出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第73話
週刊少年ジャンプ2017年36・37号
“荻本屋”に潜入した伊之助は、先に潜入している天元さんの嫁・まきをさんの部屋を訪ねます。
というか勝手に押し入りました。
しかし部屋は荒らされておりもぬけの殻!
遊郭に潜む鬼はまきをさんを連れ、天井裏に身を隠したようです。
伊之助に「バレてんぞ!」とうどんを投げつけられた鬼はバタバタと逃げ出しました。
壁伝いに逃げると踏んで、壁を壊そうと繰り出した伊之助パンチを遊郭のお客さん(一般人)が
顔面で受け止めます。
これお客さんは重症だろうなぁ……。
ドタバタしている間に遊郭鬼を見失ってしまいました。
伊之助の触覚がまともな状態であれば邪魔が入っても追跡することが出来たのでしょうか。
場面は“京極屋”の善逸。
自分を見失っていたことに気付きます。
見失い繋がりなのに善逸は内容が酷くて笑います。
自分を取り戻した善逸は本来の目的、雛鶴さんの捜索を再開します。
しかしここでも情報がなさそう。
楼主の奥さんが死んだのは鬼の仕業だろうとは思いますが、目的は何でしょう。
誰かがいなくなったなんて話をしづらくするため?それとも正体がバレそうになったから口封じ?
そして善逸は女の子の「ひっくひっくぐすん」という泣き声に反応します。
やはり善逸は善逸ですね。安心します。
泣いている女の子は荒れた部屋の片付けを命じられていたようです。
善逸が落ち着かせようと声を掛けていると部屋の主である“蕨姫花魁”が背後に立っていました。
善逸が鬼の音だと言っているので蕨姫花魁は鬼で確定かな?
ただ、目に数字も刻まれていないので上限の鬼かどうかはまだ分かりません。
しかし耳の良い善逸が声を掛けられる直前まで気付かなかったことから相当な実力があるのは間違いないでしょう。
「オイ 耳が聞こえないのかい」
「は? だったら何なの?」
怖い……この鬼はとても怖いです。
気に入らないことがあると癇癪を起こすところがどことなく鬼舞辻無惨を思わせます。
上弦の参・猗窩座は武に対して至高の領域を求める執着心を見せていました。
この遊郭鬼が上弦であるならば、美に対して何かしらの執念を持つ鬼なのでしょうか?
片付けの出来なかった女の子の耳をつねりあげ、耳が裂けようかというその瞬間!
善逸がその手を掴みます。
こういう時の善逸はとんでもなく男前だよ……!!
『心の刃が動くとき――!!』という煽りがさらにかっこいいじゃないですか!
でも物理の刃(日輪刀)を持ってないと思うんですよ。
どうするつもりなんだろう……。
次回ではまだ本格的な戦闘は始まらないとは思いますが。
それとも揉めている内にド派手な忍が駆けつける?
いよいよ鬼が姿を現し、緊迫した展開になってきました。
ここから鬼の強さ、血鬼術が明かされていくまでがワクワクします。
善逸の前に姿を現した鬼(蕨姫花魁)の帯とみさをさんを縛り付けていた帯の柄が同じですね。
鬼は1体かな?
それとも帯を触覚にして複数の鬼を操っている?
次週が気になります!
と思ったら合併号なので再来週になるんですね…
待ちきれません。
続きが気になります。