出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第128話
週刊少年ジャンプ2018年44号
彼らの息遣いは確かに刀に――
おはこんばんにちは、トンガリです。
刀鍛冶の里は上弦二体の襲撃を受けたにも関わらず被害は最小限に留められました。
しかし最小限とはいえ、犠牲になった人がいることも確かです……。
しっかりとした弔いはできずとも、生前愛用していたであろう刀を備えた簡素なお墓を作り供養しています。しんみり。
悲鳴嶼さんがいたら号泣していたことでしょう。
そして刀鍛冶の里はというと、炭治郎が意識を失っていた七日間ですでに拠点を移しているようです。
“空里”という、いざという時にすぐ移り住めるような里を作っているらしい。
やはり鬼殺隊の備えはすごい……。
目を覚ました炭治郎は“隠し”の後藤さんと話している間にも猛烈に食事をして回復に努めていました。
「甘露寺さんもいっぱい食べるって言ってたんで!」とのこと……。
あの人はまた別……。
しかし煉獄さんもかなり食べてましたしたくさん食べるに越したことはないかもしれません。
蛇柱「強さとは食事量ではない」
ちなみに恋さんと霞さんは二日眠って三日でほぼ全快とのこと。
どちらも常人ではありませんね。
それと後藤さんは禰豆子のこともとても心配してくれていた様子……。
禰豆子はアオイさんやきよすみなほちゃん三人が遊んでくれているそうです。
そのおかげで少しずつ喋れるようになってきて~と言ってますのでこれは禰豆子完全復活もそう遠くなさそうですね。
上弦二体との激闘が嘘のように平和な空気でしたが、とうとうヤツが現れました……。
善逸ーー!!
久しぶりー!!(でもないか!回想で出てたね!)
善逸節が懐かしーー!!
そして相も変わらずアレなやつですねほんとに!!
物凄いテンションに大声で喚き散らしています!
善逸が暴れまわっていると日常に帰ってきたんだと実感しますねぇ……。
禰豆子の「おかえりいのすけ」という発言で一気にテンションが殺意にまで落ちてしまいましたがみんな元気です。
伊之助は善逸が来る二日前に怪我をして蝶屋敷に来ており、その時に禰豆子にひたすら自分の名前を覚えさせていた模様。
おやぷんいもすけ。
そしてそして、場面は移り産屋敷邸。
そこに集まるはそう、柱!
善逸が喚いていたその日、産屋敷邸では緊急柱合会議が開かれていました!!
今回は柱合裁判が無いからか、割と和やかに柱の面々が交流しています。
上弦との遭遇を羨ましがる風柱・不死川実弥。
こればかりは仕方がないと戦闘後の二人を気遣う蛇柱・伊黒小芭内。
いつも通りの恋柱・甘露寺蜜璃。
同じく霞柱・時透無一郎。
柱が欠けることなく上弦二体を倒したことを尊ぶ岩柱・悲鳴嶼行冥。
二人の傷の治りが異常に早かったと蟲柱・胡蝶しのぶ。
その件も含めてお館様から話があるだろうと水柱・冨岡義勇。
皆さん健在の様子。
童磨や黒死牟に殺されていなくて良かった……。
初登場時は「悲鳴嶼さんてすぐ退場しそうだな…」なんて思っていたのに柱は本当にしぶといですね。
今となっては一人も使い捨てされそうなキャラがいない。
組織の幹部クラスのキャラクターがちゃんと強く描写されてるの好き!!
お館様の代理のあまね様が到着し、柱合会議が始まります。
ん?
お館様の病状が深刻なことに!!!!
とうとう柱の前に姿を見せることも難しくなってしまったご様子!!
