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鬼滅の刃 第183話「鬩ぎ合い」感想・考察

出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第183
週刊少年ジャンプ2019年51


おはこんばんにちは!!
トンガリです!!

冒頭からしばらく恋柱・甘露寺蜜璃さんのテンションで毒気を抜かれたトンガリです!

いやいや、こういう要素は必要ですよ。
蜜璃さんはトキメキを感じなくなると技のキレがなくなるという公式設定がありますので無理矢理にでもあのテンションでいないといけないのです。柱として。

しかしそんないつも通りの蜜璃さんでもランダムに変化を繰り返す無限城の移動圧でまともに戦闘態勢を取ることもままなりません!!

コミカルながらも無惨に恐らくかなりのレベルの恐怖を感じております。
それにしても、蜜璃さんがいるだけで緊張感が黒死牟戦の比ではありません。
無惨……ドンマイです。


出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第183

さらっと蜜璃さんからも頼りにされてる岩柱・悲鳴嶼行冥さん。
柱にとっての心の支柱、かっこいいです。

そしてどうやら蜜璃さんの登場タイミングは現場の判断で変更していた模様。
本来は柱がみんな死んだと思わせてからの奇襲作戦だったようです。
思ったよりも炭治郎と水柱・冨岡義勇さんが劣勢だったことから飛び込んだみたいですね。

ここから蜜璃さんの過去回想。(ホワホワワーン)


出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第183

この物言いが本当に愈史郎でなんだか少しほろっときました。
珠世さんを殺されてもこんな風に振る舞えるなんて……漢の中の漢だよ愈史郎は……。


出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第183

蜜璃さんが阿呆のように動いて囮になり、
愈史郎が気づかれないように距離を詰めて鳴女の視覚を乗っ取る作戦。

あっさり成功してて流石と言わざるを得ません。

「それから脳内に侵入して無惨の支配を外して頭も乗っ取る」

ん!?

そんなことできるんだ!凄い!!

これにはトンガリも蜜璃さんと同じような反応をしてしまいました。
愈史郎かっこよ!!

回想終了。

現在無限城がめちゃめちゃに動いているのは無惨と愈史郎が戦い鬩ぎ合っているからであることが判明。


出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第183

その鬩ぎ合いというのも、殆ど外れていた無惨の支配を再び強い力で絡め取り再開。
からの、鳴女を通して愈史郎まで吸収し始めるという超物理的な鬩ぎ合いとなっていました!!

チャンスが一転して大ピンチに!!!!

愈史郎の傍で様子を見守っていた名も無き剣士が

「協力する!俺を喰え!それで無惨を倒せるなら…」

と言っていたのが地味にツボでした。
これも少しコミカルながらもナチュラルに隊士が命懸けで戦っていることが分かる良い描写。

デフォルメ顔なのは一体何故……。
無惨戦、何となくイケそうな気がしてきました。

名も無き隊士が命を張っていれば、当然それ以上に黙っていない剣士たちが鬼殺隊にはいます。


出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第183

水の呼吸 肆ノ型 打ち潮

蛇の呼吸 壱ノ型 委蛇斬いだぎ

水柱・冨岡義勇蛇柱・伊黒小芭内!!!!

柱の中でも特に技巧派であろう二人が無惨に斬り掛かります!!

刻一刻と変化する無限城に対応し、無惨に攻撃を仕掛ける体捌き……流石です感動です!!
やっぱり伊黒さんかっこいい!!!じゃなくて、義勇さん並の強さ巧さ判断の速さ!!
無惨戦で大活躍が確定したようなものですこれ。

義勇さんと伊黒さんの攻撃で気を散らした無惨は支配力が弱まり愈史郎が主導権を取り戻します。

無惨の動きを制限するためか無惨周辺の床を消失させる愈史郎でしたが、無惨も大きな一手を打ってきます。

無限城の要である鳴女の殺害です。

遠隔操作で鳴女の頭を潰します。


出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第183

想定よりも早く鳴女の抹殺という手段に出た無惨に焦る愈史郎。
このコマの愈史郎の顔がいつもとちょっと違う趣(ちょっとタレ目に見える?)でドキッとするトンガリ。

そしてやはり鳴女が死ねば無限城は崩壊するそうです。
無限城が崩壊すれば無惨以外は全員死ぬとのこと……。

しかしそれでも諦めない愈史郎。
鳴女の細胞が完全に死滅するまでの僅かな時間で無惨と残りの隊員を外へ出そうと手を尽くします。


出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第183

関係無いけどここの名無し隊員の感情豊かなリアクション好き好きの好き。

鳴女死亡によって強い衝撃に襲われる無限城!
しかしまだ外には出られていません!!

無惨に食い散らかされた隊士たちがいる部屋に行き着きます。

続けられる無惨の猛攻は伊黒さんと蜜璃さんが加わっても軽くなったりはしません。
現に炭治郎がまたもダメージを負ってしまいます。

先程までとは違う無限城の軋み方に崩壊が近付いていることを察知する伊黒さん。

それに合わせるかのように上昇を始める足場。
脱出すべく動いた愈史郎の策でしょう。

とそんなことを考えていると無限城の異変に気を取られていた蜜璃さんに無惨の攻撃が直撃する……!!!!??

かと思われた刹那、炭治郎がぶん投げた亡くなった隊員の刀が無惨の側頭部に直撃!!(そして貫通!!)

蜜璃さんも伊黒さんがすんでのところで救助!!


出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第183

無惨の頭に刀!!
無惨の頭に刀!!!!

