おはこんばんにちは!
トンガリです。
今回は漫画の感想ではなく、漫画絡みの語り?雑記?なんかを書いていきたいと思います。
コラムか?
わからん。
タイトルから分かる通り、電子書籍についてです。
まずこの記事で言いたいことの結論としては、
トンガリは電子書籍を積極的に利用し、電子書籍を盛り上げていくことに貢献したい
ということです。
それは何故かということと、わざわざ記事にするその理由を解説していきます。
あと追加でちょこっと、鬼滅の刃、引いては漫画業界を応援したいと思っている仲間への個人的なお願い事を書いていきたいと思います。
何故こういった記事を書いてみたのかと言いますと、当ブログで最もピックアップしている
『鬼滅の刃』という作品が「電子版週刊少年ジャンプ」でフルカラー枠をもらっているからです。
今、「電子版週刊少年ジャンプ」にはJネットワークスさんが着色した『鬼滅の刃』のフルカラー版が掲載されています。
このフルカラー版の鬼滅の刃は紛れもなく、「電子版週刊少年ジャンプ」だけの特典です。
これは電子版に付与できる幅のあるサービスの一端でしかありませんが、
それでも同じ値段(実際には電子版の方が少し安い)を払って特典が付くのですから絶対にお得です。
「鬼滅の刃」が大好きな読者からしてみれば電子版を選ばない理由がありません。
電子版一択です。
とまぁここまではとても優等生的な模範解答なのですが、実際はもっと「鬼滅の刃」オタク的な理由です。
端的に言うと「鬼滅の刃はカラーが凄まじく映える!!!!」ということです。
下記記事にて一コマだけ引用させてもらっているのでフルカラー版鬼滅の刃未読の方は目を通して頂けると嬉しいです。
https://manga-more.com/archives/2487
とにかくまぁ「フルカラー版鬼滅の刃」が毎週毎週彩り豊かに鬼滅の刃を盛り上げてくれている訳です。
「鬼滅の刃」は時代背景的にもカラフルでキラキラした描写が多い作品ではありません。
にも関わらず、フルカラー版になると様々な見所を再発見することができます。
刀の色、服の色、血の色、鬼のおぞましさ等々多岐にわたる情報が隠されているんです。
この再発見は一話だけフルカラーとかでなく、何話もフルカラーで連載を重ねてくれなければ分からない部分だったのではないかと思います。
そもそも一話丸ごとカラーで読むとかクオリティを維持したまま毎週掲載するなんて一昔前なら絶対に考えられないサービスですよね。
フルカラー掲載に関してはもう少し話したいことがあるのですが本筋と外れてしまいますのでここでは隠しておきます。
[toggle title=”フルカラー掲載について”]
「鬼滅の刃フルカラー版」を着色しているのはJネットワークスさんとのことで、原作者である吾峠先生による着色ではありません。
どこまでJネットワークスさんと吾峠先生がコミュニケーションを取った上でのフルカラーなのかは分からないというのが現状です。(この辺りあまり情報が無いので詳しい方教えてください)
ただ“色”が少なからず作品内で重要なポイントにもなる作品ですので全く監修していないということはないと考えています。
単行本とかでフルカラー掲載のことに触れてもらえたら最高ですね。
さて、横道の本筋ですが、「原作者が着色してないんじゃファンアートと変わらないよ」とお思いの方もいらっしゃるかとは思いますが、実はこの形態、「スパイダーマン」「アベンジャーズ」等で有名なアメリカン・コミックス(通称アメコミ)では一般的な手法となっています。
アメコミでは下絵、ペン入れ、彩色、文字入れが分業制になっているんです。
こういったこれまで日本になかった仕組みや文化なんかを取り入れやすいという点も、電子書籍の新たな可能性の一つとして挙げられると思います。
[/toggle]
これ見よがしにフルカラー掲載のことばかりを取り上げてしまうと「紙版にプラスして、今だけ鬼滅の刃のカラー版が載ってるからオススメってこと?」と思われてしまうかもしれませんが、
そうではありません。
トンガリの電子書籍への思いは少し違うところにあります。
このフルカラー掲載すらも電子書籍に秘められた可能性のほんの一部分に過ぎないと思っているからです。
この記事を書くきっかけにもなった「鬼滅の刃 第174話「赤い月夜に見た悪夢」感想・考察」記事内でも何故トンガリが電子書籍をプッシュするのかということに触れていますので抜粋します。
