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鬼滅の刃 第165話「愕然と戦慄く」感想・考察

出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第165話
週刊少年ジャンプ2019年32号


おはこんばんにちは……。
トンガリです……。

戦慄いております……。
ええ……ええ……それはもうしょぼしょぼしておりますとも……。

とんでもないことになってしまいました……。
鬼滅の刃に絶望感が戻ってまいりました……。


出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第165話

「他の上弦とは比べものにならない、重厚な様、威厳すらある」とは霞柱評。
もしや鬼狩りだったのか?と予測を立てています。
この辺は我々読者からしてみれば散々に語り尽くされた話題ではありますがやはり初見ではそこが気になりますよね。

そして勝手に震えだす無一郎くんの刀を握る手……。
体が戦闘を拒否するほどの怖気が止まりません。

無一郎くんにとっては生まれて初めての経験。

黒死牟さん、目の前に立つだけで柱が震え上がるほどのプレッシャーです。
冒頭の無一郎くんを透かして見ているのは“透き通る世界”?
それとも鬼による「血の種類や病気、遺伝子など人間に判らないことは判別できる」というやつでしょうか。
文脈を考えると後者が自然ですし、そうであって欲しいのですが……。

無一郎くんの名前を聞く黒死牟。
そして発覚する衝撃の事実。


出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第165話

黒死牟の人間だった時の名前は継国巌勝つぎくにみちかつというそうです!

うん……まぁ今の所既存のキャラとの関連とかないしそれを聞いても特に驚きとかそういうものはありませんでしたが……。

なんと!
無一郎くんは黒死牟が継国家に残して来た子供の末裔!
つまりは黒死牟の子孫だということが発覚しました!!!

ほげえ~!
まさかのこっちの子孫か~!!
ということはやはり黒死牟は始まりの呼吸の剣士ということですね!!
いや始まりの呼吸の剣士の息子とか孫とかの可能性もあるか……?

産屋敷家で痣についての話をしている時の無一郎くんと同じような痣が発現している剣士の末裔かと思っていました。
なので黒死牟の末裔というのは結構意外。
痣の形は血や遺伝で決まらずに其の者に合った痣が浮かび上がるんでしょうか。

一気に話を進める黒死牟さんとても良い仕事をする。
その調子で戦闘をせずにみんなが集まるまで話をしていてほしい。

という訳にもいかず。
無一郎くん、怖気や動揺を一瞬で鎮めると黒死牟に斬りかかります。

霞の呼吸を弐ノ型“八重霞”、伍ノ型“霞雲の海”と仕掛けてみますがどちらも当たらず。

なにかにつけて褒めてくる黒死牟さんかなり自分(の血筋)大好きですね。

口癖は「流石は我が末裔」

血筋自慢は「何百年も経ってたらお前の血も細胞も俺の中にはひとかけらも残ってないよ」と一蹴。
痣を発現させ、霞の呼吸漆ノ型“朧”を繰り出します。

そして黒死牟さんのお蔭で発覚する新事実再び。
この技は黒死牟さんも見たことの無い技だそうで、無一郎くんが編み出したのだろうと推測しています。
そういう情報ファンブックに書いてくださいよお!!
無一郎くんすごいですね!!
新技を編み出すのってかなり凄いことだと思うけどこれで何人目でしたっけ?
義勇さん、善逸、無一郎くん。
そしてそもそも呼吸自体がオリジナルなのが蜜璃さんと伊之助かな。
音と蟲は呼吸派生ノ図で派生元と実線結ばれているのでこれまでにもあった型なのだろうと考えています。(恋と獣は破線で結ばれてる)
トンガリ的には呼吸自体がオリジナルよりも、歴史のある型に自ら編み出した独自の型を作り出す方が渋くて好みです。


出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第165話

無一郎くんの編み出した“朧”を「実に良き技」と称賛し、礼儀としてついに黒死牟も刀を抜きます。
次の瞬間――。


出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第165話

月の呼吸 壱ノ型 闇月・宵の宮

あ……?

