出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第181話
週刊少年ジャンプ2019年49号
おはこんばんにちは!
トンガリです!
表紙は項垂れる産屋敷輝利哉様。
無限城突入当初は上げていた髪も少し前から降りてしまっています。
直す暇もないのではないでしょうか。
愈史郎の目による状況把握・分析と、それを踏まえた指示。
更には初実戦、自分の命令で人の命が消えていく重圧は想像を絶するものでしょう。
一息つく間もないことは間違いありません。
そして無惨復活からの大量殺戮……。
何百年も先人たちが積み上げてきて、最も激しい修羅場と思われる状況を八歳にして仕切らなくてはならない状況……。
「采配をしくじった」と心が折れそうになってしまうのも無理はありません……。
しかしそこに妹からの叱咤激励(と張り手)が飛んできます。(口の中が切れて血が出る威力)
妹からの「お館様」という言葉にこれまでの当主たちのことを思い出し、今一度奮い立つことが出来ました。
流石産屋敷家の血筋。なんと言っても心が強い。
落ち着きを取り戻した輝利哉様はテキパキと指示を出し無惨滅殺に向けて戦力の集結を図ります。
立派です……。
お館様……ご立派です……。
これからもこのトンガリ、鬼殺隊についていきます……。
藤の花の家紋を付けなければ……。
調べてみたら藤の家紋って凄く多いんですね。
鬼滅の刃で出てきた様に中心に「藤」と書いてあるようなものは見つけられませんでしたが。
もちろんなんでもかんでもリアルとリンクさせて考えたりはしませんが、実は藤の家紋の一族が産屋敷家に協力してくれていた、とか考えるとちょっとロマンがあるというか鬼滅の刃の世界に触れられるような気がしてトンガリは好きです。
各キャラの故郷の街や山は実際の地名が出ていますので行ってみようと思っています。
そして「無惨復活」と「柱は集結せよ」との報は、あの柱二人組にも届けられます!!!!
恋柱・甘露寺蜜璃さんと蛇柱・伊黒小芭内さんです!!!!
二人は未だに鳴女に人たちも浴びせられていませんでした。
というか打開策も突破口も何も見つけられていない様子。
これってかなり厳しいのでは!?
むしろここに柱を集めて先に鳴女を滅殺した方が色々と楽になりそうな……。
結果論すぎました……。
無惨の復活はタイミングが読めませんでしたし、柱二人を相手に生き延び、延々と足止めをできる上弦の鬼がいるとは思っていなかったでしょうし。
そも、鬼殺隊側は無限城が鳴女の血鬼術だと知らないんですよね。
こちらはいつだって後手に回りながら戦っているんだ……くそぅ……。
報せを受けた蜜璃さんは「あの琵琶の人は放って集まった方がいいの?」と混乱しています。
まず人じゃなくて鬼ですね。
しかしその前に小芭内さんが「他の柱たちと合流したくともどの道阻まれる」と考えています。
ということは多分離脱も増援も期待できないということですよね?
ならこの二人はまだしばらく鳴女に釘付けにされてしまうのかな……?
柱集結も叶わない……。
と思ったら、
誰かが蜜璃さん引っ張った!!!!
誰!?
というか鳴女の妨害は!?
腕見た瞬間に脊髄反射で思いついたのですが、
これって愈史郎ですよね!?
愈史郎だとしたら凄い!
瞬時に蜜璃さんのとこまで飛んできたの!?
鳴女の監視をかいくぐって!?
“目”を通して全ての戦況を把握しているのは分かっていますが、移動はどうやって!?
それとももしかして善逸たちと別れて行動していたのは、鳴女に足止めされてる柱を助けにいくため?
すでに近くに来ていたのでしょうか?
だとしたら鳴女の妨害は?
鳴女もまた目玉を飛ばして監視していますし、珠世さんとその輩下の鬼・愈史郎の存在は多分知っていますよね?
なら警戒して近づけないように対処すると思うのですが……。
柱二人の攻撃を捌くのにそれなりのリソースを割いている?