電子版を買うことで今後こういった、作者と連携して付加価値を提供しやすい電子書籍を応援することになるからです。
大企業は、雑誌を購入しているのはどんな人か、電子書籍を利用しているのはどういう層か、といったデータを戦略的に利用しています。
数字やデータははっきりと目に見えて動きます。
ブログのPV数なんかも鬼滅アニメ放送日は伸びて、更新がない日は閑古鳥だったりと分かりやすく変動します。
大きな集団の動きというのは、嘘でも誇張でもなく、「ひとりひとりの意識が変わる」と、変わっていくのです。
鬼滅の刃の例で言えば、アニメ版鬼滅の刃はアニメを観た人の意識を変えて書籍の購入やブログ等でチェックさせるまでの影響力を見せてくれています。
企業は、そういう個人的な動向の変化もコンテンツの動きとしてチェックしています。今はまだ電子書籍は「紙版と同じものがスマホとかでも手軽に読める」くらいの認識かもしれません。
しかし電子書籍の可能性を考えれば、電子書籍はこれからの時代に必ずや漫画好きにとって嬉しいサービスを膨らませていってくれることでしょう。トンガリは漫画業界はまだまだ形を変えていける若い業界だと思っています。
フルカラー版の良さと、その素晴らしいサービス・付加価値を読者に届けやすい電子書籍という媒体を今後さらに発展させるためにも電子書籍を購入して応援しよう、という熱い文章ですね。
とまぁこういったことを書いているのですが、改めて読み直すと暑苦しくて恥ずかしいです。
しかし考えていることは冷静になった今もまるっとそのまま変わりありません。
紙版では難しかったが、タブレットや大画面のモバイル端末が普及した今だからこそ出来る漫画好きにとって嬉しいサービス。
考えるだけでワクワクしますね。
ここで話を戻しますが、トンガリは電子書籍に対して凄く良いイメージを持っています。
何故なら、これからは電子の時代だからです。
おまけや特典、サービスの展開のしやすさを考えると、これからの漫画業界の世界を広げていくのは絶対に電子書籍です。
大量の紙を刷って、大量の場所を取る紙媒体は必ず縮小していくことでしょう。
しかし、それが分かっていても現状は電子版の普及はまだまだ十分とは言えません。
何故なら、これまでの常識が新しいものに移り変わっていく時に率先して行動できる人物というのは限られているからです。
どんなものもそうです、スマートフォンが流行り始めた時もそうでした。
トンガリも当初はスマートフォンがここまで伸びてくるとは思っておらず、様子見に徹していました。
ここが、時代が変わっていくか、古くからの慣習が続いていくかの境界線になるポイントだと思います。
ここで、しっかりと意見を持った熱いユーザーが、仲間を集め、積極的に新しいものを取り入れていく。
これが出来る業界だけが常に進化を遂げている業界だとトンガリは思っています。
新しいものに力を入れれば必ず成功するという話ではなく、
真剣で本気な姿勢であれば、成功しても失敗しても大きな収穫があるということです。
そして、漫画に関して言うなら、トンガリやその周りにいて下さる、こんなブログを読みに来て下さっている漫画が好きな仲間たちは最先端のユーザーだと大きな声で言えます。
紙版の書籍が無くなるとか、そういう話ではなく、紙の書籍を買えばシリアルがついてきて、
電子版もスマホやタブレットで読めるようになる、と言うような「電子書籍があって当たり前」という時代が間違いなくきます。
漫画業界以外のジャンルではすでに近い動きが試されたりしています。
まだまだ電子書籍の自由度は低いですし、使い勝手の悪いところは多々あると思います。
そこにお金と力をかけてもらい充実させていくためには、真に漫画が好きな人間たちが応援していく他ないのです。
紙版から電子版に移り変わっていく「今」、本当に漫画が好きな仲間たちで、
これからもっとサービスの幅が膨らんでいくであろう電子書籍を盛り上げていきたいのです。
特に、「昔は紙の雑誌や単行本を買っていたけど、そう言えば最近漫画買ってないな」という方々に……。
今の電子書籍は有料のものばかりではなく、無料で楽しめるものも多くあります。
特に各出版社が提供している公式アプリの多くはそういった要素があります。
このブログで、読みやすい電子書籍の作品や手を出しやすい電子書籍アプリ、サイトを紹介していきたいと思っているので、これをきっかけにこれまでと少し違う漫画との接し方、新しい時代の漫画との付き合い方を感じてもらいたいと思っています!!!!