ああぁこれは辛い……。
お館様も柱もどちらも辛いだろうなぁ……。
あまね様の言葉を聞き、全員即座に頭を下げました。
今回の挨拶は岩柱・悲鳴嶼行冥。
お館様頑張ってください、そしてあまね様も思いつめすぎないよう、とさり気なくあまね様のことも気遣うイケメンです。
そりゃ一番側にいるあまね様が一番辛いですよね……。
あまね様の「柱の皆様には心より感謝申し上げます」という言葉が良い。
あまね様から、「日の光を克服した鬼」が現れ、それを狙う鬼舞辻無惨との大規模な総力戦が近づいていることが語られます。
そして今回の柱合会議の本題、痣の発現条件について話が進みます。
反応からして当事者である二人は自身に痣が発現していたことには気づいていなかった見たですね。
鏡なんて見てる余裕ありませんでしたしまぁそうでしょう。
無一郎くんは鉄穴森さん辺りが話してても違和感ありませんけども。
そして語られる衝撃の事実。
戦国の時代
鬼舞辻無惨をあと一歩という所まで追い詰めた
始まりの呼吸の剣士たち
彼らは全員に鬼の紋様と似た痣が発現していたそうです
な、なるほどーーーー!!!!
日の呼吸の剣士は『複数人』いたッ!!!
船が二隻あった時並の衝撃です!!
なるほどーー!!
どうしてかその発想は全然無かったーー!!
黒死牟と日の呼吸の剣士が別人説とか普通に話してたのに何故人数を限定していたのか……。
複数人いたとなれば色んな話が繋がりそう!!
竈門家のご先祖様が話してた剣士様と時透家のご先祖様は別人だったのかあ~。
なるほどなぁ。
痣の発現に関して驚いてるっぽいコマにいるのが風柱、蛇柱、水柱。
御存知の方は御存知ですというあまね様の発言の後に岩柱の意味深な一コマ。
悲鳴嶼さん知ってたっぽいですね。
確かに得体が知れない。
あと水柱は表情変わらなさすぎで驚いてるのか分からない!
もしかして鱗滝さんから聞いてたりするのかな。
風柱・不死川実弥が「何故伏せられていたのです?」と問います。
思いつめてしまう方……。
まぁ、そうよね!!
頭の中にピースしてる煉獄槇寿郎さんが浮かんできましたよ!!!!
でも槇寿郎さんは日の呼吸に異常にこだわってましたよね。
重要なのは痣の方なのか日の呼吸の方なのか。
もしも痣が発現していれば扱うのが日の呼吸かどうかはさしたる問題では無いのかな?
痣については当時あまり重要視されていなかったからか、はたまた鬼殺隊が何度も壊滅させられかけてきた過程で継承が途切れたからか、伝承が曖昧な部分が多いみたいです。
煉獄さんが炎と水の剣士はどの時代でも必ず柱に入っていたと仰っていた(7巻参照)から少なくともこの二流派は壊滅させられかけた時も生き延びてたんだなぁ。
ということはやはり水の呼吸一家も痣や始まりの呼吸について何かしら知っているかもしれませんね。
久しぶりに鱗滝さんに会いたい。
そしてさらなる新事実。
“痣の者が一人現れると共鳴するように周りの者たちにも痣が現れる”
おぉぉ……。
これでずっとずっとずーーっと疑問に思っていた、煉獄さんに痣が出なかった理由が……。
痣には発現する条件がある!
それがヒノカミ神楽なのか日の耳飾りなのかなんなのか、まだ分かりませんが炭治郎がその条件を満たしたんですね!
そしてその痣が同世代の剣士たちに共鳴したと!!
なるほどなるほどなるほどー!!
今回はもうずっとなるほどしてます!!
当然お館様も炭治郎に痣の発現方法を聞き取りしていたようですが……。
説明が抽象的すぎる……。
グワーッて……。
これはダメだと秒でスルーされてしまう炭治郎可哀想……。
しかし今回の上弦襲撃によって新たに柱の二人が覚醒したことで事態が進展したって訳ですね!!
具体的な痣の発現方法が分かればまさに鬼に金棒じゃないですか!!
炭治郎みたいな平隊士ではなく柱であれば当然冷静に分析してある程度の覚醒条件を把握しているはず!!
教えてください蜜璃さん!!
これはダメだ……。
蜜璃さん……。
あまりのことにその場にいる全員の時が止まってしまいました……。
小芭内さんだけ頭を抱えてるからやっぱり親しい?
というか最近の小芭内さんの言動を見ていて、実はただただ小芭内さんが面倒見の良いお兄ちゃんなだけな気がして来ました……。(さては長男?)
