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鬼滅の刃 第191話「どちらが鬼か」感想・考察

出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第191
週刊少年ジャンプ2020年9


祝!!

センターカラー!!!!

受け継がれる一振りの覚悟――。
ちょっとしんみり。

おはこんばんにちは。
トンガリです。

毎度毎度、見事な緩急でタフな話を叩きつけてくる鬼滅の刃に脱帽です。

まぁ更新が遅くなってしまったのでお分かりだとは思いますが無惨戦、激変です。
トンガリは分かりやすく更新ペースが落ちるので本当にメンタルが弱りですね~……。

いつまでもうだうだ言ってられないので本編を見ていきましょう!!

「マンガモア」では週刊誌で連載中の最新話をメインに感想を書いていくので単行本派の方はネタバレ注意です!!

第191話 あらすじ


出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第191

炭治郎を治療する愈史郎の場面からスタート。

愈史郎無事で嬉しいです。
色々したいこともあるだろうに炭治郎の治療を優先してくれてありがとう。

村田さん近くにいた隊士さん(愈史郎の傍にいた「俺を喰え!」の人かな?)も治療に協力しています。
しかし「そんなに打って大丈夫なのか?」と聞いてしまうくらい大量に注射を打っているようで。
愈史郎曰く、無惨の攻撃を受けて時間が経っているからかなりまずい状態とのこと。

村田さんは少しでも楽にしてやろうと炭治郎の手から刀を放してやろうと試みていますが、炭治郎は意識もないのに凄い力で刀を握っており放してやることができません。
まだ戦っている……炭治郎は……。

脈がない状態から、脈が戻り、それでもまた脈が弱まり……。
みんなで炭治郎を鼓舞するも、一進一退の状況で愈史郎も諦めかけたその時――。


出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第191

どこからともなくギシィギシギシと凄い音が!

刀です!
炭治郎が握る刀が物凄い音を出して軋んでいます!!

そして!
“メギ”と一際大きな刀がひしゃげてしまう様な音と共に、

炭治郎が目を覚ましました!!


場面は変わって無惨との戦い。

物陰から隠れ見る“隠”の人(もしや後藤さんか……?)も「もしかしていけるんじゃないのか?」とうっすらと見えてきた勝利の兆しに体を震わせています。

それもそのはず。
実際に鬼殺隊は押しています。


出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第191

赫刀を顕現させ、少し余裕のできた岩柱・悲鳴嶼ひめじま行冥ぎょうめいさんの攻撃は無惨の体の中心辺りを捉えています。


出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第191

そして風柱・不死川しなずがわ実弥さねみさんは伊之助の持ってきた “目隠し” の札を活用し無惨に攻撃を仕掛けています。
今となっては使えるものは何でも使う戦い方は実弥さんの代名詞のように感じます。

それはそうと無惨に酩酊の稀血は効いているのか!?

更には、悲鳴嶼さんは余裕ができたことで無惨に集中できるようになり、
“透き通る世界”に入り無惨をその感覚で捕捉することに成功しました。

縁壱さんと無惨の邂逅を見ている我々には周知の事実でしたが、
ここで現在の鬼殺隊にも「無惨には脳と心臓が多数ある」という事実が知れ渡ります。

この情報も無惨戦では大いに有効な情報となるはずです!!

戦国時代の情報に加えて、無惨の脳と心臓は移動していることも発覚します。

位置も定まらず攻撃の難易度も高い。

しかし悲鳴嶼さんの推測では、悲鳴嶼さんと同じく“透き通る世界”に入れる者と
無惨の心臓七つ脳みそ五つ計十二か所を同時に攻撃できれば可能性がありそうな……!!!!

夜明けを待たずして縁壱さんの時のように無惨を追い詰められる!?
バラバラになる緊急脱出も知ってはおらずともこの人数と感知能力がアレばあるいは……!!

