おはこんばんにちは!!
トンガリです!
弾輝vs.栄邦一年バッテリー、白熱してます!
いつものトンガリの近況はいいからさっさと内容に触れろって感じですよね!
ここ最近若い世代の方と漫画についてお話する機会があり結構ギャップに驚くということがありました。
スマホの普及に伴って想像していた以上にWeb漫画が浸透していた印象。
ちょっとリサーチしていきたいところですね。
という訳であらすじ感想いってみましょーー!!!!
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「マンガモア」では週刊誌で連載中の最新話をメインに感想を書いていくので単行本派の方はネタバレ注意です!!
また感想・考察は個人的な解釈に基づいたものとなっておりますので原作者様の想定している解釈と異なる場合がございます。
その点をご理解、ご容赦頂ければ幸いです。
第33話 あらすじ
祝!巻頭カラー!!
つい最近も同じようなことを言ったような!
前々回の31話でセンターカラーもらってましたね!
プッシュされていると思って……いいのか……!?
めちゃめちゃ応援してるんで単行本も売れて欲しいな~。
まだまだ見たい展開がたくさんあるから末永く連載が続いてほしいです。
さてさて本編はと言いますと、弾輝は8球目もクラウチング・スタイルで臨みます。
栄邦バッテリーのピッチャー、桂くんのお父さんである桂教授も熱い打撃を期待していますね。
が、しかし弾輝はまたしても見逃し。というか見送りですね。
この対応を見た時の桂教授の反応がこちら。
この人ほんと純粋に勝負を楽しんでるな……。
息子の勝ちを願うという感じではないのが物凄く好感を持てます。
野球に関してもプレイヤーとして詳しいレベルではなく観るのが好き、くらいなライトなファンという感じで観戦要員としてはベストに近い存在なのではないだろうか。(謎の猛プッシュ)
桂教授だけではなく、他の観戦メンバーも“見”に徹する弾輝に疑問を感じています。
朝比奈さんは「あと二球だぞ」と発破を掛けます。
「振らなきゃ始まらねえだろ、フルスイングしてみろよ!」との言葉に、とうとう弾輝が動きます。
「フルスイング、了解しました。」
なんとここでクラウチング・スタイルを捨て、いつものようにグウウンと大きく構えました!
これでこそ全球ホームラン狙いの弾輝!!
とは思いますが今までのクラウチング・スタイルはいったい……?
発破をかけた朝比奈さんも弾輝の意図を汲み取れないし、対戦している桂くんも全く問題視していません。
何より勝負のきっかけとなった相手である太原に至ってはこれでもかと煽ってきます。
「あれこれやっても意味はないぞ。」
「お前が桂のフォークを打つには、才能が足りないんだよ。」
「おかまいなく。」
太原の悪意のある言葉をいつも通りのマイペースさで躱し、静かに闘志を燃やす弾輝。
やってることは激しく大それたことなのに、大口を叩かず淡々と己の我を通す姿勢。
弾輝の凄いところの一つだと思います。
桂くんはそんな弾輝を見たところで特に驚異は感じておらず。
それもそのはず、これまでまるっきりスイングの軌道がフォークの球筋と合っていないのだから。
「一万回振ったって…空振りだよ。」
打たれないことを確信しつつも、一級品の精度で九球目のフォークを放ります。
これまで通り太原の要求にバッチリ応えた一球であろうそのフォーク。
これまで通りであれば弾輝のバットは空を切りボールはミットに収まり勝負は残り一球。
しかし、この九球目は違いました。
グラウンドに響く快音!!
伸びていく打球は物凄く良い角度で上がっていきます!!
これは!!
これは!!!!
と大興奮で見送りましたが、結果はファール!!
惜しくもポールの外でした!
この驚異の当たりは観戦している人たち以上に対戦している栄邦バッテリーに衝撃を与えます!!
特に痛快なのが太原の反応!
まず一級品の桂くんのフォークを完璧にとらえたことに冷や汗を流しています。
そしてさらに、
「フォークの 落ち始めるところ と… 落ちる角度 を確認したんです。」
「それがわかれば打てるじゃないですか。」
「一球じゃ難しくて…二球かかりましたけど。」
という弾輝の異次元な発言に、完璧に飲まれています!
朝比奈さんの反応からしても、これはある程度のレベルで野球をしている人物からしたら信じられない、有り得ないことが起こっているのでしょう。
太原が簡単にビックリするやつだったということではなく、あの太原がこれほどに驚愕するようなことを弾輝がしでかしたのだと。
今回もまた弾輝の規格外な部分を垣間見ることができました。
たったの一振りで全てが変わり、冷や汗を流している太原。
そしてジャストミートしたことに浮かれず、最後の一球にさらなる闘志を燃やし集中していく弾輝!
次号、衝撃の決着です!!!!
