出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第139話
週刊少年ジャンプ2019年3号
おはこんばんにちは!!
トンガリです!!
12月……師走というだけあって年末に向けて忙しくなってくる時期ですが皆さんいかがお過ごしでしょうか……。
トンガリはと言うと、ありがちではありますが、朝晩の冷え込みに体調を崩し忙しなさに拍車をかけ回復が遅れさらにバタバタして……といった悪循環に苛まれています。
しかししかし!!
そんな負のスパイラルも吹き飛ばすような怒濤の展開!!
そう、鬼滅の刃は今にも火がつきそうな程の急展開です!!
感想だけは何としても書いていきたい!!
そして鬼滅世界の登場人物たちを全力で応援していきたいと思います!!(もちろん吾峠先生も!!)
では感想いってみましょ~。
岩柱・悲鳴嶼行冥さんが初めてお館様・産屋敷耀哉様とお会いしたのがお館様14歳の時。
悲鳴嶼さんから見ても「その立ち居振る舞いは己より四つも歳が下だと思えなかった」と言わしめるほど。
悲鳴嶼さんも相当に大人びているように感じますけどね……。
そしてお館様はいつもその時その人が欲してやまない言葉をかけてくれる人でした。
そんなお館様がある日こんな事を仰られます。
お館様はただの勘で理屈はないとしていますが、どうやら産屋敷一族には凄まじい勘、“先見の明”とも呼ばれる優れた感覚を持っていたようです。
なるほど、こういった感覚が優れていたから人よりも一歩抜きん出ることができていたんですね。
さらっと鬼殺隊を支える財源について公式の解答をもらえたみたいですっきり。
「他の…子供たちは…私自身を…囮に…使うことを…承知しないだろう…」
「君にしか…頼めない…行冥…」
「御意 お館様の頼みとあらば」
「ありがとう…どうか…もうこれ以上…私の大切な…子供たちが…死なないことを…願って…」
お館様のしゃべることもままならない様子が痛々しく、悲鳴嶼さんの涙が胸にきます……。
病の進行によって足腰が立たなくなり床から動けなくなるまで
亡くなった鬼殺隊員の墓参りを一日も欠かしたことが無かった
お館様が本当に鬼殺隊の剣士たちのことを子供のように思っていたことを知ることができて本当に嬉しくて哀しいです……。
それにしても悲鳴嶼さんとお館様の信頼関係良いですね。
場面は鬼舞辻無惨との決戦に戻ります。
棘付き鉄球で無惨の頭部を打ち砕いた悲鳴嶼さん。
しかしその感触がお館様の推測していたある一つの事実に辿り着きます。
「頚を斬っても 死なない!!!」
さー出ました!!
頸を斬っても死なない鬼!!
流石に鬼たちの大元なだけはあります。
割と絶望的な状況になってしまったように思いますが悲鳴嶼さんの戦意が揺らぐことはありません!
日が昇るまでの持久戦望むところと言ったところでしょうか!!
再生速度も悲鳴嶼さんが退治してきた鬼とは比べ物にならないとのことですが、悲鳴嶼さんは上弦の鬼と戦ったことはありませんよね。
まぁ“格”的に上弦の鬼を更に上回る再生速度だとは思いますが……。
あと音で判断しているところを見ると、悲鳴嶼さんは完全に盲目状態で戦っているっぽいですね。
愈史郎の視覚譲渡はそれほど万能なものではないのか、それとも心眼を極めた悲鳴嶼さんが拒否したのか。
悲鳴嶼さんの分析では「お館様の爆破と協力者による弱体化があってもこれ程の余力を残した状態」ということになっていますが、鬼を人間に戻す薬って効いているのでしょうか……?
めっちゃ頭部再生されてるしそれでも超速再生されちゃうって、本来の無惨はどれだけとんでもない強者だったんだろう……。
黒血枳棘
岩の呼吸 参ノ型 岩軀の膚
棘の血鬼術によって拘束されている無惨が悲鳴嶼さんに対して有刺鉄線のようなもので拘束する技を繰り出しました!
これは棘の血鬼術を吸収して無惨流にカスタマイズして使っているのでしょうか?
血鬼術と書かれてはいないので、これは無惨にとってはただの能力に過ぎないのかな?
とすると無惨の血鬼術は鬼の血鬼術を吸収して自在に扱える血鬼術、みたいな可能性ありますね。
だとすると半天狗のめちゃくちゃしつこかっためんどくさい血鬼術とか使われそうで物凄く嫌だ……な……。
あといつも思いますが吾峠先生のネーミングセンスって凄く綺麗ですよね。
個人的にはこういった部分も鬼滅の刃の魅力のひとつではないかと思っています。
枳(からたち)の棘……いたそう……。
無惨の黒血枳棘に対応すべく、やっとこさ岩の呼吸のお披露目です!!
岩軀の膚! こちらもかっこいいネーミング!
岩の様な肌……防御系の型で迎え撃っているのが冷静さを失っていない感じで悲鳴嶼さんっぽい。
息を呑む攻防の間に、ついに柱たちが戦場の中心へと集結しました!!
「鬼舞辻無惨だ! 奴は頚を斬っても死なない!!」
この一言で全ての柱が瞬時に動きます!!
流石鬼殺隊の柱は判断が速い!!
