鬼滅の刃 第122話「それは一時的な興奮状態」感想・考察

鬼滅の刃 第122話「それは一時的な興奮状態」感想・考察

出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第122話
週刊少年ジャンプ2018年38号



出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第122話


出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第122話

霞柱・時透無一郎くん!
上弦討つ!!

おはこんばにちは!
トンガリです!

どうやら玉壺が復活する様子はないし、人間時代の回想も無しでさらっと退場っぽいので改めて、
祝!勝利!!

上弦の鬼を単独で撃破したのは初ですので否が応でもテンション上がります!

そしてそして鬼滅の刃第121話感想記事のアンケートにお答え頂きありがとうございました!!
想像以上の方が回答してくださり感謝感激です!

アンケート結果はもう少し割れるかなと思いましたが、無一郎くんの活躍に称賛が集まる結果となりました。
まぁ……管理人的にも玉壺さんは鍛人の断末魔がピークでした……。
良くも悪くもあそこでキャラの方向性がハッキリと決まってしまったので妓夫太郎たちのように深いキャラ付けは難しかったかもしれません。

だからこそ分かりやすいヒール役として日の呼吸の子孫、時透無一郎の強さを魅せるにはうってつけの相手だったかと思います。

ギャグ調なところもありましたが精神性は紛うことなき悪鬼のそれでしたので、無一郎くんが限界を超えて滅殺してくれて嬉しかったです!!
無一郎くんありがとう!

しかしまぁ表紙のカラスときたら……。
凄い表情してますねぇ……一時的な興奮状態……?
無一郎くんはテクニシャン。

閑話休題。

玉壺を討った無一郎くんですが、物凄く体調が悪そうです。
やはり、毒を喰らった状態であれだけの戦闘をした反動があるのでしょう。
というかそもそも毒が消えてなくなった訳ではないと思うので、体が麻痺してきて呼吸もままならなくなってきているかもしれません。

しかしそれでもまだ戦う気でいるのは強烈な使命感か、一時的な興奮状態だからか……。
だんだんと表情も曇っていき、とうとう泡を吹きながら倒れてしまいました。

「毒も回っているし全然大丈夫じゃなかった」

限界を迎えた無一郎くんに鉄穴森さんはテンパっていましたがそこに冷静なアイツが!


出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第122話

そう、小鉄くんです!!
わーい生きてた! 良かったー!
ちなみに鋼鐵塚さんはマイペースに刀の研磨を続けています。(ガン無視)

「いやいや亡霊って自分でわからないものなんですよ死んでるのが!」

「いやいやいや生身なので」

「いやいやいやいや鳩尾そんな出血して死んでないはずないでしょうが!」

いやいやいやいや言い過ぎ!
お腹の血は切られた腕の血がついていただけで、腹には致命傷を受けていませんでした。
でも「腕の傷わりと深いんで血が止まんないとこれから死ぬかもしれないですけど」で笑いました。
じゅうぶんに重傷です。

そしてお腹が無事だった理由ですが――。


出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第122話

煉獄さん……。

そして煉獄さんとの記憶が呼び覚まされ涙する無一郎くんに涙です。
煉獄さん面倒見良かったから記憶の無い無一郎くんのこと気にかけてただろうなぁ……。
千寿郎と同じくらいの年頃だ!とか思ってそう。
千寿郎くんの方が少し下かな?

あーー柱同士の交流が見たいよーーーー!!
2~3話使ったしっかりした過去回想ありますよね!?
まだまともな活躍のない柱もいるし、全員のキャラクターがハッキリしたら過去回想あるって信じてます……。

書いてて思いましたが、無一郎くんは鬼滅には珍しい強い弟キャラですね。
今まで長男推しの鬼滅の刃でしたがこれからは次男だって負けないぞ。


出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第122話


出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第122話

煉獄さんを思い出し涙すると今度は家族が総出で無一郎くんを労いにきてくれました。
鬼滅の刃は死んでいった者の気持ちと生きている者の気持ちを、本当に心地よく描いてくれます。
これが薄れゆく意識の中、本当にあの世から降りてきた家族の声でも、無意識で作り出した家族のイメージでも、どちらでもいいんです。
無一郎くんが乗り越えられていることが大切なんです。

トンガリは無間列車編の、炭治郎が「言うはずが無いだろうそんなことを俺の家族が!」と叫んだシーンが大好きでして……。
ブレない心に信頼関係を感じる描写が好きなんです……。

今回の話は無一郎くん周りの描写が完璧だったと思います。
これからも、もっともっと強くなってくれるんじゃないかなと思いました。
無一郎くん、本当にお疲れ様でした。(無一郎くん好き)

無一郎くんパート終わりっ!!

さあ!
ここからは主人公・炭治郎の出番!!

なのですが……。


出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第122話


出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第122話


出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第122話

いやああ!
半天狗強い!!
炭治郎もうボッコボコです!!

木の竜の頭は五本。
伸びる範囲はおよそ66尺。

1尺が10/33メートルらしいので木の竜の攻撃範囲はだいたい20メートルほどと言うことですね!

しかし範囲外にも音波攻撃や風圧攻撃が飛んできます。
喜怒哀楽の鬼の力を使うこともでき、さらに攻撃力が上がっているようです。
音波攻撃を喰らえば鼓膜が破れ、風圧攻撃を喰らった足はバキバキッと骨が折れてしまいました……。

毎度毎度炭治郎の体へのダメージ描写は酷い……。

というか呼吸をする隙も無く、命からがら木の竜の射程範囲外に出ても……。


出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第122話

伸びました……。

そんなん有りなんだ……。
炭治郎が一生懸命頑張って見つけたのに……。

エイリアンの口みたいに伸びた木の竜に捕まってしまった炭治郎はそのまま飲み込まれたしまいました。
周りを見れば禰豆子も玄弥も既に囚われています。
絶体絶命、炭治郎が押し潰されてしまう……!

