出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第129話
週刊少年ジャンプ2018年45号
おはこんばんにちは!
トンガリです!!
三連休とそれに合わせたかのような台風の襲来が続いていますがいかがお過ごしでしょうか……。
さて今回も柱合会議が続いております!
痣の者になるためには……無一郎くんによってその核心が語られます!
というか物凄く理系感あふれる具体的な方法が語られています。
強すぎる怒りによって感情の収拾がつかなくなり、心拍数が二百を超えていた。
さらに体は燃えるように熱く――。
ふーむ、体温。
以前、炭治郎は堕姫との戦闘中(単行本9巻)に「もっと体温を上げろ!」と胸中でつぶやいていましたね。
蝶屋敷できよちゃんに「熱が出ている状態だと調子がいいんだ」とも話していました。
この描写がこうやって繋がってくるのか……。
つくづく鬼滅の刃は侮れません……。
当然人体に精通しているしのぶさんはそんな状態で動けるのかと驚いていますが、無一郎くんの返しはこうでした。
なるほど……。
幾度となく死線をくぐり抜けている柱であれば問題なさそうにも思えますが……。
トンガリも学生時代の部活動で心拍数200以上というのは経験があります。
最大酸素摂取量とか懐かしい……。
もしかして心拍数の高さは酸素摂取量を上げるためとか関係あるのかな。
しかしどうやら最大心拍数は加齢によって低くなっていくそうです。
今全力で運動したらどれくらいまでいくんだろう……。
作品内でその辺りのところまでリアルを落とし込んでくるのかは分かりませんが、比較的年若い無一郎くんが到達したのは理に適っているのかもしれません。
それと誤差程度かもしれませんが心拍数(ただし安静時心拍数)は少しだけ男女差があり、女性の方が少し高めな傾向にあるそうです。
これも蜜璃さんが到達することができた根拠になるかもしれません。
ってさすがにそこまで現実に寄せたりは無いですよね!?
無一郎くんがいきなりめっちゃくちゃ具体的な数値を出してきたのでつい頭が……!
しかし戦闘中のことを振り返って、ここまでの分析は相当にすごいですね。
やはり天才……。
一方、蜜璃さんは……。
可愛いですね。
無一郎くんの報告を聞いた風柱・不死川実弥は余裕そうな反応を知ていましたが。
相変わらずの冨岡さんの反応を見るにやはり柱でも難しそうですね。
というか冨岡さん……。
伊黒さんの目つきがゴールデンカムイ感あって条件反射で笑ってしまいました……。
冨岡さんほんとに言い方悪いな!!
配慮かなぁ!?
兎にも角にも痣の発現が急務ということでまとまり、会議はお開きとなりました。
と、その前にあまねさまから気になる一言が。
この意味深な発現と意味深な表情と「…」。
何故伏せる!!!!!
どうせ早世するとかでしょ!!!
そりゃ体温と心拍数を無理矢理上げて戦い続けてたらそうなるよ!!
それともまた思考の隙間をついてくる……?
例外なく――…言葉が足りなくなっていく、とか……?
そしてあまね様の言葉に対しての岩柱・悲鳴嶼行冥さんの反応がこれです。
「私は一体どうなるのか…」!?!?
意味深なことばかりでもはやなにがなんだか分からない!!
悲鳴嶼さんにはすでにその兆候が出てるってことでしょうか?
ただでさえ背が高いのにこれ以上大きくなったら一体どうなるのか……みたいなニュアンスですよね?
悲鳴嶼さんと歴代痣の者の共通する特徴……傷だらけ……ちがう。
筋肉質……ちがうなぁ……。
あ……白目……?
もしかして白目!?
そう言えば堕姫が見た無惨様の記憶の剣士も白目だった!!
前回語られた始まりの呼吸の剣士たちも白目だ!!
あーー! これは間違いない!!
痣が発現した方はどなたも例外なく白目になる、ですね!!!!
久しぶりにめっちゃ当たりそうな予想!!
冗談はさておき。
痣が浮かんだ者が皆短命だとしたら、悲鳴嶼さんはもう既に余命が宣告されているレベルで死期が近いということでしょうか?
それ以外の可能性が(白目のせいで)思い浮かばないのですが……。
う~ん……。
あ、もしかして悲鳴嶼さんは盲目で、痣の者は失明するとか?
いやそれならむしろデメリットがなくなるのか。
んん?
あ! 五感のどれかを失う!?
そしたら視覚も聴覚も失って「一体どうなるのか…(どうしたらいいのか…)」って思ってもおかしくない!
いやでもそんな細かいこと文献に書いてあったのかな……?
痣については伝承が曖昧な部分が多いんですよね……?
だったらやっぱり分かりやすく寿命が縮まるとかなのかな……。
ふむ……。
あまね様も退室され、速攻で帰ろうとする冨岡さんにフフッとしつつ、柱合会議は続きます。
実弥さんの「おい待てェ、失礼すんじゃねぇ」でストレートに笑いました。
この人意外と協調性ありますよね。
冨岡さんは冨岡さんで「俺には関係ない」と取り付く島もありません。
伊黒さんも諭し、しのぶさんからも理由を説明するように促されますがそれでも冨岡さんは振り返りすらしません。
背を向けたまま一言、「俺はお前たちとは違う」。
その言葉に実弥さんがキレます。
前にも同じこと言ったなァとの事ですが言ってましたっけ……?
描写されてないにしろそんなことばかり言ってるのか冨岡さん……。
そりゃきらわr(ry
そんなギスギスした空気を一喝したのは悲鳴嶼さん!!