全員がそれぞれの呼吸の技を繰り出します!!
霞の呼吸 肆ノ型 移流斬り
蟲の呼吸 蝶ノ舞
蛇の呼吸 壱ノ型
恋の呼吸 伍ノ型 揺らめく恋情
水の呼吸 参ノ型 流流舞い
風の呼吸 漆ノ型
ヒノカミ神楽 陽華突
かっこいいーーーー!!!!
現・柱全員の攻撃する様がかっこよすぎてイケそうな気がしてきました!!!
詳細の分からない呼吸もありますが、おそらくは呼吸の中で最速の型で攻めようとしてるのかな……?
いや性格出そうだな……。
水の呼吸・参ノ型の流流舞いって別に最速ではないですよね。
頚を落としても滅殺できないことを聞いて、ダメージを与えるべくどう動かれても対応しやすい型を選んだとか?
霞の呼吸・肆ノ型の移流斬りは直線的で真っ直ぐ無惨の頚を落としに行ってる感じがします。
柱だしそれなりに合わせることもできるでしょうしきっと色々考えて技を出し合ってるはず……!!!
全員の合わせ技はどうなる!!?
落とし穴!?!?
鳴女の血鬼術の転送術か、それとも鳴女の血鬼術を無惨が吸収していて、瞬時に展開したのか。
詳細は分かりませんが、おそらく全員の技を出す踏み込みの瞬間を狙ってもれなく全員無限城かどこかへの転送扉に落とされてしまいました!!!
やばい……。
柱が集合してさっきまでかなりイケイケムードだったのにもうかなり不安な感じがしてきました……。
鬼舞辻無惨……本当に弱っているのか……?
口を開いたのは炭治郎。
こういう真っ直ぐなところはやはり主人公。
いつだって悪鬼に立ち向かう心は失いません。
そして決戦へ!!
最大戦力でもって無惨の本拠地へ突入です!!!
鬼舞辻無惨倒しきれなかったああああ!!!!
これは無限城に逃げ込まざるを得なかったと考えれば追い詰めているのでしょうか!?
それとも、柱たちも引き連れての転送なので鬼舞辻無惨の方も一網打尽にするチャンスを待っていた!?
正直これは読めません!!
この扉を展開したのは鳴女なのか無惨なのか……。
それすら結構怪しいです。
そして無限城に入ったからには半端な決着は有り得ないですよね……?
これもしかしなくても鬼滅の刃かなりクライマックス!?
前々回くらいまでの修行編の雰囲気はいったい……。
今回転送された先にはきっと上弦の鬼たちも潜んでいますよね。
見た感じ、
- 炭治郎と水柱・冨岡義勇さん
- 蛇柱・伊黒小芭内さんと恋柱・甘露寺蜜璃さん
の二組は同じ扉に落ちているので転送先でも同行できますよね……?
それに痣発現者と痣未発現者の組み合わせなのでスポット当たって痣発現!勝利!!となりそうですが……。
風柱・不死川実弥、蟲柱・胡蝶しのぶ、岩柱・悲鳴嶼行冥、の三名は痣が出ていなさそうなので不穏が過ぎます。
あと珠世さんは……。
転送しようとした無惨が棘の血鬼術で襖に引っかかっって「しまった!!」夜明けまで全員でボコリ→勝利!!!でも良いんですが……。
扉をくぐっている時には棘の血鬼術が消えていますね……。
愈史郎や浅草のお父さんはどうなるんだろう。
あとこれで決戦って、善逸の思わせぶりな覚醒フラグは!?!?
もうこれで決着してしまうんですか!?
イヤアアアアアアアアアア!!
こんなことある!?!?
鬼舞辻無惨、存外にしぶとくてさすがにラスボスだなと考えを改めました。
柱全員の攻撃も不発に終わってしまってかなり消化不良です……。
しかし単純計算だと、上弦の戦闘要員残り三体に対して、鬼殺隊の戦力は柱が7人に日の呼吸の使い手1人。
一体に対して3人くらいで挑めると考えると、これはこれでチャンス……?
いや鳴女と無惨も数に入れた方がいいですね……。
特に無惨なんてどこかの戦場にちょっかいかけてきたらそれだけで戦況が決まってしまいます……。
むーん……。
兎にも角にも……ここからしばらくは毎週毎週が修羅場になってしまうことでしょう……。
とりあえず次回転送先で不意打ちとか喰らわずにしっかりと戦闘態勢を整えられていることを祈ります!!!
みんな頑張れー!!!!
まさに怒濤の展開!
読んだ時に思わず、なるほどなぁと何かに対してメチャクチャ納得してました!
珠世さんを除いて、鬼殺隊面々は丁度6つに分断されたので、やはりあの襖の向こうには新上弦の鬼六体が待ち構えてる感じなんでしょうか?
(落ちた先が個室じゃなくうっかり大広間で9対1でリンチでもいいんですが笑)
ただ、全戦全勝なら万々歳ですが、善逸覚醒や御館さまの息子、桃先輩等の伏線がまだ残ってますし最悪負け越しで敗走までありそう…
それと体調、大丈夫ですか?
冬なので、下から火で炙るなどしてしっかり暖をとりましょう!
これからもまだ冷え込むと思うので、何卒ご自愛ください。では