出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第99話
週刊少年ジャンプ2018年13号
追憶の剣士が征く――
前回、童磨の頭を吹き飛ばした猗窩座でしたが、
その一撃を見舞った拳が上弦の壱(黒死牟)によって斬り落とされました。
どうやら猗窩座の上位の者への態度が見過ごせない模様。
いつの間にか猗窩座の横に立っており、
「お前は…度が過ぎる…」と殺気を放っています。
対して童磨はお構いなしといった様子で、
猗窩座に対してキツく当たる黒死牟を柔らかく窘めます。
しかし童磨の為ではなく、序列の乱れ……従属関係に皹が入ることを憂いているとのこと。
そしてここからの怒涛の正論祭りに私は辛くなりました。
「猗窩座よ…気に食わぬならば入れ替わりの血戦を申し込むことだ…」
↓
「しかしだよ黒死牟殿 申込んだところで猗窩座殿は我らに勝てまいが」
↓
「俺に至っては猗窩座殿よりも後で鬼となり早く出世したのだから彼も内心穏やかではあるまい!」
「わかってやってくれ」
こんなナチュラルに煽られたらそりゃ全方位に敵意を剥き出しにするよ!!!
猗窩座くん大人しく聞いてはいるものの青筋立てまくってるし……。つらい……。
とりあえず童磨は喋らせておくと何も良いことがないので
黒死牟は言葉を遮り、猗窩座に念押しをします。
「私の…言いたいことは… わかったか…」
上弦の壱・黒死牟の正面顔初お披露目です。
顔だけ見ると結構人間離れしていますね……!
額のこの痣は日の呼吸の使い手と見て間違いありませんね。
怒れる炭治郎を見て、堕姫の脳裏によぎった男と同一人物かはまだ分かりません。
髪が伸びて目が増えて痣が広がったのかな……。
堕姫は黒死牟と会ったことはなかったのでしょうか?
アタシの記憶じゃなくて無惨様の細胞の記憶だーって考えてたことがあったと思いますが、
『この記憶は上弦の壱との記憶?』というようには思わなかったかな。
あと黒死牟さん、目が六つありますが視覚に特化した能力でもあるのでしょうか?
主人公一行の超感覚も炭治郎の嗅覚、善逸の聴覚、伊之助の触覚ときて、視覚はまだ出てきていません。
日の呼吸の正統継承者が超視覚を持って登場したり、とかあるかな。
諌められても態度は変えない猗窩座くんを応援しています。
こんな内輪もめしてるのも無惨様は把握してるんだよなあ。
なんだかんだ上弦には甘いよなあ無惨様。
そして猗窩座に一言残して黒死牟は消えました。
終始誰からも相手にされない童磨さんを応援しています。
というか玉壺のスタイル。頭から腕を生やしたままでしたが全身再生せんのかい。
そして童磨がひとり飛ばされたのは童磨の根城。
ひとりぼやいていると従者のような男が声をかけます。
なんと童磨は教祖をやっているみたいです。
たしかに初登場時から不思議な魅力があるとは思いましたが……。
なんだろうこの帽子。頭の変な模様を隠す為にかぶってるのかな?
宗教の名前は極楽教とみた。
そして場面は変わり、どこか風流な田舎の家屋。
子供を抱いた客人にお茶を入れています。
子供とその母親は家主の家族のようで、子供を抱いている男は客人であるようです。
そしてこの人は絶対竈門家のご先祖さまー!!
もうすでに優しく暖かい人柄がにじみ出てる!!
そして話している相手は……
上弦の壱……?
日の呼吸の開祖のようですが……。
痣の形が微妙に違うのが気になる……。
でも炭治郎なんて傷跡が日の呼吸の痣の形になったりしたから可変式なのかもしれない。
この客人は後継者が見つからず困っているようです。
炭吉は「あなたのことを後世に伝えます」と申し出ます。
しかし客人は「必要ない」と突っぱねました。
「お前には私が何か特別な人間のように見えているらしいが そんなことはない」
「何の価値もない男なのだ」
この男もまた大切なものを失った人間なのでしょう。
だいぶ絶望している様子……。
それでも恐らくは住吉の一家の命を救っているのだから、無価値だなんてことは無いはずです。
そんな彼を想い、悲しみが涙からこぼれ落ち……。
炭治郎が目を覚ましました。
炭治郎が見ていた誰かの夢だったのですね。
そしてすぐにカナヲが部屋に来て、次回へ!
なんと上弦の陸兄妹との激戦から二か月間も意識不明だったみたいです!
よく見るとやつれてる……。
あとカナヲが驚いたり微笑んだり感情に変化が見られる!?
いきなりの変化でびっくり!!
二か月もあってなかったらそれくらい変わるのかな?
それはそうと次回はついに連載100回目ですね!!
センターカラーで新章突入とのことなのでかなり楽しみです!!
上弦の一角を滅殺したことで情勢に変化が起こっていることでしょう。
玉壺と半天狗も情報を確定させるべく奔走していることでしょう。
その動きを掴んで柱が動いているかもしれないし、
もしかしたらお館様に何か起こっているかもしれません。
来週の展開はいつもどおり全く読めませんが物凄く楽しみです。
ではまた!