愈史郎に空間移動の能力があったら強キャラ感凄くてそれはそれでアリなのですが、これはワクワクします。
しかし蜜璃さんをガッと引っ張ったのも鳴女からの離脱の為と思われますが、離脱しようとしても単純に走って逃げるんじゃ妨害されてしまいますよね。
やっぱり離脱には空間移動キャラは必要……となると一番考えられるのは、
「血鬼術のハッキング」とか?
愈史郎はなんかそういうことできそう。
鳴女の血鬼術に侵入して一部能力を利用、もしくは監視網に穴を開け隠密行動に成功したとか。
珠世さんからの頼みは、自分よりも血鬼術に精通している愈史郎にこの無限城の機能を解析して欲しい、とか?
時間がかかるし移動してるのも納得できます。
医学は珠世さんの方がセンスがあったけど血鬼術や鬼としての生体研究とかは愈史郎の方がセンスがあったとかそういう感じの話もあるなら聞きたい。
愈史郎が珠世さんよりも勝っている点、知りたいしあって欲しい。
離脱でないのなら作戦を授けるために引き止めたとかそんな感じかな。
それでも鳴女の領域に接近できてるのは凄い。
色々思うところありますが、そもそも愈史郎じゃない可能性もありますよね。
村田さんとカナヲちゃんも隊服の袖は無事だったかな。
この手の描き方は男性キャラだと思うので村田さんでしょう。
村田さんか愈史郎!!!!
どっちでも違和感有りませんね!!!!!!
他に誰か候補者いたら教えてください。
トンガリはそわそわしていて落ち着きを失っています。
そしてそして渦中の鬼、鳴女が琵琶を鳴らします。
一度、二度、何度も鳴り、移動したのは――。
鬼舞辻無惨!!!!!!
と、
竈門炭治郎!!
水柱・冨岡義勇!!!!
嘘だろ鬼滅の刃?
そしてまた読者の心を煽るかのように、これまでに鬼によって失われてきた炭治郎の悲しい記憶が蘇る。
家族、鬼にされた禰豆子、煉獄さん、しのぶさん、無一郎くん、玄弥……。
怒るなという方が無理な話です。
トンガリも急展開に心臓がドキドキしながらも無惨への不快感が込み上げてきます。
今にも飛びかかりそうな炭治郎を義勇さんが宥めるように制止します。
しかしその言葉も義勇さん自身に言い聞かせているような様子で、義勇さんも珍しく青筋立てて猛っています。
それもそのはず、姉や親友、そしてこれまでに守りたかった沢山の命を奪った悪の元凶が目の前にいるのだから。
一触即発の中、先に言葉をかけたのは鬼舞辻無惨。
一言、「しつこい」と。
気が抜けました……本当に……。
「お前たちは本当にしつこい飽き飽きする」
「心底うんざりした」
「口を開けば親の仇 子の仇 兄弟の仇と馬鹿の一つ覚え」
「お前たちは生き残ったのだからそれで充分だろう」
凄く……無惨です……。
挙げ句の果てにはこのセリフ!!!!
「私に殺されることは大災に遭ったのと同じだと思え」だって!!!!
なら言わせてもらおう鬼舞辻無惨!!!!
太陽の光にさらされることは大災そのものと思え!!!!
二度と日光の克服なんて望むんじゃない!!!!
必要のない鬼も増やすな!!
鬼となったその体が太陽の下を歩くことはないのだ!!!!
いつまでもそんなことに拘っていないで
ただ唯一の存在として静かに暮らしてみろ!!!!
それでも鬼狩りが組織だって狙いにくるのであればそれも大災だ!!!!
全ては身から出た錆だろう!!!!!!
人類はいつだって災害や天変地異を克服しようと努力を続けているんだ。
“鬼舞辻無惨”だなんて分かりやすく害しかない存在を放っておくものか。
そんな人間を異常者と読んで……。
自分のことを災害と同等だと思うなんて烏滸がましいにも程がある。
鬼舞辻無惨は話が通じない悪役!!!!!!
そんなことはとうに分かってはいましたが……。
頭にきてしまいました……。
最近本当に鬼殺隊が苦難の連続で……。
それを馬鹿にされてるみたいで……。
鬼舞辻無惨はこういうやつでしたよね。
そもそもの前提が破綻しているので会話になりません。
こういうのは熱くなって言い合いしていたら相手の思うつぼなんですよ。
体力回復に努めて準備が完了したら目障り且つ危険要素である耳飾りの剣士を仕留めようと手配するような小物なのですから、こういう小細工も弄しますよね。
分かってます、分かってます。
あとは炭治郎と義勇さんに任せますから。
信じるしかないですから。
そして炭治郎の本気怒りモードの怖さ……。
でも今回も凄く頼もしい!!!!