ああああああああああ!!!!?

腕が……無一郎くんの腕が……。

しかしそれでも無一郎くんは怯みません……!

すぐさま止血をし、さらに攻撃を仕掛けます……!!


出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第165話

素手で刀取られて柱に貼り付けにされた。(呆然)

サブタイトルを見て「何か今回難しい言葉だな」と思っていましたがとてもよく理解できました。
黒死牟の圧倒的な強さを前にとてもびっくりしてからだがふるえるという意味ですね。
無一郎くんが震えてたことかなと思いましたがもしかして読者の心境をサブタイトルに……?

誰なんだ一対一でもそこそこ渡り合えるのでは?なんて言っていた人は……。
というか悲鳴嶼さん来てくれるの……?
もう先行っちゃってる……?

無一郎くん…………。


はーい……。
トンガリです……。

だめ……でした……。

強いです黒死牟……。
刀の奪い方もめちゃんこおしゃれ……。
獪岳を脅していた時もおしゃんな感じで刀持ってましたが常日頃から体の一部としてペン回しならぬ剣回しみたいなことして手に馴染ませてるんでしょうか……。

黒死牟は今のところ、自分の欲求というか目的を前面に出してきていないので悪者感が少なくて困っていました……。
が!!
今回の件で完全にトンガリの滅殺対象にランクインしましたよ……!!
でもこの鬼が喋ると色んな事実が判明するから中々に貴重な存在なんだよなああああ!!!!
次回は貼り付けにされた無一郎くんを心変わりさせるために始まりの呼吸とは、鬼とは、痣とは等々の色んなことを語り尽くしてくれることでしょう!!!!!(個人的願望)

無一郎くん鬼にされてしまいます……。
黒死牟は鬼になるまでに3日かかったと言っていましたね……。
無一郎くんも3日とはいかずとも数時間で鬼になってしまうということは無いと思います。
鬼になってしまう前に無惨を滅殺すればギリギリセーフ……!?
あ、違う!鬼になって腕を再生してから人間化の薬を飲めばいいんだ!!!!!!!
やった!!!!

まぁ無一郎くんがそんなやり方を容認するとは思えず。
鬼にされてもすぐに無惨の名前を出して自死することでしょう。
自我をなくされてしまっても柱の誰かに討たれることでしょう。
いやだなぁそういう暗い展開……。
禰豆子なんとかしてくれないか……。
最近までラスボス候補とか言っててごめん……。

今回たくさん色んな情報が出ましたね。
多いので箇条するか。

箇条書きにするまでもありませんでしたね。
なんか他にも書くことあった気がするんですがいつも最終ページのインパクトでほとんど頭から飛んでいくんですよね。
読みながら書けないトンガリ。

無一郎くんが「鬼となっても呼吸による剣技は使えるのか」と考えていました。
やっぱり善逸戦の情報は共有されていませんね。
というか獪岳が鬼になったという情報はどこから入手したのか分かりませんが、その際に「鬼となった後でも呼吸を使う」ということは分からなかったのでしょうか。

は~、それに今回は内容もしっかり、テンポもさっくりでテンションが変な感じです。
一気にやりすぎです……。
無一郎くんと黒死牟しか出てこなかったし……凝縮されてましたね~……。
時間にして数分のできごとじゃないですかこれ……。
というか鬼滅の刃ってそんなのばっかりか。

しかし今回の戦闘は美しかった。
鬼滅の刃のオススメポイントに戦闘描写の美しさって入りますよね。
好きです。
カラーだとさらに綺麗に感じます。

はぁ……。
次回も展開が重そうですねぇ……。
悲鳴嶼さん……助けてくれないかな……。

今回はこれくらいで……。
次回もよろしくおねがいします……!

追伸 ファンブックで一番驚いたのは半天狗の分裂体の姿が、若かりし日の半天狗の姿だったことです。

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