みんなかなりビリビリしてる!!
冨岡さんだけビリビリしてないけどもしかして「凪」使ってる……?
いや顔が見えないだけでビリビリしてるのかも。
これはさらっと貴重な悲鳴嶼さん(及び岩の呼吸)の情報かもですね。
音の呼吸よりもよっぽど音を使った攻撃っぽく思えるのですが……。
余談ですが“岩”で“振動”ときて、エアギアの“石の道”を思い出しました。
あれは発生させた振動波で周囲の者を石になったかのように動けなくさせる感じだったかな?
もしかして岩の呼吸も、岩のように固くなる防御技でも岩で殴る攻撃技でもなく、岩のように動けなくする支援技だったりとか……。
なにはともあれこの貫禄。
これは確かに得体の知れない何かを感じます。
お願いだから敵にはならないでくださいね……。
そして場面は蝶屋敷へ!
蝶屋敷では炭治郎の元に鋼鐵塚さんが刀を持ってきてくれましたー!!(大丈夫か!?)
早速久しぶりの鋼鐵塚さんに「怪我は大丈夫ですか良かった!」と気遣う炭治郎!
全然大丈夫じゃない!!!!
これは……体の傷を治そうともせずに刀を研ぎ続けていたんだろうなぁ……。
半天狗の頚を落とした刀に、煉獄さんの鍔を付けた日輪刀です。
この刀を打った刀鍛冶が全ての鬼を滅する為に作った刀。
この刀の後から階級制度が始まり、柱だけが悪鬼滅殺の文字を刻むようになったそうです。
そして鋼鐵塚さんは悪態をつきまくって帰っていきましたとさ。
しかし今回は包丁も持ってないし全然攻撃してこないし、炭治郎の言うように相当つらかったみたいですね……。
それでも刀だけは手渡ししにくる鋼鐵塚さん……。
潰されたはずの左目から涙を流しながら帰って行く姿が弱々しくて心配です……。
温泉入ってお大事にしてください……。
さっきからうるせぇんだよと隣で寝ていた玄弥がイライラしていました。
玄弥は鬼化したらどんな傷も治るんじゃないか?
戦い続けていた方が雑魚鬼を食べられていいんじゃないか?
と思いましたがきっと鬼化にもリスクがあるのでしょう。
やっと静かになったと思いきや、伊之助が窓ガラスをぶち破って部屋に入ってきました。
そして衝撃の展開。
なんと合同強化訓練だ!!!!
うおおおおーー!!
これは柱全員の紹介ができるイベントじゃないですかあ!!!
やったああああーーーー!!
絶対冨岡さんは不参加だろうけど、不死川兄弟の再会はいけるのでは!?
超絶楽しみな展開で次回へ!!
というわけで合宿です!!!
鬼滅の刃では珍しい学園モノみたいな展開ではないでしょうか!!
柱同士の絡みや柱と継子の交流、風の呼吸や岩の呼吸と言った未登場の呼吸の詳細を知ることができるかもしれません!
楽しみすぎます……。
とりあえず蛇柱・伊黒小芭内さんが周りとどう絡むのか知ることができるだけでも圧倒的な価値があります……。
キャラクター同士の絡みって本当に大事ですよね。
あと冨岡義勇さんの究極の言葉足らずについて。
余りにも酷くて笑いを通り越して泣けてきました。
これってもしかして配慮云々じゃなくてとても悲しい理由からの何も話せない状況なのでしょうか……?
- すでに痣を出しており命に限りがある
- 口下手
- 心拍数を上げると死ぬ
関係ないのもお前たちと違うのも自分には猶予や才能がないからだとしたら辛いですね……。
鬼滅はこういう謎を結構な期間スルーしたりするので早いとこ義勇さんにもスポットを当ててもらいたいです。
あと鬼側の描写が無いのが気になります。
上弦の解体ある……?
無惨様は落ち着きを取り戻したのでしょうか。
あー合宿始まったら色んな人が禰豆子を見に来るぞ!
あと無一郎くんは言ってなかったけど炭治郎との交流も痣の発現の条件だという線はまだ残ってると思っているので柱全員と何かしら絡みあってください!!
お願いします!!!
とりあえず次回の合宿開始が楽しみです!
ウリィィィィ!!!
痣発生の条件が精神云々でなく、結構かっちりしててびっくりしました笑
ただ、39度で心拍数200bpmの状態は普通に病気ですので、先週のウイルス説が現実味を帯びてきましたね!!
炭治郎が保菌者で、周りに感染させているが、免疫や抗体によってかかる人とかからない人、つまり痣が出る人と出ない人に別れる…
あと、禰豆子が太陽を克服したのも炭治郎菌が影響してるのかな…?とか色々想像しちゃいました笑
そういえば、今見返してみると先々週の手紙を書いていた珠世さんに少し違和感あって、顔と手紙の内容が合って無かった気がするんですよね…
「禰豆子が太陽克服」「自我を取り戻した鬼がいる」と朗報な筈なのに全く嬉しそうじゃないうえに、
「私の憶測ですが」と空を見上げるシーンも、まるで悲しい報せみたいな顔してるんですよね…
(単純に、禰豆子の太陽克服が実は悲報やの可能性もありますが…)
珠世さんはプレーンで仏頂面なので、私の考えすぎだとは思うんですが笑
ただ、もし本当にウイルスが痣の原因だったなら、僕にはそれが不治の病で、珠世さんは(作者の後付けでなく)既に太陽克服の先も予想済みとしか思えないのですが、トンガリさんはどう思いますか??