鬼滅の刃 第64話「上弦の力・柱の力」感想


あぁぁ……煉獄さん……。

傷を負ってはいるもののすぐに回復する上弦の参・猗窩座。
対して左目は潰れ、肋骨は砕け、内臓を傷め、満身創痍の鬼殺隊炎柱・煉獄杏寿郎。
余りにも痛々しい姿で見ていられません……。

「どう足掻いても人間では鬼に勝てない」

どんな傷も瞬時に完治してしまい、さらに柱並の戦闘力を有している鬼となれば
どう勝てばいいのか……。

「俺は俺の責務を全うする! ここにいる者は誰も死なせない!!」

上弦の突然の襲来。
煉獄さんにとっては上弦を滅殺する戦いではなく、この場の人間を守る戦いだったみたいですね。
考え方が立派過ぎる! 初登場の時は話の通じなさそうな人だと思ってごめんなさい。

猗窩座を討つ為か、時間を稼ぐ為に煉獄さんが選択したのは
「一瞬で多くの面積を根こそぎえぐり斬る」こと。

全集中 火の呼吸(炎の呼吸?)奥義
玖ノ型・煉獄

(炎を螺旋状に纏いながらの突進技?)
奥義・煉獄を繰り出し猗窩座の破壊殺・滅式とぶつかり合います。

煉獄さん煉獄さん……!!
ああ……ああ!!!!
このシーンはもう炭治郎の心境と完全にシンクロして読んでいました……。

煉獄さああああん!!
死ぬ…! 死んでしまうぞ杏寿郎!!
煉獄さんは鬼になってでも生き延びて欲しいくらいのキャラクターだ!
けれどそうはしないところに強さの根源が見てとれます……。

「お前は選ばれし強き者なのだ!」
奇しくも猗窩座の必死なセリフが、煉獄さんの脳裏に母の姿を思い起こさせます。

「なぜ自分が人よりも強く生まれたのかわかりますか」
「……うっ…わかりません!」

幼き日の煉獄さん可愛い……すでに長男力を感じる。

母から託されたモノ、母から与えられたモノ。
おそらく他にも様々な想いが積み重ねられてきたのだと思います。
そうして積み上げられたモノが土壇場であっても煉獄さんの手に力を込めます。

これまでに何人もの柱を葬っているであろう猗窩座をも驚かせる執念と使命感で
死を覚悟しながらも猗窩座を討とうと刀を振るう煉獄さんは言葉では言い表せないほどに格好いい。

頚を落とされかけた猗窩座は煉獄さんにとどめを刺すべく左拳を振るいます。
しかしそれすらも止め、拮抗状態に持ち込む煉獄さん。

そして夜明けの時間がやってきました。
早く殺して立ち去りたい猗窩座と絶対に逃がさない気迫の煉獄さん。
次週、死闘決着でしょう。


うわああああ!!
煉獄さんが死んでしまうぞ!!!!
手足が蜘蛛化していても投薬治療で回復させた蝶屋敷なら……!
しのぶさん来てくださいお願いします!!!!

とても悲しいです……。せめて猗窩座を道連れにすることに成功して欲しい。
ただただ祈るばかりです。
展開希望としては、柱が上弦の参を討った事が知れ渡り、全面戦争に発展していく……。
という展開だと主人公たちが絡んでいけないか。

柱の中でも煉獄さんは戦闘力上位に来そうに思えるのにそれでも上弦が相手では勝てない。
これって柱を単独で行動させるのは愚策なんじゃないだろうか?
下弦であれば問題ないけど下弦はどうせ何度討ってもバンバン補充されてるし……。
柱はそう簡単に補充できるものではないだろうし、
一度も倒せていない上弦及び鬼舞辻無惨を討つにはせめてツーマンセルで組むべきでは?
それすら出来ず柱に頼りきった戦略しか取れないのであればジリ貧でとても鬼舞辻無惨を討てるとは……。