炭治郎はいつだって一番怒ってくれているんだ!!!!
今回も炭治郎に託す!!!!!!!!!!
勝って!!!!
炭治郎勝ってーーーーーーー!!!!!!!!!
語彙力無し。
感動的な話とかでなく激しい怒りによって語彙力を失いました。
あーー鬼舞辻無惨。
本当に徹頭徹尾鬼舞辻無惨ですね。
肉の繭から出てきたのは囮で、実はまだ繭の中に本当の無惨がいるという説はなくなりましたね。
この無惨は無惨100%です。
そもそも鬼舞辻無惨の言っていることを聞くというのがそもそも間違ってました。
トンガリ反省です。
相手にしません。
で!
いきなり主人公&主人公の兄弟子とラスボスのバトルが始まってしまいました!!!!
どんな急展開ですかこれ!?
鬼滅の刃のスピード感が突き抜けすぎてます!!!!
ここ最近驚かなかった記憶がないんですけど!?
これって最後までこの戦力での戦闘じゃないですよね……?
上弦の壱・黒死牟戦でもここから増援くるよな……?と思ってたらあの四人で戦い抜いてしまったし……。
とりあえず、義勇さんの刀折れてますし、そもそもふたりともボロボロですし、二人のままでは流石にラスボス相手にするのは厳しい気がします。
そして場所が変なパーティ会場みたいなところだし、これって無限城からちゃんと走って向かえるんでしょうか。
鴉来られますか?
トンガリ的には、蜜璃さんを引っ張ったキャラクターがそのままこの場所まで蜜璃さんを連れてきてくれるかなぁと思ったのですが……。
意外と追い詰めるんだけど良いとこで鳴女にべべんされてしまうとか?
鬼舞辻無惨はそれぞれ順番に戦闘相手を変えて順番に負けそうになればいいよ。
そうこうしている内に鳴女が滅殺されて、動けなくなった無惨の元へ柱全員集結、からの全員からの刃で悪鬼滅殺。
全員でヒノカミ神楽十三の型でオッケーです。
あ、炭治郎、義勇さん、悲鳴嶼さん、実弥さん、小芭内さん、蜜璃さん、善逸、伊之助、カナヲちゃん、村田さん、愈史郎、吾峠先生、トンガリで十三人ですね!!
もしかして縁壱零式が腕を六本にして縁壱さんの剣技を再現していたように、ヒノカミ神楽十三の型も十三人で補いながら繰り出すんじゃないでしょうか!?!?
多分この予想は新説な気がする……!!(なんせあと二人が思いつかなかった……!)
閑話休題。
無惨また大量殺戮してますし、鬼殺隊の総数はどれほどになっているのでしょうか。
善逸たちは無事でしょうか。
怒りは全て炭治郎に託しましたが、みんなの安否が気になります。
炭治郎たちも満身創痍で心配です。
悲鳴嶼さんや実弥さんもほっとけない状況ではなかった。
やっぱり空間転移が無いと凄く厳しいですよね……。
キーパーソンは愈史郎かなと予想しておきます……。
鬼ってだけで色んなこと押し付けてごめん……。
でもなんとか活路を開いて欲しい……。
愈史郎お願い……。
あとは同期組もぼちぼち動きだすと思うので村田さん率いる善逸伊之助カナヲちゃんがどう動くのか興味津々です。
さて、いきなり無惨戦スタートでなんともテンションが追いついていませんが。
兎にも角にも鬼滅の刃はガンガン話が進んでいきます。
次回までも振り落とされないように備えていきたいと思います。
何回も読み返して待機命令です!!
あー何回読んでも鬼舞辻無惨!!!!
今回はこの辺で。
皆さん季節の変わり目は体調不良に気を付けましょう。
乾燥対策もぼちぼち始めます。
それではまた次回!
キメツーーーーーーーー!!!!
「鬼滅の刃」各話まとめはこちら