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鬼滅の刃 第164話「ちょっと力み過ぎただけ」感想・考察

出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第164話
週刊少年ジャンプ2019年31号


おはこんばんにちは!!
トンガリです!!!!

蛇柱&恋柱タッグの戦闘がきましたーーーー!!!!

という訳で今回は有頂天のトンガリでいきます!(いつもと変わりなし)

童磨撃破でひとつの戦闘が落ち着いたということで、またそれぞれの状況といった感じですね。
表紙のべそかいてる二人はなんとも味があります……。
重症は負ってないかもしれませんが心身ともに消耗が激しいと思うので鬼と遭遇しないことを祈ります……。

そして気になる炭治郎と水柱・冨岡義勇さんの水の呼吸一門。


出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第164話

めっちゃシュール。

「火事だ!」ってリアクションも面白いしそれを上回る義勇さんのシュールな行動もツボ。
といってもギャグでは無く止血のための至極真っ当かつまともな行動ではありますが!!

調べてみると焼灼止血法というれっきとした名前がついていました。
原始的な治療法かと思いきや現代でもレーザーで出血部を焼いて止血する方法もあるとか。
原始的な方法に着目して近代科学でより適切に用いられるのってなかなかにロマンありますねぇ。

閑話休題。

きちんと弟弟子の状態をチェックして精神面のケアも行う義勇さんは兄弟子の鑑ですね。
今一度炭治郎の気を引き締め次なる戦いに備えます。

ってやっぱりまだまだ戦う気なんですね……。
刀折れても血が止まらなくても戦い続ける……。
義勇さんもとっくに刀が折れても心は折れない剣士なんですね……。

「最終目標は無惨」
それまでは死ぬまで戦い続けるつもりなんだろうとは思いますが……。
骨折れてないし休んだら体力回復する設定なのかな……。
出血多量も割と取り返しつかないと思うんだ……。
この時代は輸血とかない……よね……?

上弦の弐・童磨撃破の報を受け取り場面は変わって蛇柱・伊黒小芭内さん&恋柱・甘露寺蜜璃さんのタッグ。

上弦の肆・鳴女を見つけます。


出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第164話

とても個人的な感想なのですが、このコマの蜜璃さんがコマからはみ出してて何か可愛い……。
学園モノラブコメ漫画みたいに躍動感のある一コマ。

上弦の肆を見つけて「もう補充されているのか」と分析する伊黒さん。
善逸が上弦の陸を撃破したことが知れ渡っていれば鬼の補充は周知されているはず。
善逸の上弦撃破は報告されてない?
それとも「上弦の肆は倒したばかりなのにもう」という意味の発言でしょうか。
上弦の陸撃破の二ヶ月後に上弦の肆・伍を撃破してるので柱稽古の期間がどれだけだったか分かりませんが上弦の再補充は割と早いと認識してるものと思っていました。

それと風柱・不死川実弥さんは鳴女の偵察目玉握り潰して、「肆」の文字が刻まれた眼球見てますよね……?
その後バッタバタだったから報告しそびれたんでしょうか。
鴉めっちゃ有能だからどんな情報でもすぐさま全隊員で共有したら思わぬところで役に立つと思う。


出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第164話

しのぶさんの命懸けの戦いに感化された蜜璃さんの特攻!!
難なく弾かれて鼻血出して照れてる蜜璃さん。
そして落下していく蜜璃さんをピックアップしてかなり気を遣ったフォローをする伊黒小芭内さん……。
緊迫感が……無い……。
相手の能力がわからないうちはよく見てよく考えて冷静にいくことは大事だ……。
これかなり日本語も分かりやすく、且つ傷つけないような言葉を選んでフォローしてますよね。
蛇さんまで汗かいてるのはさすがに笑ってしまう……。
蜜璃さん自身も「ちょっと焦っちゃった力みすぎちゃった私何してるのかしら!」と赤面しているので自他ともに認めるとてもお粗末な攻撃だったんですね。


出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第164話

琵琶の音で建物を自由に操作する上弦の肆・鳴女。
柱が回避に徹する辺り、相当な速度で結構な威力のかなり多彩な操作ができるみたいです。
しかしまぁ能力が割れていれば対応できないほどではなさそう。
特に柱クラスなら順応するのもすぐでしょう。