でも、現実には上弦との遭遇は狙ってできるものではなく、
目の前の現場を片付けていくしか鬼舞辻に繋がる道はない……か。

煉獄さんが死ぬのが余りにも辛くてどうしても悲観的な感想が出てきてしまいます。

「俺は俺の責務を全うする!」というセリフも
母からの「弱き人を助けることは強く生まれた者の責務です」
というセリフに繋がるのは煉獄さんの根底にあるものをグッと感じられて素晴らしいと思います。

お母様のノブレス・オブリージュのような考え方も、強さを持った人が言うからこそ輝きを増すのだと感じますね。

奥義を放ってから矢継ぎ早に展開される死闘、最後まで諦めない執念にも
過去に煉獄さんが弟・千寿郎に語っていた
「俺は決して挫けない!」
という信念を感じられました。
『鬼滅の刃』を好きな理由の一つは、キャラクターの作り込みがとても丁寧であることです。
キャラクターの性格があっちこっち行かずに、登場回数が増えれば増える程、味が染みてきます。
でも煉獄兄貴みたいに超絶魅力的になった途端死ぬかもしれないなんて辛すぎる!ムキー!

それと今回炎の呼吸が火の呼吸になっている箇所がありました。

過去にしのぶさんが言及していました。火の呼吸は無いはず。

まぁまず間違いなく誤植ですよね。

かなりメンタルグロッキーな状態で次週を待つことになりそうです……。
ご都合主義と言われても煉獄さんには生き残って欲しい。
吾峠先生、よろしくお願いします。

次週の展開もとても気になります!

『鬼滅の刃 第64話「上弦の力・柱の力」感想』へのコメント

  1. […] 鬼滅の刃 第64話「上弦の力・柱の力」感想 […]

  2. 名前:匿名 投稿日:2019/10/11(金) 18:54:57 ID:a46b18edd 返信

    読み返して思ッたんだけど、煉獄さんが鳩尾穿たれながら、あかざの拳を手首を掴んで止めるシーンッてかなり凄いと思うんだ。

    今の時代での最初の痣者って、実は64話で回想終わッた辺りの煉獄さんの可能性もあるのではーと考えてみたりした。
    顔も広範囲が血で汚れてたから気付かなかッただけでさ。

    うーん、ないか!( ‘-‘ )スンッ

    • 名前:トンガリ 投稿日:2019/10/12(土) 23:49:19 ID:c24dd1ae4 返信

      コメントありがとうございます!

      あの場面ほんとに凄いと思います。
      完全に人間を超えてます。
      意志と呼吸の力で文字通り鬼のような力を発揮してますよね。
      今の悲鳴嶼さんくらい無茶なことしてると思ってます。

      痣……死後は痣が消えることを考えるともしかすると……。
      体の何処に浮かびあがるかも分かりませんしね。
      炭治郎が痣の発現を安定させた(と思われる)反復動作のトリガーにもなっている「心を燃やす」という言葉も煉獄さんから受け継いだものですし……。
      “無い”と断言できることもまた“無い”と思います!

      それに、これまでの炎柱は始まりの呼吸の剣士に心を折られてしまっていたり、痣が出ずに思い詰めたりした方(これは偏見)がいたかもしれませんが、
      そんな家系の中から無惨を滅殺する世代の剣士たちの痣が発現するきっかけになる剣士が現れるというのは何というか、熱い展開に思えます!!(炎だけに)
      もう誰に観測されることもないかもしれませんが、もしそうであっても「納得できない!」「主人公の炭治郎がそうであってほしかった!」と感じる方は鬼滅のファンには少ないように思います。
      それくらい煉獄さんと猗窩座の戦いは作中の展開や作品へのイメージといった様々なものが激変していく流れの始まりだったように思えます。
      奇しくもこのブログのスタートも煉獄さんの死闘の前後となっているので思い入れも一入です。

      長い……いちいちコメントが重くて申し訳ない……煉獄さんは今でも大好きです……。