出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第152話
週刊少年ジャンプ2019年18号
おはこんばんにちは!!!!
トンガリです!!
アニメ放送直前!
そして連載3周年突破記念!!
お目出度い尽くしで、今年度も鬼滅の刃が一層盛り上がっていく流れを感じます!!
アニメ放送前に新元号も発表され「年号がァ!年号が変わっている!」のセリフもタイミングが良いですね!
さてさて、猗窩座戦も佳境!と言った感じの今回、スピード感のある見開きの描写に衝撃的な展開でいかにも鬼滅の刃という感じでしたがいかがでしたでしょう。
この展開の速さ、トンガリ的には嫌いじゃないのですが賛否両論ある展開なのかなと思いました。
では内容見ていきましょう。
水柱・冨岡義勇さんと上弦の参・猗窩座の戦いもやはり猗窩座有利!
互角でも再生能力のある鬼が有利だというのに、猗窩座にいたっては攻撃の正確さも威力も柱である義勇さんと同等かそれ以上。
義勇さんも「今少しの所で斬り込めない浅い!」と焦れるような心境です。
一対一では完全にジリ貧ですね。
義勇さんの「この男は修羅だ、戦うこと以外全て捨てた男だ」という猗窩座評が猗窩座の圧倒的な強さを重苦しく描いていて良い。
猗窩座はと言うと、どうやら相手の技を見尽くすまではトドメを刺さないスタイルみたいですね。
強者との戦いはしっかり満喫して、相手の名前と型をちゃんと覚えておく。
こうしてこれまでに何人もの強者たちを屠り、自身のレベル上げをしていたのでしょう……。
振り下ろす刃を側面から殴り折る。
義勇さんの攻撃の型も先読みし、攻撃を見切ったからこそできる芸当。
やっぱり強かった上弦の参……。
義勇さんと猗窩座の戦いはハッキリと猗窩座の勝ちですね……。
煉獄さんにトドメを刺した鳩尾パンチが義勇さんにも炸裂……。
と思いきや!
炭治郎が攻撃中の猗窩座の腕を斬っていました!
これは攻撃中の義勇さんの刀を折った猗窩座と同じことをしたという描写ですよね!?
そして炭治郎の様子の変化と、炭治郎に救われたという事実に対して驚きを隠せない義勇さん
痣が眉間にまで伸びています。
痣が発現したらそれで終わりじゃないんですね……。
むしろスタート地点くらいの認識でいた方がいいのでしょうか……。
炭治郎の変化に猗窩座の警戒レベルもマックスへ。
そして放たれる“終式 青銀乱残光”。
義勇さんの“凪”を持ってしても致命傷を避けるのでやっとの威力。
刀が折れていることも影響しているかもしれませんがそれを考慮しても「不可避」と言わせる技の威力は圧倒的ですね。
しかしその全方位に破壊的な攻撃が放たれているにも関わらず冷静な炭治郎。
“透き通る世界”
これもう完全に次元が違う領域ですね……。
痣の発現者は展開的にこれからどんどん増えてくると思います。
しかしこの“透き通る世界”に入ることができるキャラは上弦の壱・黒死牟くらいにしてほしいなぁと思いました。格的に。
現状、炭治郎の“透き通る世界”がある限り、痣の発現はパワーアップといっても精々ステータスの底上げといった感じで少し有り難みが薄れてしまったような……。
“透き通る世界”やばいですね。
しかも“透き通る世界”は気配を察知されることもない。
炭治郎は死んだと思って勧誘をしている猗窩座の背後に炭治郎が立ってるのが軽くホラーです。
あのポーカーフェイスな義勇さんですら心なしかビックリした表情してます。
というかその反応で猗窩座が気づくのではと思ったくらい。
しかしそんな心配も杞憂に終わりました。
炭治郎!!!!!
そういう男でしたけど!!
この状況でもそうなる!?!?
義勇さんのリアクションでどれだけ異常な行動か分かります……。
しかしこの時にはすでに確信があったのでしょう。
それだけ“透き通る世界”という領域は別格だったと言うこと。
ヒノカミ神楽 斜陽転身
完璧に猗窩座の頸は斬れてますね……。
闘気に反応する破壊殺・羅針も機能せず、単純に速度で負けた猗窩座。
猗窩座戦、決着です!!!(多分)
馬鹿……な……。
猗窩座が死んだ!!
それも油断していたとかではなく結構きっちりと実力差で炭治郎に負けたように頸を斬られるという展開!!!
これはなかなかの衝撃ですよ……!
炭治郎がここまで強くなるとは思ってもみませんでした。
このまま柱の上に君臨するのか、それとも例によってこのあと物凄い反動で炭治郎も満身創痍となるのか……。
しかし炭治郎が動けなくなってしまうと物語が……。
義勇さんは致命傷は避けても重症っぽいし刀も折れているのでここで退場でしょうか。
あっさりと猗窩座の頸を落とした衝撃であんまり触れませんでしたが炭治郎も頭から血をかぶったかのように流血してるんですよね。
“透き通る世界”を覗いていても猗窩座の終式は躱しきれなかった?
最低限受けても活動に支障がなさそうな攻撃だけを受けたんでしょうけどその辺りやはり猗窩座の攻撃はすごかったと思ってもいいんですかね。
まぁここまで柱と有望株との2対1の状況で終始圧倒する強さを見せていたので猗窩座の格が落ちたとは思いませんが……。
それ以上にやはり炭治郎のこの急成長が衝撃でした。
半天狗の時もそうでしたけど炭治郎って成長速度凄まじいですよね。
しれっと一年とちょっとで水の呼吸修めてるしやはり天才型……。
そういえば上弦と言えば頸斬られたけど死なない芸がありますけど猗窩座はどうでしょう。
玉壺の時のようにここはきちんと死ぬキャラクターでいてほしい。
これでさらに小細工というか、変な血鬼術を持っていたら武闘派っぽくない……。
かといってこれで何の描写もされずに退場ということもない鬼だと思いますので、次回で過去回想かなあと思います。
何回読み直しても凄まじいスピード感……。
この展開の速さは本当に……凄いなぁと思います……。
こんなにあっさり、ちょっとライバルっぽい立ち位置の幹部的な敵を猛スピードで追い越していく成長を見せる主人公……。
正直、間延びした戦闘よりも、これくらい一瞬のやりとりで決着がついてしまう方が好みだったりするのでトンガリ的にはオッケェです。
しかしこれは賛否両論ありそうーー!!
評判気になるなぁ……。
ネット情報はあまり見ないタイプなのですがちょっとチェックしちゃおうかな……。
う~~む……。
あ、たぶんここが一番評価が分かれるんじゃないかなと思うのが炭治郎の猗窩座への呼び掛けなんですが、トンガリ的にはアリです。
結果論と取られそうですが、“透き通る世界”という領域はそういうレベルなのだと思います。
もう自分がどのようにどうやって相手の頸を落とすのか。
そこまで完全に掌握しているからこそできる振る舞いだということ。
これは相手を舐めているでも油断しているでも甘く考えているでもなく、即ち“至高の領域”だということ。
なので常人の考えなど及ばなりところに達しているんだろうなと感じました。
次回の展開も気になります……。
猗窩座の過去、黒死牟との因縁、童磨との確執、無惨との邂逅……。
どこまで描写されるでしょうか……。