『あの月に向かって打て!』第21・22球感想 交代の危機!?弾輝vs.酒井の決着は如何に!

『あの月に向かって打て!』第21・22球感想 交代の危機!?弾輝vs.酒井の決着は如何に!

おはこんばんにちは!!

トンガリです。

今回も『あの月に向かって打て!』2話まとめての感想いきます!

合併号ラッシュも開けて平常運転になってきたのでもっと感想書いていきたい。
が、書けない!!

この意志の弱さをなんとかして!!


出典:寒川一之『あの月に向かって打て!』第21球

単行本2巻発売おめでとうございます!!!

前回の記事でも書きましたが、帯には『らんま1/2』『犬夜叉』『MAO』で有名な
高橋留美子先生から推薦文が!!

これって滅茶苦茶凄いことですよね。

「天然と天才は紙一重」

このセンス……やっぱり大御所の先生には大御所になるべく理由がありますね。

『あの月に向かって打て!』、ハッキリ言って面白さは間違いありませんし、注目されて欲しい作品です。


『あの月に向かって打て!』単行本2巻発売中!

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「マンガモア」では週刊誌で連載中の最新話をメインに感想を書いていくので単行本派の方はネタバレ注意です!!

また感想・考察は個人的な解釈に基づいたものとなっておりますので原作者様の想定している解釈と異なる場合がございます。
その点をご理解、ご容赦頂ければ幸いです。

『あの月に向かって打て!』作品ページから第1話を試し読みできますので、未読の方は是非!!

作品ページはこちら
https://bigcomicbros.net/comic/anotsukinimukatteute/

第21・22話 あらすじ


出典:寒川一之『あの月に向かって打て!』第21球

前回、6回からは二・三年中心で行くと交代を告げられた弾輝!
しかし、小机高校一年生投手の酒井と勝負をしたいと直談判!

どうなる!?

内藤監督は「試合に出たがってるのは、他の奴らも同じ」と告げます。
特に二、三年にとっては調整やアピールのための貴重な試合の機会
みんな頑張ってるのに誰を弾輝の代わりにベンチに下げるのか、と。

それを聞いて深く感じ入る弾輝。
しかし分かってはいても自分の気持ちを消せる訳ではありません。

そこに大道寺先輩が助け舟を出します。


出典:寒川一之『あの月に向かって打て!』第21球

出典:寒川一之『あの月に向かって打て!』第21球

「でもよ、タケさん 弾輝の気持ちもわからなくはないだろ…?」

「ほう…どういう気持ちなんだ、文月?」
「なんで酒井と勝負したいのか…言ってみろ」


出典:寒川一之『あの月に向かって打て!』第21球

「酒井くんとの決着をつけるためです!」

「オレは…まだ負けたと思ってない!」

あっつ~~~~!!!!

こんな素直で真っ直ぐなスポーツ漫画は一周回って新鮮なのでは!?

弾輝は結構自分の意志を主張するのでかなり好きです!
それ以上にこの場面で良いなぁと思ったのは監督のコミュニケーションの取り方!

まず客観的な事実を伝え、それから相手の考えや気持ちを勝手に推測せずにきちんと自分の言葉で発言させて自主性も持たせるやりとりが凄く良さを感じました!
こうやって部員の気持ちを聞いてくれるだけでも指導者として格好良いし、さらに気持ちも汲んでくれるから信頼関係も築き上げられていくんだろうなと思いましたね、ええ。


出典:寒川一之『あの月に向かって打て!』第21球

この言葉を聞いた(言わせた?)先輩陣が案の定感動してるのを感動して熱くなってるのを見てなんとも微笑ましい気持ちになりました。
でもこれでいい。これがいい。
育成はこうで良い。

まだ紹介されてない先輩ばかりですがトンガリはすでに玉縄が好きだ。

決着という言葉を聞いたタケさん監督は「酒井はお前をねじ伏せたと思ってるかもよ」と意地悪を言います。

さらに、酒井も5回で降板するはず、とのこと。
というのも、一年を5回で降ろすのは小机の玉木監督との取り決めのようです。

「だったら意味ないですね…」と意気消沈する弾輝。
しかし!
ここで思いも寄らない出来事が!!