しかしそうそう都合よく“透き通る世界”を感知できる剣士は……。

「伊黒――っ!! 体を注視しろ!!」

「見え方が変わらないか 体が透けて見えないか」

「これは…? 今一瞬 体が透けた?」

いけたーーーー!!!!

悲鳴嶼さんのアドバイス(?)を受けた蛇柱・伊黒いぐろ小芭内おばないさん“透き通る世界”の一端を垣間見ることができました!!

現代の柱たちを優秀だ優秀だとは言ってきましたが!!

一人目は特に凄いが、言われたらできるのも十分に凄い!!!!

これはイケる!?

この柱たちなら縁壱さんの時の様に無惨を追い詰めることができる!!!!

そう、希望が確信へと変わろうとした次の瞬間。


出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第191

パギャ、と何かが破裂するような乾いた音が炸裂し、

続いてドンと重く響く振動。

これまでと違う音と揺れに隠れていた“隠”の方が再び戦場を覗き込むと……。

目を覆いたくなるような惨状。

そこにあったのは吹き飛ばされ周囲の建物に叩きつけられた剣士たちの姿でした。

岩柱・悲鳴嶼行冥、左足断裂、微動だにせず。

風柱・不死川実弥、建物の二階にまで吹き飛ばされ意識不明。

水柱・冨岡義勇、右腕断裂、出血多量、意識不明。

蛇柱・伊黒小芭内、出血多量、意識不明。

雷の呼吸、我妻善逸、出血多量、意識不明。

獣の呼吸、嘴平伊之助、武器破損、出血多量、意識不明。

花の呼吸、栗花落カナヲ、武器破損、出血多量、身動きとれず。


出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第191

辛うじて直撃を避けたのか、カナヲだけは吹き飛ばされることなく無惨の前にいます。

しかし、動けず……。

心は折れていませんが、今の不可解な攻撃で戦闘不能のダメージを負っています。

まるでスローモーションのように、無惨がカナヲに迫ります。

建物の陰にいた“隠”の方も、見ていられなかったのか無惨を止めようと走り出します。

しかし無惨の速度の前では間に合うはずもなく……振り上げた腕が振り下ろされようと動いた……。

その瞬間!!


出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第191

ヒノカミ神楽 輝輝きき恩光おんこう

炭治郎!!!!!

ヒノカミ神楽の初出の技、輝輝恩光によって無惨の腕を両断し、
瞬時に遙か遠方にいた“隠”の方のところへカナヲを運んでいました。

すごい……。
無惨の腕の再生も遅いし、先程の刀を握る力の強さを考えると、
万力の握力による赫刀を顕現させていても不思議ではありません。

それ以上にヒノカミ神楽の技のエフェクトがいつもより激しく、猛烈な炎が立ち上っているように感じます!!

さらにはカナヲを救う超高速移動……。

今までの炭治郎とは何かが違うように感じます。


出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第191

振り返ったその顔には、愈史郎の薬でも抑えられていない無惨の毒による細胞の侵食が広がっていました。

「これでは どちらが鬼か わからないな竈門炭治郎」


出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第191

「終わりにしよう 無惨」

炭治郎の姿に皮肉を言う無惨ですが、炭治郎の姿に始まりの呼吸の剣士・縁壱さんの姿が重なり、心中穏やかではなさそうです。

炭治郎の目つきも冷たく……当然無惨戦に同情や憐れみは無く死闘が始まろうとしています。

幾度となく続いた怒涛の展開の中でもさらに急展開を迎え、次回へ続きます。


炭治郎間に合った!!!!!

でも柱たちや同期のみんなは……。

炭治郎一人で戦えるの……?
今まであんなにみんなで戦っててギリギリだったのに……。

禰豆子……愈史郎……。

途中までどうしてあんなにイケそうなムードを出してきたのか。

鬼滅の刃はいけずです。
トンガリは途中まで凄くハイテンションで読んでましたよ。

なんですか無惨のあの攻撃は!
不可解です!!