熱くなってしまいました。
いつの間にか結構な文字数を書いている……。
絶対これここまで読んでもらえてないですよね……。
もう少し簡潔にまとめたかったのですが……文章力……。
ここまでで一度記事としてまとめたいと思います。
まとめ
電子書籍はまだまだこれからのサービス!!
可能性の塊!!
だけど普及度合いもまだまだで、さらに発展していくためには多くのユーザーが利用し、様々な声を上げていくことが求められている!!
だから大好きな作品を入り口にして小さな一歩を踏み出して欲しい!!です!!
という話でした。
こんなこと考えながら漫画読んでるなんて面倒なやつだなぁって感じがしますね。
もう少しいつものようにダラダラとあとがきなんか残していきますが。
トンガリの展望ですが、近い将来、各個人が本棚となるサーバーを所有し、そこに企業を跨いで電子書籍を保管する、と言った形のサービスになっていくと思っています。
今はまだ各社がそれぞれのサーバーでユーザーの所有している書籍を管理しているといった形態ですが、今後はより現在の紙版の書籍と変わらない取り扱いが出来るようになることでしょう。
本屋さんが潰れても所有している書籍が無くならないように、
電子書籍を販売している会社が潰れても、一度購入した書籍は自身のサーバーに残り続ける。
こういった電子的な未来はもうすぐそばまで来ていると思います。
またこの様に、書籍という作品がよりフレキシブルに取り扱われていく中で、作家さんを取り巻く環境にも変化が起こっていくと思います。
より自由な形での連載、より自由な形での表現、もちろん作家さんのやり方次第で収益や待遇なんかも多種多様になっていく時代がくるでしょう。
電子書籍が盛り上がっていくことは絶対的に漫画好きにとってお得なことだと思うんですよね~。
これからは漫画の感想記事と並行して、トンガリが利用している電子書籍サービスや、
ウェブ漫画の紹介等もしていきたいと思っています。
スマホアプリ『マンガワン』で連載中の「灼熱カバディ」の感想は書いたことがありましたね。
あの作品も毎週無料のポイントで読んでいくことができます。
単行本を買えば作者さんへの応援もできるので完璧です。
入り口が手軽でも、掲載されている作品の熱量は週刊誌と大差ありませんからね……。
すごいですよほんとに……。
あぁあと電子書籍を利用している環境なんかも公開していきたいですね。
まぁiPadなんですけども。
iPadといってもブラウザで読んだりアプリで読んだりと色々ありますので。
iPadではコレを、スマホではコレを、と言ったオススメができたりします。
多分媒体によって使い勝手も変わると思いますので、皆さんが考えている意外の方法を提案できたら最高ですね。
テレビに映して大画面で読むとか考えたことありますか?
さてここまで目を通して下さった方いらっしゃるんでしょうか。
もしいらっしゃればそれこそ奇跡です。
無料で読めるブログだから読んだだけだよと思っている貴方!
それがまさに電子書籍への入り口の考え方ですよ!
なんて。
本当にここまでお付き合いして下さった読者様いらっしゃいましたら、とにかく心からの感謝を。ありがとうございます。
そしてもしよろしければ、匿名でも構いませんので何卒コメントを……。
「はやくオススメ紹介しろ」とか「読了、長い」とか本当にどんな痕跡でも嬉しい以外有り得ませんので少しだけトンガリに何かください……。
SNSみたいに匿名版の「いいね」とかあればもう少しハードルの低いコミュニケーション取れると思うんですけどね。
そういうサービス?プラグイン?みたいなものはないんじゃろか。
それではまた次の投稿でお会いしましょう!!
ここまでお付き合い頂きありがとうございましたーー!!!!
トンガリ!!(締めの挨拶)
こんばんは、以前OCRについてコメントした者です。もうお忘れでしょうけどね、あの時は匿名だったし。
実は僕は漫画の電子書籍化代行サービスを業務内容としている会社に勤めてまして…今回の記事を興味深く拝見させていただきました。
なんかちょっと自社のPR聞いてる気分でした。
文章書くの苦手なんですごいと思います…
僕にとっては漫画は仕事にまでなっちゃいましたから…そんな僕からだと電子書籍はとてもいいです。かさばらないとかそういった理由はもちろんですけど、劣化しないというのも大きいです。
電子化さえしてしまえば、遠い未来まで保管などできます。
紙だといつか途切れてしまいますから、電子化して漫画が長い世代受け継いでいけるように、って自社では考えてたりします。
でも本当は電子書籍じゃなくてもいいんです、漫画を楽しんで好きになってくれていれば紙でも電子でも。
電子書籍が漫画好きな人の便利ツールのひとつになってもらってればいいなと。