出典:寒川一之『あの月に向かって打て!』第21球

なんと6回にも酒井が登場!
これは、間違いなく“弾輝との決着をつける”ために出てきたのでしょう!
玉縄ベンチと同じやりとりが小机でもあったことが容易に想像できます!

(実際小机の正木監督が玉縄の先輩方と同じリアクションしてた)

もちろん、玉縄も4番・文月の体制で6回を迎えます!

熱いですねー!!
ちなみに弾輝の代わりには部長がベンチに控えてくれました。

6回は飛ばして、7回表!
いよいよ弾輝の第3打席です!


出典:寒川一之『あの月に向かって打て!』第21球

カーブは使わず、ストレート一本の真っ向勝負!

力対力の勝負が始まります!!

最高潮に盛り上げたところで22話へと続きます!!



出典:寒川一之『あの月に向かって打て!』第22球

両者一歩も引かぬ全力勝負。
お互いを高め合うかのような戦いが繰り広げられています。

2ナッシングから4球連続ファールと、最初は手も足もでなかった速球に喰らいついている弾輝。
実戦を経て格段に成長してますよね。

強豪・栄邦の朝比奈くんが弾輝の打球が飛ぶ理由を分析してくれています。

曰く、常に「一発狙いのフルスイング」をしているから。
あとは相手が速球主体の投手であること。
変化球と比べてタイミングは単純だから目が慣れれば「いいポイントでボールを捉えられる」しバットに当たれば「反発力が大きい」

さらに「身長が高い」のも飛距離を出すには有利らしいです。

ほ~~~~。
色々あるんですねぇ。

しかし、朝比奈くんはそれだけじゃ説明がつかない気もしています

弾輝のようなヒョロい初心者があそこまで打球を飛ばせる理由が。


出典:寒川一之『あの月に向かって打て!』第22球

ホームランを打てる人は特別な人で、打球の飛距離はセンスって聞いたことあります。

そんなホームランアーチストとしての素質があるのか、ないのかを占うこの打席には注目です。

そして(たぶん)8球目、弾輝のバットが快音を響かせます!!

が、打球はフワアっと打ち上がっていました!

あああーー!!
セカンド、いやショートフライか!?

と思いきや、打球は伸びる伸びる!
センターの守備位置まで伸びていきます!!

センターも思いの外落ちてこない打球に、手前か奥か、戸惑っています!


出典:寒川一之『あの月に向かって打て!』第22球

実際には、打球は圧倒的に伸び続け、センターが気づいた時には追い付けない程に伸びました!!

センター方向の一番深いところだったので惜しくもホームランではありませんでしたが、長打です!!

誰もがそう思っていた時、弾輝だけはすでに次の目標へと切り替えていました。

目標であった“ホームラン”です!

柵を超えなかったとしても、本塁まで還ってしまえばランニングホームランです!
意外なほどの俊足を見せ全力でホームを目指します!


出典:寒川一之『あの月に向かって打て!』第22球

初心者らしくベースランニングは拙いものでしたが、何と身体能力でランニングホームランをもぎ取りました
この結果には思わず笑いました。
むちゃくちゃです。
でもむちゃくちゃ熱い。

もう全てにおいてポテンシャルが高くてめっちゃ期待感溢れる一年生ですよこれは。
応援する……応援するわ……。

ということで、弾輝も目標達成!!!!
試合も同点にし、次回、小机高校戦決着です!!

って次回で決着かい!
残りはさらっと書かれそうですね。

感想

いや~~~~ただただ熱い!!
なんか、爽やかで真っ直ぐで気持ちよく読めるんですよね!!

いまそういう作品にハマりやすくなってます。
なんでだろう、ストレス溜まってるんだろうか。

閑話休題。

打ち上げた後に即ランニングホームランに切り替える弾輝が滅茶苦茶少年漫画の主人公で最高に熱くなりました。
こういう主人公は応援したくなってしまうんですよ。

まぁ少年漫画ではないのですが。

朝比奈くんも強キャラ感だして対戦が楽しみだしこの漫画は本当に面白いぞ?
どうやったら話題になるんだ?