ただ本気の速度で腕を振るっただけなのか、吸っていた空気を一気に放出、破裂させたりしたのか。
はたまた何か血鬼術を使ったのか。

カナヲちゃんが「速 すぎる」と言っているので本気で腕振っただけかな……。

それにしても鬼殺隊側のダメージが重すぎる……。

悲鳴嶼さん……脚が!!!!
義勇さん!!!!! 腕が!!!!!

みんな動かないし……変にリアルな鬼滅の刃だから壁に叩きつけられて内臓とか損傷してるんじゃないかと生々しい心配をしてしまいます……。

炭治郎が来てくれなかったらもうどうコメントしていいものかと……。

それだけに“輝輝恩光”で炭治郎がカナヲちゃんを救ってくれた時には泣きそうなくらいグッときました。
ありがとう、ありがとう。

炭治郎も相当なダメージを負ってるんだと思いますが、これはどうも記憶の遺伝で色んな想いを背負って、我らが主人公はこれまで以上に強く強く剣を振るうことができるようになっているように感じます。

刀を握りしめていた描写は赫刀発現に繋ぐ演出でしょうか。

そしてとうとうヒノカミ神楽十二個目の型が!

  1. 円舞
  2. 炎舞
  3. 烈日紅鏡
  4. 碧羅の天
  5. 幻日虹
  6. 日暈の龍 頭舞い
  7. 火車
  8. 陽華突
  9. 灼骨炎陽
  10. 飛輪陽炎
  11. 斜陽転身
  12. 輝輝恩光

円舞一閃雷の呼吸との合わせ技なので、純粋なヒノカミ神楽の型は上記12個でしょう!

しりとりになったりアナグラムになったりは……しなさそうですね……。

最終決戦なので惜しみなく全ての型を使ってくれるくらいド派手なヒノカミ神楽回が来るんじゃないかと思っています。
今の炭治郎が使ったらそれぞれの型が物凄く絵になるんじゃないかと期待しています。

それでもやはり十三の型が無いと無惨を追い詰めることはできず、禰豆子や柱や同期組と協力して……。

って同期組も柱も重症やろ!!!!

怒り!!!!!!

見た感じみんな動けなさそうなダメージ負ってるんですが!?!?

どうしてこういつもいつも鬼滅の刃のダメージは重いの!?

悲鳴嶼さん脚が……。

あ、でも悲鳴嶼さんは動けなくても攻撃届く……。

意識が戻ったらすぐに戦場に戻ってくるなこの人……。

みんなか……みんな意識戻ったらすぐに参戦するだろうな……。

炭治郎が来てくれたお陰で希望は繋がりましたが、ここから剣士たちの肉体的にも読者の精神的にもまだまだタフな展開が続きそうだなと思います……。

なんか……ふと「煉獄さん来てくれないかなぁ」とありもしない弱気な期待をしてしまいました……。
ちょっと弱ってますね……。

いや全然参ってないですよ!!!!
滅茶苦茶盛り上がってます!!!!

ただ苦境ーーーー!!!!

炭治郎一人の戦闘が可哀想というか怖いーーーー!!!!

何とか、禰豆子の到着かそれ以外のなんでもいいから増援をお願いしたいです。

赫刀は腕力が同じくらいじゃなきゃできないみたいですね。
今戦ってるクラスの剣士はみんなできそうだけどやっぱり同期組はまだ出来ないのかな。

あ……?
よく見ると吹き飛ばされた後、伊黒さんの蛇の鏑丸がいない……?
嘘だろ……鏑丸……。

色々思うことはありますが……。

これまでの法則に則れば、ピンチの後にはチャンスの回がくるはず!!!!

鬼滅の刃は平気でそういうことをするって知ってるぜ!!!!

なので希望をもって待機命令です!!

炭治郎頑張れーーーーーーーー!!!!

来週も鬼滅ですよ!!

キメツーーーー!!!!

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