もう明かされる弾輝の驚愕の記録!『あの月に向かって打て!』第4球 感想!

もう明かされる弾輝の驚愕の記録!『あの月に向かって打て!』第4球 感想!

おはこんばんにちは!!

トンガリです!!

今週も ビッグコミックスピリッツ にて連載中の『あの月に向かって打て!』の感想です!

このペースなら……なんとかレギュラー記事化させられそう……。

「マンガモア」では週刊誌で連載中の最新話をメインに感想を書いていくので単行本派の方はネタバレ注意です!!

単行本の発売はもう少し先ですが今後の為に!

また、

2020年2月現在、
『あの月に向かって打て!』作品ページから第1話を試し読みできますので、未読の方は是非!!

作品ページはこちら
https://bigcomicbros.net/comic/anotsukinimukatteute/

ではあらすじに触れていきましょー!

第4話 あらすじ


出典:寒川一之『あの月に向かって打て!』第4球 週刊ビッグコミックスピリッツ2020年9

ゼロから目指す甲子園!

物凄くキラキラしてる弾輝の瞳がこれから始まる物語を占っているようでワクワクします!!

前回ラストに 入部テスト なんてものがあることが発覚した玉縄高校野球部新入部員
入部テストの一環なのかただのアップかはわかりませんが、今回はまず キャッチボール からスタートです。

キャッチボールを始める前に弾輝と同中の 間宮羽琉はる が 左利き であることが発覚。
野球においての左利きは特別なものであるというイメージがあります。(漫画知識)
左打者は一塁に近いからそれだけで有利だとか左投手は少ないからバッターが慣れておらず有利だとか。
左利き だということを先生からもあからさまに拾われているので何かしら触れられることでしょう。

もしかして間宮くんピッチャーやることになるのかな……。

左利き用の貸しグローブが無かったのか 板部岡雪江 が自身のグローブを間宮に貸したのですが、
その時の 間宮羽琉くんの喜びよう が……。
トンガリの中ではすっかりネタ枠というかオチ枠に入ってしまいました。
しかし5巻くらいまでには絶対良いところ見せてくれると信じてます。

和やかなムードの中、そんな空気はおかまいなしと言わんばかりに、
いきなり構えてもいない弾輝に向かってボールが投げ込まれました。

音でボールが飛んできていることに気付いた弾輝は間一髪、顔面スレスレでキャッチングに成功しましたが、滅茶苦茶危ないです。

投げたのは同じく新入部員の丸山


出典:寒川一之『あの月に向かって打て!』第4球

「急に投げんなよあぶねーな」と注意する間宮をシカトしてこの態度。

野球初心者である他三人の新入部員と違い、経験者である自分が一緒に入部テストを受けさせられている現状に不満たらたらな様子。
それにしても性格が悪い。

滅茶苦茶印象悪いですけど、ここから挽回できるか……?


出典:寒川一之『あの月に向かって打て!』第4球

そんな丸山の態度を見て結構シビアな目つきをしている内藤先生……。
怖い……。

やはり入部テストは運動能力精神力を見るのではなく、
仲間を信頼できるとか、仲間のことを大切にできるとか、そういったチームワーク的な能力を見ているのでしょうか。

弾輝はと言うと、そういった悪意のようなものにはとんと疎いようで、
捕球できたことに安心し、楽しそうに投げ返します。

が、これが暴投

丸山がいい反応を見せてナイスキャッチしますが、思いっきり弾輝を睨みつけて威嚇しています。
ギスギスしててやりづらそう~~!


出典:寒川一之『あの月に向かって打て!』第4球


出典:寒川一之『あの月に向かって打て!』第4球

一方、弾輝と同中の間宮新入部員初心者仲間の石巻は和やかで、
近距離とはいえそつなくキャッチボールをこなしています。

どうやら石巻くんは元テニス部のようです。
寒川先生の前作である『最後は?ストレート!』では天才女子テニスプレイヤーがイチローばりに
ワンバンになった球を弾き返すような神業を見せていましたが……。

流石に石巻くんはそこまで天才的なテニスプレイヤーではないですよね……?

間宮もそこそこ上手に投げてるみたいでみんな元運動部だけあって結構体が動くタイプみたいです。

あとは野球漫画であれば足が速いとか個性が出てくると面白くなってきますよね。

キャッチボール中も(間宮の自意識過剰でなければ)間宮のことを注目して見ているっぽい内藤先生
これは本格的にピッチャーやることになるフラグでしょうか。
ここまではなんだかんだ真面目にやってるしコミュニケーションもしっかり取っているので間宮の今後は期待大です。

弾輝は一球目の暴投を気にしてか物凄く縮こまったフォームで投げています。

しかし、先生の指示でもう少し離れてキャッチボールをすることに。

強めに投げないと届きそうにない距離です。

意を決した弾輝は縮こまったフォームを諦め、振りかぶって投げました。

が、やはり大暴投!!