すっかり恐縮してしまった蜜璃さんの後ろから顔を覗かせた無一郎くんが話し始めます。
静かに、しかし力強く語られる――。
次回は無一郎くんが今回の戦いで感じたこと、そして上弦をも上回る力に覚醒する痣の発現方法が語られます。
とか言って蜜璃さんみたいなことになったら無一郎くん大好きになってしまいそう。(すでに好き)
さあさあさあ!
物語が大きく動きそうな濃密な気配がしてきました!!
ここ最近設定大丈夫かなぁと心配していましたが、全ての謎が繋がりそうな予感!!
やっぱり鬼滅の刃はすごい!! おもしろい!! たのしい!!!
やはり一番気になるところは痣の発現条件でしょう!!
とりあえず軽く予想しておきましょう!!
まず前提条件として、炭治郎(その世代一人目の痣発現者)と対話をするというのがあると思います。
すでに外しそうな予想ですがまぁ気にせずいってみましょう。
- 炭治郎のことを好きになる(最有力)
- 穏やかな心を持ちながら激しく怒る
- 自分ではない誰かのために戦う
- 自分自身を好きになる(受け入れる)
こんなところかな!?(すくなっ!)
う~ん当たっている気がしない。
何か考察力が落ちている……。
そもそも最初の一人が現れると広がっていくって現象。
最初の一人はまた発現条件が違うんだろうなぁ。
そして痣によるリスクやデメリットをその最初の一人だけが乗り越えられるみたいな展開がありそう。
痣の広がりについて、ウイルス説とか感染説とか考察する方いらっしゃいませんか。
共鳴って言うけどそれはどういうあれなんだろう。
なんかプログラム的なものを感じる。
鬼滅の刃電脳世界説?
あとは始まりの呼吸の剣士たち!!
一体何人いたんでしょうか?!
描写されている五人だけだとしたら、一番左の若そうな子が黒死牟として鬼になり次のコマでは四人になったとかありそうですね。
この世代で一番若かった黒死牟が、竈門家と接触した剣士の弟で強烈なコンプレックスを持っておりそれを覆すために鬼になる道を選んだとか……。
痣の種類も炎柄と雲柄ともうひとつ新しい柄が登場しましたね!
なんかどこかで見たことあるような気がするのですが思い出せない……。
違う漫画かなあ……。
蜜璃さんの花のような柄は見当たらないのでこの人はつくづく規格外ですね。
それから、やはり昔から鬼の紋様と似た痣というような認識だったぽいですね。
鬼の紋様と剣士の痣。
う~~ん。
痣が発現すると身体能力が飛躍的に高まる。
さらに今回の話で回復も早くなることが分かりました。
身体能力が高まり、回復(再生)が早くなるという部分は鬼化と共通していますね。
しかし痣の発現は条件が厳しく誰にでも出来るものではない。
例えば、鍛えに鍛えた人間が正しい心を持ちながら激しい怒りによって人のために自分の限界を超えた時に痣が発現するとしたら、教えられて何とかできるようなものではありません。
それを強制的に覚醒させる方法が平安時代の鬼舞辻無惨の主治医の秘薬、そして鬼舞辻無惨の血による鬼化なのかもしれません。
ただし強制的に覚醒させるリスクとして、日光に弱くなり莫大なエネルギー(人間)を必要とする、とか。
でも主治医の秘薬による鬼化と鬼舞辻無惨の血による鬼化では結構な差がありますからその辺りも要考察ですね。
なんか他にも色々書きたいことがあったようななかったような。
また何か思いついたら追記しよう。
自由に書こう。
そして鬼滅のことを考えながら次回を待ちます!!
一体何が語られるのか!
また度肝を抜かれるような展開がくるかもと思うといてもたってもいられません!!
それではまた次回の感想で!
鬼滅、ワッショイ!!(締めの言葉を模索中)
温泉回、なかったなぁ……。
おかえりいのすけ
って言われた時のアオイちゃんの顔と、
甘露寺さんの説明の後の、お前のだろなんとかしろよみたいな不死川さんの顔よw
無いとは思うけど、黒死牟さんって始まりの剣士たちの集合体とかじゃないですよね…?考えすぎだよね?