まさか柱でもない剣士から一撃を受けるとは。

鬼舞辻無惨も堕ちたものだな。

そして!!!!!


出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第183

舞台は遂に地上へ!!!!

愈史郎やったーーーー!!!!

早速美しい月が!!
鬼滅の刃は屋外で戦うと物凄く見栄えが良いんです!!

次回以降は刮目して読んでいきましょう!!!!!


無惨の頭に刀を刺し、無限城を崩壊させ、そしてとうとう地上へと出ることができました!!!!

やったーーーー!!!!

これで主だった課題はほぼほぼクリアしたのではないでしょうか。
いよいよ残すは夜明けまでの持久戦!!!!
遂に遂にここまできましたよ!!!!

最終ページに炭治郎と蜜璃さんしか描かれてないように見えますがみんな無事ですよね。

あと無限城は基本となる謎空間が地下にあったのかな?
天井をぶち破れば人間たちだけの自力でも出られた?
当然鳴女がそうはさせまいと妨害するだろうから机上の空論ではありますが。

それにしても……。
気が散ったとはいえ無惨の支配も押し戻すし、鳴女が死んでも何とか隊員の命を守ろうと尽力しているし……。
愈史郎ほんとのほんとにMVP級の活躍ですねこれ。
珠世さんの何としても鬼舞辻無惨を何とかしたいと思う気持ちを愈史郎が果たしてくれそうで嬉しい……。

そして伊黒さんの地味に見事な活躍!!
やはり鬼滅の刃はMVPを支える地味ながらも堅実な仕事をこなす魅力的なキャラクターが良いですね!!!!
そして誰もがそういった裏方役をこなせるバランスの良さ!!!!
かっこいい!!

伊黒さんは流石にもう少し掘り下げがあると思ってます。
オッドアイ関連か、恵まれているとは言い難い体躯関係か、腕力に頼らずとも戦える隠し玉があるのか。
戦い方や得意体質なんかはもうバリエーションが豊かで思いつきませんが……。
偉そうな態度とかから鬼舞辻無惨及び産屋敷家の遠縁とか考えましたがそうすると口元の包帯は産屋敷一族特有の爛れたようになる皮膚病を隠しているとか……?
あとはさっき「柱でもない剣士から~」の下りを確認した時に目に入って思い出した、
“青い彼岸花”に関連している一族とか?
「彼岸花 蛇」で検索してみたら彼岸花には蛇花という別名があるみたいです……。
あと開花時期が9月ですね……伊黒さんの誕生日9月……。
ええ……。(引き)

実弥さんの稀血設定で、鬼滅の刃は伏線を放置しない作品だというイメージが強いです。
青い彼岸花もその内きちんと回収されることでしょう。
頼みますので、伊黒小芭内とは関係のないところでお願い致します。
太陽を克服した完全体無惨は禰豆子が絡んでくるかなと思っていましたが青い彼岸花も充分に可能性がありそうですね。

さてはて、執筆中に調べ物したせいで何か書こうとしていたことが飛んでいってしまいました。
これは明日のお昼前くらいに思い出すやつですね。

うーーーーん。

しかし鬼舞辻無惨は何事もうまくいかず内心かなり面白くなさそう。
地上に叩き出された次回の無惨のリアクションが楽しみったらありません。

無限城から放り出される位置も気になります。
みんなひとまとめにできるのか、バラけてしまうのか。
そして飛び出した位置はどこなのか。
入った場所と同じであれば産屋敷家の隠れ家なので周りに禰豆子や輝利哉様がいるということはないと思いますが。
はてさて。

次回は全員集結できるでしょうか……。
岩柱・風柱サイドが気になります。

あーー無惨の頭に刀が刺さってるインパクトが強い、強すぎます。
猗窩座のことあんなに叱ってたのに……。
ここからこれまで部下に説教していたことを全て追体験していく展開でしょうか。
そんなことされたらダメです。
凄く大事な場面のはずなのにこみ上げてきてしまいます。

冗談はさておき……。
無惨もここからはなりふり構わず本気の本気で戦うことでしょう。
血鬼術もバシバシ使ってくるんじゃないでしょうか。
というか、炭治郎が手傷を負っていますが、今の無惨の形態では攻撃が当たった瞬間に血を送り込むことはできないのでしょうか?
血を入れて鬼にしてしまえば勝負有りなので無惨の攻撃は一撃必殺かと思っていました。

炭治郎の様子を見ているとそういった戦法は今の所取ってきてはいないみたいですね……。

無惨戦は無限城編に入ってからでも特に胸がスッとする展開が多い気がする。
愈史郎が凄く頑張ってくれました。

次回以降は剣士たちが無惨に説教しながら追い詰めていき、無惨が為す術もない状態になるまで追い込んで欲しいです。

さて、なんだか気分良く次回を待てそうです。
本当に無限城という埒のあかない厄介なギミックを何とかしてくれた愈史郎には感謝。
敵からも味方(無惨)からも酷い扱いしか受けなかった鳴女はほんの少し気の毒ですね……。
キメツ学園では人であった時の本来の美貌を存分に発揮してくれることでしょう。
ビジュアル的には化学の先生とか……?
化学の先生いませんでしたよね?

また脱線してる。

とにかく、ここ最近の展開の気持ち良さは珠世さんの気持ちに応えた最高に熱い漢・愈史郎のお陰でしょう。
次回までは愈史郎ありがとうで待機したいと思います。

愈史郎ありがとう!!!!

それではまた次回!

キメツーーーー!!!!

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