丸山のはるか頭上を飛んでいく球。

それに対して、丸山は全く動こうとしませんでした。

暴投したのは弾輝なのだから弾輝が取りに行くべき、ということなのでしょう。

それを察した弾輝は謝りながら球を取りに行きます。

離れたところで練習していたサッカー部の練習場所付近まで飛んでいってしまった球。

弾輝が拾いに行くと、そこで弾輝と小学校が一緒だったサッカー部員に声を掛けられます。(名前は無し)

野球部に入ったことを伝えると、
「んだよ~~オレがあんだけサッカーに誘ってたのによ~~」と不満を漏らします。

丸山を待たせている弾輝は謝ってすぐに去りましたが、近くにいたサッカー部員が弾輝のことを「サッカー上手いの」と尋ねます。

弾輝と同小のサッカー部員が語ったのはドッジボールをしていた時のエピソード

ドッジボールでは、ボールが相手チームに渡ってしまったら普通は後方に逃げます。

しかし、弾輝はいっつも一人で前に残っていたそうです。

当然、そんなことをしていれば相手に狙われて間近でボールを投げ込まれます

サッカー部でゴールキーパーをしていた同小の彼はボール投げることにも慣れていたはずです。

しかしどうなったかと言うと……。


出典:寒川一之『あの月に向かって打て!』第4球

なんと弾輝は目の前から投げられたボールを普通にキャッチしてしまえる反射神経と動体視力の持ち主でした!!

ゴールキーパーをやっていた彼は、本当はフォワードをやりたかったので、
キャッチング能力に秀でた弾輝をサッカー部に入れてゴールキーパーをやらせたかったみたいです。
なるほど。

そしてその流れで弾輝の運動神経の話に。

小学校時代に県記録を作った話が明かされます。

というか衝撃の事実です。
県記録を作った種目というのが――。


出典:寒川一之『あの月に向かって打て!』第4球

50メートル走

立ち幅跳び

ソフトボール投げ

反復横跳び

計4種目!!!!

しかもどれもまさに運動神経が良くないと取れないような種目!
瞬発力地肩の強さ……これはどう考えても 野球の“才能” があるじゃないですか……。

「そりゃなんかスポーツやんなきゃもったいねーだろ!!」

仰る通り!!!!

それでもまったく運動をしてこなかったのはお父さんの方針と、姉との誓い(?)のためでですよね多分……。

まぁ他人からするともったいないと思うかもしれませんが運動や勉強に遊び、何が大事かって人それぞれですもんね。
才能があるからってそれをやらなければならないなんてことはありませんし。

しかし仮に、自分に才能があるものを楽しむことができたとしたら
それは本当に凄く幸せなことだと思います。

「野球ね…高校からじゃ遅い気もすっけど」

「文月がどうなんのか楽しみではあるな」

同小でゴールキーパーの彼がこぼしたこの言葉が何かとっても優しくてトンガリの心に刺さりました。

別にプロ野球選手になれなくてもいい。
弾輝に何か大事な宝物のようなものが見つかって欲しいと願います。

球を拾って戻ってきた弾輝は「す、すみませんでしたどうも投げ方がよくわからなくて」と丸山に謝ります。

そこに登場したのが内藤先生

「いやいや、あやまることないだろ」

「やり方がわからないのは恥じゃないし、責められることでもない」

「そーゆーのは教わりゃいいのさ、そのために指導者おれたちがいる」

そういって弾輝の頭を撫でる内藤先生がかなり頼もしく映ります。


出典:寒川一之『あの月に向かって打て!』第4球

「上手いこと人に頼るのも才能の一つだ」

最短距離イージーでいこーぜ!」

かっこいい!!

凄く合理的な人だ!!!

次回は投球、投げ方のレクチャーになりそうですね!
投球は基本中の基本ですもんね。

弾輝がバッティング、投球とひとつずつ身に付けていく中で頭角を現していくのが楽しみです。

感想

想像以上に早く発覚した弾輝の輝かしい記録。

小学生時代ということは何か運動をやっていて鍛えられていたというより、
生まれながらに持っている瞬発力という感じがするので非常に有望ですね。

だけどボールを操る球技の感覚というのは神経系の発達するゴールデンエイジにどれだけボールに触っていたかというところに左右される部分も大きいと思うのでその辺りが描写されるかどうかで物語の展開が分かれそうですね……。

弾輝は細かい技術的な部分は他より弱くとも、類まれな身体能力で打破していくタイプのプレイヤーになるのかな。
しかしバッティングではアドバイスを受けたらそれをすぐにフィードバックさせる器用なところも見られたし、ここは素直に技術の習得も早い天才型か……!?

どちらにせよこういう“才能”を扱うのはいかにも寒川先生の作品という感じでワクワクします!

弾輝は反射神経動体視力も良いっぽいしかなりバッター向きですよね!!
前作がピッチャー主人公だったし今作はバッター主人公でいくのかな。
だとするとピッチャーも第二の主人公と思えるくらい重要なポジションになってくると思うし、誰がピッチャーになるのか凄く興味深いな。

ふーむ。

個人的には間宮くんに期待だ。

あと雪江ちゃんですよね。

まだ既存部員に全く触れず、新入部員しか動かしてないのにこの面白さか……。

しばらくは弾輝周辺で話作るだけでも面白くなっていきそうですね。

一巻が出てくれたらしこたま買って布教活動できるのに……。
歯がゆい……。

今トンガリにできることは記事を書いていくことだけだと思うので、これだけは続けていきたいです。

次回は内藤先生が見事弾輝に投球を教えて間宮辺りに内藤先生の凄さを教える回になりそうですね。
野球はあまり詳しくないので技術的な話は分かりませんがそれでも凄く楽しみです。

それでは次回もよろしくお願いします!!

モアー!

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