだ…」と声をかけているようですが……。


出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第132話

……記憶喪失?

玄弥の悲願であった兄との再開は極悪な空気になってしまっていました。

まぁそうなることは予想できてたし玄弥も何か考えが……。
ってめっちゃ心折れた表情してる!!

見守る炭治郎……。
果たして兄弟中はどうなる……?


という訳で気になる珠世さまとしのぶさんはスルーされました!!!!(ついでに義勇さんも)

悲鳴嶼行冥さんの訓練も全く描写されないし、風柱の訓練誰も突破出来てないんじゃないかと思うんですけど!?

訓練の突破と言えば玄弥は風柱無限打ち込み稽古まで突破してこられたと言うことなのかな?
だとしたら呼吸無しの玄弥凄くないですか?
藤襲山の最終選別だって生き残ってるし呼吸使えないハンデはどうなっているのだろう。
あとなんで呼吸使えないとか理由はあるんだろうか。

千寿郎くんは刀の色は変わらなかったけど炎の呼吸は使えるんでしたっけ?

何にせよ次回は風柱・不死川実弥さんの掘り下げでしょうかね。
これまでは「母や兄弟を救えなかった俺は兄でいる資格はねェ」みたいな感じで玄弥に強く当たっていたのかなと思っていましたが今回の話を読んで本当に記憶喪失なのではないかと思いました。

そうすると記憶喪失は無一郎くんと義勇さんに続いての3人目です。
ここまでくればさすがに産屋敷家の陰謀を疑います。

あと今回の話では炭治郎と共に戦った柱の当たりの良さが凄く目立ちましたね!
あの天元さんでさえめっちゃニッコリしてて嬉しくなりました!

ということは次の戦闘で同行するのは風柱か蛇柱かなー。
岩柱はまだ謎を持っていそうですし最後と見た。
こういうこと言ってると次が岩柱になったりするんだ。知ってる。

風柱の稽古中に事が起こり、岩柱の筋肉強化訓練が有耶無耶になってしまわないかビクビクしています。
どうか無事に義勇さんの訓練まで消化してください吾峠先生何卒ーー!!

『鬼滅の刃 第132話「全力訓練」感想・考察』へのコメント

  1. 名前:抜刀斎 投稿日:2018/10/29(月) 23:21:19 ID:cc57efac0 返信

    風柱邸で絡み無いって事は、カナヲと伊之助はもう突破したんですかね?カナヲあたりはスッとクリアしそうですが!

    あと私、鬼滅で一番のお気に入りキャラが玄弥なので最近出番多くて嬉しいです!ただ兄の実弥はえげつないくらいキレてましたね笑
    トンガリさんの仰る通り、実弥も記憶喪失な感じしますね!
    だとすると確かに柱の皆さん記憶を喪失しすぎですね笑
    なら私も先週中2の時の記憶全部無くしたんで、ちょっと柱になってきます!

    • 名前:トンガリ 投稿日:2018/10/30(火) 01:12:13 ID:6400e7a52 返信

      そういえばカナヲは前回の時点で風柱の訓練まで辿り着いてましたね!
      たしかに絡みのないカナヲと伊之助は先に進んでいると見て間違いなさそう…。
      筋肉強化訓練やってるカナヲめちゃくちゃ気になります。

      玄弥好きなのですね!
      玄弥は最初全然好きではありませんでしたが半天狗戦を経てかなり好きになりました。
      記憶喪失はちょっと突飛かなと思いましたが弄られているとしたら一番怖い部分ですのでとりあえず疑っておきました。
      ごめんなさい美少女が理由の記憶喪失は柱NGです!
      十二鬼月(現存上弦の三位以上)倒してきてくださーい!

  2. 名前:ばんぶー 投稿日:2018/10/31(水) 21:06:39 ID:0b9f936a5 返信

    天元さんキャラ変わりすぎw
    時透くんは感情戻ったと思ったけどアレは相変わらずなのね。
    伊黒さんは童磨戦で信者かいくぐって攻撃できそう。

    善逸はじっちゃんの他に連れ戻してくれる人ができて良かったねw

    • 名前:トンガリ 投稿日:2018/11/01(木) 14:29:49 ID:5df8e77cd 返信

      天元さんすっかり晴れやかな伊達男になってしまいましたねw
      好きですけど!
      無一郎くんはむしろ落差で攻撃力増してるかもしれませんね…。
      小芭内さんの攻撃は見せ場ありそうですよね!
      楽しみですよー!

      善逸のじっちゃんのとこにいた桃を投げつけてた人は再登場しないんですかね。
      柱稽古で顔出しないともうチャンスが…。

  3. 名前:風鈴寺隼人 投稿日:2020/08/01(土) 23:08:38 ID:ed73958ac 返信

    よほど小鉄くんの地獄の訓練が凄かったのでしょうか?最初の部分から天国にいる感じが感じますね。炭治郎くん・・・・可哀想に。

    • 名前:ねずこ 投稿日:2020/08/14(金) 10:04:06 ID:e158239d6 返信

      そうですよね……。
      小鉄くんのあの訓練は、地獄
      だったでしょうね。

    • 名前:トンガリ 投稿日:2020/08/20(木) 15:47:45 ID:c238a2f5a 返信

      風林寺隼人さんコメントありがとうございます!
      めっちゃお強そうなお名前……。

      小鉄くんの訓練はヤバそうでしたね……。
      加減というか手心というか……そういうものが全く無かった……。
      それに比べたら柱稽古は憧れの人たちと一緒に鍛えられて天国気分だったかもしれませんね!
      炭治郎元気で癒やされます。

  4. 名前:ねずこ 投稿日:2020/10/11(日) 13:14:13 ID:61f0de0a4 返信

    ドンガリさん、
    お久しぶりです。
    最近、約束のネバーランドにはまっています。
    ドンガリさんは、どんな漫画にはまっていますか。

    • 名前:トンガリ 投稿日:2020/10/14(水) 15:03:32 ID:d86cfb024 返信

      ねずこさんコメントありがとうございます!

      約束のネバーランドも読み応えある凄い作品でしたね。
      鬼滅と同時期に連載していて同時期に完結したのでひとつの時代を感じます。
      トンガリは今、マッシュル、チェンソーマン、Dr.STONE辺りにハマってます!
      チェンソーマンは展開がめちゃくちゃ過ぎて読んでて混乱するのでハマってるのか謎です。
      読むと思考回路がバグってしまうだけかも。
      あとは記事を書いてる『あの月に向かって打て!』や『チ。-地球の運動について-』という作品も大好きです!
      それと『ワンダンス』と~~……と書き出したら割とキリがありません。
      なんか雑記的に記事にしたいです。