と思ったその瞬間。


出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第122話

木の竜を切り裂く斬撃!
一体だれが!?


出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第122話

恋柱・甘露寺蜜璃さんです!!!!(キュン!)

相変わらず危機感というか緊迫感というか色んなものが欠けているような気がしますが今はそれが頼もしい!!
きっと全速力で駆けつけてくれたのでしょう……汗ばんでいる姿も恋柱です。

炭治郎鼓膜破れてて蜜璃さんの声が聞こえてないの可哀想。(参照)


出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第122話


出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第122話

男前に啖呵を切る蜜璃さんかっこいい!!(キュン!)

からの思いっきり罵倒されてブルブル震えてるの笑う。
その格好がいけないと思いますよ……蜜璃さん……。
そう言えばなんで前田さんが作った隊服まだそのまま着てるんですか!?
しのぶさんから聞いたはずなのに!!

もはや恋柱空間が出来上がりつつあるかと思いきや、そこは上弦の肆。
問答無用で攻撃開始です。


出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第122話

狂鳴雷殺

またしても血鬼術ってつかないんですが……。
半天狗の血鬼術はあくまでも「感情の具現化・分裂」で、分身体の攻撃は血鬼術ではないってことでいいんでしょうか?

空喜と積怒の複合攻撃が蜜璃さんを襲います!


出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第122話


出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第122話

恋の呼吸 参ノ型 恋猫しぐれ

ぴょんぴょん跳ねるような軌道?で半天狗の放った雷撃と音波攻撃そのものを斬る蜜璃さん!
恋猫がさかりのついた猫、で時雨だからこれまた緩急を駆使した技でしょうか!!

しかし攻撃自体を斬るってどういう!?
刀で雷を斬ったらバリバリバリってなっちゃわない!?

きっと柱の超スピードでなんとかしているんだ!!
それかあのしなる刀に秘密があるな!
いや無いな!

恋柱対上弦の肆、開戦で次回へ!!


さあさあこちらも始まりました!!
蜜璃さんVS半天狗!
刀鍛冶の里編ここからさらなる盛り上がりを見せてもらえそうです!

長い長い合併号のおやすみを耐えて耐えた待ち続けて良かった……。

しかし半天狗はスペックだけ見ると手がつけられないくらい盛り盛りですね。
喜怒哀楽の能力すべてを使い、もっと追い込んだらもっと強くなるかもしれないという……。

しかし積怒の雷なんて普通に躱せるようになってるし蜜璃さんなら斬ることもできるし何だかんだ強ければ何とかなるという感じなんでしょうか。

木の竜も蜜璃さんがざっくり斬ってくれているので、木の中に引きこもっているチビ天狗もそのまま斬れそうですね。

なんか、もしかしてこのままイケる……?みたいな甘い考えが……。

いやそうはいかないのが鬼滅の刃!!!
多分蜜璃さん一人ではどうにもならない状況が来ますよね!!

トンガリはもうひとり柱が駆けつけてくれると予想します!
というか柱って出番があるとすぐに印象転換されて好きになれるからもっとたくさん出てきて欲しいのね!?
序列的には上弦の肆って玉壺よりもさらに強い訳ですから蜜璃ちゃん一人では厳しいはずです!!

あ、でも鋼鐵塚さんが研いでる刀とかあるし……。
あれを炭治郎が使う見せ場があるとしたら……。

半天狗が操るのが樹木だから禰豆子の爆血と相性が良さそうなのも気になる。
火をつけたらそのまま焼き尽くせるのでは……?

ま、まぁまだまだ予想のつかない状況ですね!!
ここから蜜璃さんがどれだけ戦えるかも分からないし!!

半天狗のキャラが結構好きなので長引いてくれても構いませんがその際には柱の補充をお願いしたい所存です。

ではではまた次回!
一週間まてば鬼滅の刃が読める嬉しさときたら……。

吾峠先生いつもありがとうございます。
来週もよろしくおねがいします!!

『鬼滅の刃 第122話「それは一時的な興奮状態」感想・考察』へのコメント

  1. 名前:ばんぶー 投稿日:2018/08/23(木) 16:08:08 ID:d3c6774cb 返信

    おれの家族を侮辱するなのシーンぼくも大好きです。そうくるのかって感じでした。

    ていうか柱強すぎない?甘露寺さんが上弦の肆とやり合えるとは思ってなかったw

    あと甘露寺さん攻撃と一緒に木切ってるんですけど、あれ別に攻撃ではないですよね?なんか意味があるんですかね。

    • 名前:トンガリ 投稿日:2018/08/23(木) 17:17:26 ID:680ee12cb 返信

      長男でなければ心折れる場面ですよね…

      柱はこうでなくっちゃ!
      天元さんも終盤は完全に妓夫太郎の攻撃見切ってましたしやっぱり柱は別次元の強さですよ!
      でも、まだ分かりませんよ…半天狗もまだまだ本気を出してるようには見えませんので…
      煉獄さんだって最初は猗窩座と対等に戦えそうな雰囲気だった……

      木も切れてますね!
      広範囲にランダムで斬撃を与えていく技なのかなと思いました。
      気まぐれな猫というイメージで。
      同雑誌で連載中のワンピースに登場した杓死という技に近い性質がありそうだなと。
      それが何故雷まで斬れるのかは皆目見当がつきませんが!