感想
あちーーーー!!!!
弾輝すごい!!
弾輝最強!!
この天然な感じで困難を打ち破る凄みがたまりません!!!!
弾輝気持ち良いな~~!!
クラウチング・スタイルは球筋をしっかりと確認するためでしたね。
弾輝の並外れた動体視力のなせる業でしょう。
これがまず弾輝の圧倒的なポテンシャルのひとつですよね~~。
そして球筋を確認したらそれに合わせてスイングできる。
つまり身体をコントロールする能力もずば抜けてるんじゃないかなと思います。
これまでも教えられたことを素直~に実践して物にしていましたからね。
頭で分かっていても上手く実践できないのが当たり前だと思いますが弾輝は割とその辺りで躓かないイメージ。
フォークの球筋を確認した後の滑らかなスイングの描写と弾輝の表情が鳥肌立つほど格好良かった……。
寒川先生の絵は良い意味で地味なイメージがありましたが、その中にインパクトのある見開きやゾクッとするような静かな迫力のある描写が差し込まれてギャップが凄い。
これからもどんどん熱い描写を魅せてもらいたい。
今回の癒やしポイントは……桂教授のリアクションですね。
あまりにも良い人すぎる……。
スポーツに対するモノの見方が勝ち負けよりももっとメンタル的な部分にあるのかな?
息子である桂くんが負けることになっても得るものがあれば良いとかそんな?
弾輝たちの父、文月教授は勉強のできないやつはダメだ、みたいな結構固い価値観を持っている印象があるのでその辺りで渋い問答が見られるかもしれない。
桂教授のように飄々としている人がたまに見せる渋い一面にトンガリはめちゃくちゃ弱い。
あとはやっぱり妃愛ちゃん。
本日発売のスピリッツ1号に33話が巻頭カラーで掲載されております!
大好評発売中の単行本3集とあわせてよろしくお願いいたします! pic.twitter.com/7wmOjDsj1X— 【あの月に向かって打て!】公式/第3集11月30日発売! (@tsukiniofficial) December 7, 2020
公式の妃愛ちゃんプッシュが凄いのであえて説明するまでもないでしょう。
トンガリ的には妃愛ちゃんの取り巻きの子たちの良い子たち感も凄く好きです。
さてさて、いよいよ太原が弾輝にビビり始めましたが果たして勝負の結末は!?
トンガリとしては、怖気づいた太原が安パイとして初めて見せる本気のストレートを要求するも、それに完璧に反応した弾輝がホームラン……とメッチャクチャに弾輝贔屓の展開を予想します。
太原に弾輝が認められて欲しい。
そして笠原や玉縄についての考えを改めて欲しいですね。
爽やかな太原見てみたいという想い故です。
ではまた次回の記事でお会いしましょう!
モアーー!!
33話、桂くんのお父さんの桂教授、野球がすきなのか色々濃いですね。
息子が野球をはじめたのは、お父さんの影響があるかもしれないし、お父さんの影響と関係なく野球をはじめたとしても、このお父さんなら普通に熱くなっていそうですね。
思い切り醒めている弾輝の父親とは対照的ですね。
それはそれとして、二球使って球筋を見ていた弾輝、朝比奈さんの言葉に、九球目に勝負に出ます。
クラウチングスタイルを止めて、いつものフルスイングのスタイルに戻します。
弾輝的にはクラウチングスタイルは、球筋を見るためのもので、打つためのスタイルじゃなかった、ということですね。
ちなみにクラウチングスタイルの利点は、低めの球が見やすい、というのもあるようです。
九球目、あわやホームランの大ファールに痺れましたね。
まぐれでバットがフォークのボールに当ることがあっても、ホームラン級のファールなんて普通打てませんよ。
「フォークの 落ち始めるところ と… 落ちる角度 を確認したんです。」
「それがわかれば打てるじゃないですか。」
「一球じゃ難しくて…二球かかりましたけど。」
弾輝のこの発言、ああやっぱり球筋を見ていたんだ、と思いましたが同時に、
これって普通なら素人の発言じゃないですよね。弾輝に関しての事では今更な事ですが。
ファールだったとはいえ、弾輝の打球、バッティングに驚愕の太原。
この結果と弾輝の発言を受けて、私は最後の一球には二つの選択肢があると思っていました。
意地でもフォークを投げて弾輝を討ち取ろうとするのか、それとも……。
太原、そして栄邦のバッテリーはどっちの選択をするのか?
次の34話の続きは、それを楽しみにしていました。
34話のレビューは早めにするとのことなので、最後の二択はちょっと突っ込みぎみに書いてみました。
(もう次の話は読んでいるので、結果はわかってはいるのですがw 個人的には意外な選択だとは思っています)
そんな訳で、次の話のレビューも楽しみにしています。