(と思っていたら蜜璃さんが絶叫系アトラクションばりのリアクションかましてて真顔に)


出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第164話

蛇の呼吸 弐ノ型 狭頭の毒牙

蜜璃さんも伊黒さんも良い感じに攻撃を仕掛けていますがそこはさすがに上弦なだけあって、鳴女自身への攻撃に関してはかなりきっちりガード。
伊黒さんにこれだけ迫られてもガードが間に合う血鬼術の速度もさすがです。

そして伊黒さんのこの技は……これは……なんだろう?
蛇の呼吸の真髄はまだまだ焦らされそうですね。
鬼滅ってそういうの説明しないですよね。
毒牙って言ってるけど毒を用いるわけじゃないんだろうな。
斬り方とか刃物の形状次第で鬼の再生を遅らせられる技術とかあるのかな。
技名とかめっちゃ凝ってるからそれぞれの呼吸や型にもしっかり設定ありそうなのに……。
16巻と同時発売のファンブックに期待です。

あと伊黒さんの刀、ちょっとしなってます?
作画の問題でしょうか?


出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第164話

本体は一歩も動いていないのに建物自体を動かすことで想像以上のやりづらさ。
攻撃能力はともかく索敵や分断、妨害等々のトラッパー的な能力が脅威ですね。
一歩も動かないというか、一歩も動けないのかもしれませんね。
うしろの壁、ひいては無限城全体と融合しているような状態なのかもしれません。

どうせ自分の周りにも偵察眼球鬼がたくさん設置してあって色んな角度から戦場を見渡していることで死角がないとか隙がないとかそんな感じなんだ。
伊黒さんがカメラを壊していって、蜜璃さんが本体にトドメを刺す!
これですね!!

「長丁場になりそうだ」と伊黒さんが言ってるので上弦の壱戦には合流しないかな。
というか、戦闘がメインではなさそうな上弦相手で、特に因縁のなさそうな恋柱と蛇柱って絶対生還しますよね。
蜜璃さんの雰囲気もあってかなり気楽に見てられるんですが大丈夫でしょうか。
さすがに上弦の参と弐の後だと脅威度としても見劣りするので、倒せるか倒せないかというよりも、先に無惨の元へ辿り着いた剣士を邪魔する無限城のギミックを一秒でも早く止めなければ!というアクション映画ばりの時間制限ハラハラ感を演出してくれたりするのでしょうか。

強者を撃破しても曲者が出てくるとかなかなかにヤキモキさせられますねぇ……。

そして場面は岩柱・悲鳴嶼行冥さんと霞柱・時透無一郎くん。
鴉に先導してもらい「鬼舞辻の居場所が近い油断するな!」と、かなり無惨の元へ迫っているっぽです。


出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第164話

次の瞬間いきなり分断されてホラーです。
「油断するな!」と言われた直後にも拘わらず痣が発現したこともある天才剣士・霞柱の時透無一郎くんが微塵も反応できない速度でこの質量の物体が衝突してきたらそれだけで結構なダメージになると思うんですが。
しかも柱ふたりが警戒しているとはいえ最終目標の無惨の元へ駆けつけている速度にピンポイントで直撃させる精度の高さ。
これも鳴女の仕業で、戦闘中に行っているとしたら恐ろしすぎませんか?
なのに上弦の弐・童磨がまさかのピンチに陥った時も特に手出しせず……。
もしかして鳴女さんは鬼殺隊の味方なのでは!?


出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第164話

そしてギャーーース!!!
無一郎くんの飛ばされた先は最凶の鬼、上弦の壱・黒死牟のフロア!!
懐かしい…気配だ…と世間話に応じてくれそうでしっかり刀を握っている隙のなさ!!
上弦の弐戦が終わったばかりなのにいきなりバンバン戦闘始まりすぎです!!!
でも戦場ってそういうものですよね……。
このスピード感がたまりません。

さあさあ、現在間違いなく鬼殺隊最強クラスの一人である霞柱・時透無一郎対上弦の壱・黒死牟!
大方の予想としては黒死牟相手なんて一人じゃ絶対ムリだよーーー!!!と感じだと思いますが、トンガリ的にはもしかして一対一でもそれなりに戦えるのではと少し期待しています!!!
無一郎くんの無は“無限”の“無”なんだ!!!!

怒涛の展開(なんかいつも言ってるな…)で次回へ!!!!