スポーツ漫画は魅力的なキャラクターをぽんぽん出していかないとあんまり人気出ないのだろうか。

あーでも『あの月』にも新キャラ登場しましたね。


出典:寒川一之『あの月に向かって打て!』第21球


出典:寒川一之『あの月に向かって打て!』第21球

謎のカエルヘアピン先輩。

女性……ですよね?

一年生投手の活躍に「ボクは用無しなのかな…」と発言しているので選手っぽいしポジションは投手?

スポーツ漫画はある程度のリアリティも大事かなとは思いますが、
トンガリはそれ以上に漫画的魅せ方を重視するので女性キャラクターの活躍は大歓迎です。

七色の変化球を完全無比な精度で操る投手が現れても全然アリです。

カエル先輩の活躍もかなり楽しみだし『あの月』ほんと盛り上がってきた。

でもやっぱ連載がいつまでも続いて欲しいからもうちょっと盛り上がって欲しいな!!!!!

という訳で『あの月に向かって打て!』の感想記事は意地でも続けます!!!!

めっちゃおもしろいんだもーーーーーん!!!!

2巻も出たしガンガン布教していきましょう!!

ちなみに単行本の巻末おまけマンガも面白いよ!

というわけで更新が滞っていますが漫画愛は変わらず溢れかえっていますので、ぼちぼちとお付き合い頂ければ幸いです。

オススメ漫画のリストだけの記事とか書いて更新無かったらお尻叩いてもらいたいなぁ……。
匿名でメッセージ送れるフォームとか作れないかなぁ~~……。

まぁいいか。

それでは次回もよろしくおねがいします!

モアーー!!!!

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『『あの月に向かって打て!』第21・22球感想 交代の危機!?弾輝vs.酒井の決着は如何に!』へのコメント

  1. 名前:食パン 投稿日:2020/09/08(火) 07:30:20 ID:8d437e3e3 返信

    遅くなりましたが感想です。
    あっさり書いちゃうと決着はランニングホームランでした。
    ただここに至るまで、五回で交代、と告げられて、

    >「酒井くんとの決着をつけるためです!」
    >「オレは…まだ負けたと思ってない!」

    と弾輝が意地と自分の意思を出す場面や、その酒井も弾輝と決着をつけるために六回以降も出てきたり、
    以前の話で特大ファールで終わったのは、このためにあったのだな、と熱くなりましたね。
    仮に弾輝が討ち取られて終わっていたとしても、それでもこのやりとりは大きかったと思いますよ。

    なお、フェンス越えのホームランは、次回以降の課題ということで、おあずけですね。
    この調子なら、いずれ早い時期にあるとは思いますが。

    新キャラ、次回以降のエピソード見たら、今のところは色々ダメダメなようなw かわいいんだけどね。

    リボーンの棋士も見ておられたんですね。人気は結構高かったようですし、もう少し伏線のようなものも残っていましたけど、単行本の売り上げが、ということらしいです。
    あの月に向かって打て! はそうならないで欲しいなあ。ということで単行本二巻は買いました。

    • 名前:トンガリ 投稿日:2020/09/17(木) 17:51:08 ID:bcfd4b8cb 返信

      食パンさんコメントありがとうございます!

      ランニングホームランでさり気なく弾輝の俊足をアピールしてて良きですね。
      弾輝の性格好きです……凄く素直だと思えば意外なほど強く意地があったり。
      何度も勝負する機会があると思いますし酒井くんとのこれからが楽しみですね!

      新キャラは人間性はダメダメだけど本職は超有能な感じを期待してます!
      ああいうキャラ好きなので今後が楽しみで『あの月』は超有望株です。

      リボーンの棋士まだ色々描いてくれると思ってたことが最近トントン拍子に進んでいたので察しました……。
      単行本では次回最終巻と告知されていたみたいで……。
      作者様の意向もあるとは思いますが、もしもそれに沿っていない結末なのであれば単行本の売上や雑誌のアンケート以外にも作品を支えられる仕組みが出来てほしいですね……。
      あの月は一緒に応援していきましょう。
      買いましたコメント頂けると自分のことのように滅茶苦茶嬉しいですね。
      まだそう多くないあの月仲間と交流できるのガチで貴重です。
      ありがとうございます。