盛り上がってまいりました。
というかなかなか休憩の話が入りませんね。
激しい戦闘で熱く、キャラクターの動機や生い立ちで切なく、そしてどんどん次なる展開へ。
嬉しい悲鳴なのですが凄く忙しく凄く密度が濃いなと感じます。
単行本で読み返す時いつもすごくワクワクするんですよ。
ずっと面白いイメージが残ってるので毎週読んでるのに単行本の発売日って凄く嬉しいんです。

はてさて、まずはこのまま始まりそうな黒死牟戦。
岩柱・悲鳴嶼さんは無一郎くんの「俺に構わず進んで下さい」という言葉通りそのまま無惨滅殺に向かうのか。
それとも剣士と言えど自分の眼の前で子供は死なせられないと救援に向かうのか。
どちらであっても責められません。
鬼殺隊的には……ここは無惨の元へ向かうべきなんでしょうか……。
しかし悲鳴嶼さん一人でも無惨を滅殺できる保証がないという無惨の不気味さ……。
かと言って無惨到達までが遅れると人間化薬を分解されて無惨がフリーになり珠世さんが死んでしまう……。
というか無限城内での無惨ってどうやって滅殺するつもりなんでしょう。
太陽光以外では滅殺できないのに。
とりあえず人間化薬を分解する余裕が無いくらい攻撃して無惨のエネルギーを使わせるとかそういった作戦なのかな。

トンガリ個人的には悲鳴嶼さんには黒死牟と戦って欲しい。
黒死牟の圧倒的強者オーラすごいけど悲鳴嶼さんだって負けてませんよ。
始まりの剣士だかなんだか知らないけど、血筋とかでなく突如として現代最強の剣士が生まれたっていいでしょ。
それが悲鳴嶼さんだったんですよ。
それでも積み重ねてきた年月の差で、一人では勝てないというのは悔しいけど受け入れます……。
受け入れるので絶対死なないで欲しいです。

黒死牟のバックボーンがまだ語られていないので分かりませんが黒死牟が人として生きていたその時代の“最強”になったことがあるんでしょうか。
最強同士の戦いはやはり燃えます。

意外にも黒死牟が無一郎くんに「懐かしい…気配だ…」と話しているので過去話を聞けそうな気配はしますね。
口下手だと思ってたから死に際にチラッと語るだけかなと思っていたので楽しみ。
でも黒死牟に一太刀入れたらひとつ、とか条件つけてきたら怖い。
そして相変わらず痛そうな黒死牟の刀の柄……。

鳴女もいよいよ戦闘開始!
物凄くたくさんの仕事を任されていそうで大変ですね!!!
自分の周りにいる人間全部黒死牟のところに送っちゃえばいいのにと思いますが、そうしないのは距離制限とかあるからなんでしょうか。
襖を通ったら黒死牟の元へ、とかはさすがに出来ないのかな。
それぞれ近くにいればある程度移動させることはできる、くらいに考えるのが自然でしょうか。

鳴女の血鬼術が鼓鬼こと響凱とかぶってるんですよね……。
正直響凱の血鬼術は凄かった。(タイムリー)
まさか響凱に妻がいたなんてことはないでしょうし万が一何かあっても妹くらいでしょうか。
空間系は厄介。

対する蛇柱・恋柱のタッグは柱同士だしなんかこのままだとまるで負ける気配がなくて、ここに復活した無惨が乱入してきても驚きません。
嘘です。
でも冷静に観察もできる伊黒さんもいて、痣が発現している蜜璃さんがいるのでかなり安心感あります。
戦闘は描かれず鳴女滅殺、ということは流石にないと思うので見せ場がくるまでトンガリ待機です。

それにしても風柱の柱と遭遇できない感は凄い。

不死川兄弟、愈史郎、千寿郎くんの手紙なんかも残っているので次回素直に黒死牟戦が始まるかはわかりませんが……。
最近の鬼滅見てるといきなり本格的に戦闘開始しててもおかしくないのでしっかり気持ちの準備をしておきます!!
そして単行本16巻とファンブックを読んでアニメを観たらすぐに次回が読めると思うと今週はめちゃんこご機嫌です。

そわそわ。
早くファンブック読みたい。

それでは次回もよろしくおねがいします!!!

キメツーーーー!!!!!

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