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鬼滅の刃 第147話「小さな歯車」感想・考察

出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第147話
週刊少年ジャンプ2019年13号


おはこんばんにちは!!!!
トンガリです!

祝センターカラー!!
最近はジャンプ+の方で全ページカラー版が乗っていますがやはり紙面でカラーが見られるのは嬉しい!!
猗窩座のカラーリングかっこいい……ムッキムキだし猗窩座は見た感じ強そうな武闘派だ……。
上弦の上位三体はそれぞれ醸し出す雰囲気は違えど一様に圧倒的恐怖感あります。

さてでは本編を見ていきましょう。


出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第147話

前回猗窩座との戦闘が始まった炭治郎たちでしたが、今回は無限城で戦う隊員たちをサポートする産屋敷家の場面からスタートです。
一生懸命正確に無限城の図面を引いていく産屋敷兄妹ですが、気丈に振る舞っていてもそこは人間。
やはり両親と姉二人を亡くした悲しみを感じずにはいられず、妹のくいなちゃんかかなたちゃんの目からは涙が零れ落ちそうになります。

しかしそれを制するは長男である産屋敷輝利哉。
この戦いで決着を付けるべく一切の隙を見せない姿勢で妹二人を導きます。


出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第147話

そして幼き当主を守るは元炎柱・煉獄槇寿郎元音柱・宇髄天元の二人!
この場面、めっちゃんこ熱くなりました!

上弦の陸・堕姫妓夫太郎兄妹との戦闘で片目片腕となった天元さんですがそれでもまだまだ最も重要な拠点の護衛に任されるほどの実力者のようですね!
そして炎柱・煉獄杏寿郎の父であり本人も元炎柱である槇寿郎さん……。
息子の死をきっかけに色んな感情を乗り越え再び戦場に……。
ずっと立ち直ってほしかったので凄く嬉しいです。

意外と雑談というか、普通に会話してて天元さんのコミュ力凄い。
そりゃずっとピリピリして待機していても良いことはありませんしね。
この二人なら言葉を交わしていても隙など見せぬことでしょう。

煉獄さんの話や炭治郎の話をしてるところが見たかった。

「杏寿郎はどうだった」
「あいつは上弦の参を相手に犠牲者を一人も出しませんでした」
「そうか……」
「あいつは歴代の炎柱最強です」
「いやそれはまだまだ私の方が」

なんて会話を聞いたらもれなくトンガリが泣きます。
はよキメツ学園で絡むんだ。

炭治郎の話はすっごく和みそう。

「炭治郎くんはうちの息子と文通をしていて」
「俺もしてますよ」
「えっ」

場面は代わり長く登場しておらず気になっていた禰豆子の状況が発覚します。


出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第147話

現在は付き合いの長い元水柱・鱗滝左近次さんの監視下で珠世さんの開発した「鬼を人間に戻す薬」を服用していました。
意識があるのかないのか分かりませんが苦しみながら横になっています。
禰豆子を寝かせている場所も産屋敷家の屋敷内なのでしょうか。

鱗滝さん程の人物ががっつり緊張していてこっちまで緊迫感が出てきました。
本当に最終局面なんだなぁと……。
もう今夜のうちに戦いが終わるかもしれないのか……。


出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第147話

主人公という大きな歯車の登場で自体が激変したのではなく、今までの戦いで築造された巨大な積み重ねがあったからこそ、主人公という小さな歯車の出現で状況が一気に動き出した。
この感じ好き。

「負けるな禰豆子」

「負けるな炭治郎」

「絶対に負けるな」


出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第147話

ヒノカミ神楽 火車かしゃ

猗窩座の超速の拳撃に対して、躱しつつ斬りつけるヒノカミ神楽火車を放ちます!
堕姫に放った時には不発でしたが……。


出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第147話

今回は猗窩座の腕を斬り落とすことに成功!!

おおーー!!
炭治郎凄い!!


出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第147話

と興奮する間もなく猗窩座の追撃が迫ります!
すでにしれっと猗窩座の腕が再生していて上弦のデタラメさがよくわかる。


出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第147話

ヒノカミ神楽 幻日虹げんにちこう

幻日虹で追撃を躱し猗窩座の後ろへと回り込みます。
着地でドタッと音を立ててしまっていることから流石にギリギリだったっぽいですが上弦の参と渡り合っています。


出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第147話

しかもすれ違いざまにしっかりと猗窩座の顔面に斬撃を加えていました!!!
凄い凄い!
炭治郎凄い!!!

(見ていただけの)義勇さんも炭治郎の成長に驚きを隠せない模様。
初めて出逢った雪の日の炭治郎を思い出しながら「その実力は柱に届くと言っても過言ではない」と感動しています。
相も変わらず心の中ではよく喋る義勇さんでした。
今のところ猗窩座の眼中に無いけど大丈夫か!?

「“この少年は弱くない侮辱するな”」
「杏寿郎の言葉は正しかったと認めよう」

「お前は確かに弱くなかった 敬意を表する」


出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第147話

術式展開

「さぁ始めようか 宴の時間だ」

きたーー!!
猗窩座の術式展開!!

いよいよ本番開始といった展開で次回へ続くゥーーーー!!!!


さあさあ!
最終決戦と言われているだけあってあっちもこっちも盛り上がってまいりました!!
最終決戦編って書かれると少し凹みますが。
トンガリはもう全ての決着がついて、週ジャンか月刊誌なりウェブなりでキメツ学園が連載開始されるだろうという方向で心を保っていくので問題はありませんが。

やはり今一番熱いのは猗窩座戦ですね~。
主人公との戦いだけど「これは絶対主人公が勝つな~展開的に」とは思えないのが鬼滅の刃の面白いところ。
無惨の目論見でどこかに転送されることも有り得るし、義勇さんが引き受けて炭治郎は無惨を討つために向かわされるかもしれないし……誰かの乱入で有耶無耶になるかもしれません。
正直読めない。

猗窩座も、杏寿郎さんのことをしっかり覚えていたし強者に対して敬意を表するというのは本当っぽいですね。
ここまで“強さ”に対して誠実なら戦って負けた時に見苦しいところは見せなさそうなかっこいい敵になりそう。

他作品ならこの戦闘長くなりそうだな~とか思うけど、基本回復というものが無い鬼滅の刃は結構すぐ勝敗が決まってしまうんですよねぇ……。
下手したら回想込みで5週間後には猗窩座滅殺されてるかもしれないのか……。

それにしても炭治郎の成長が凄い。
柱稽古すごく頑張ってたもんね。
一緒に修行してた伊之助だって同じくらい強くなっているはずだし、因縁もあるから猗窩座戦に乱入は大いに有り得る。

あと産屋敷家や禰豆子の状況が描写されたのはそっちにも刺客が送り込まれる伏線でしょうか?
未だ姿を見せない黒死牟が産屋敷家や禰豆子の元へ現れたら地獄ですね。
もしも目の前で圧倒的な実力と日の呼吸を見せられてしまったら槇寿郎さんの心がヤバイ!!
でも逆にそこで奮い立たれてしまうと感動と興奮でトンガリの心がヤバイです!!!

敵も味方も入り乱れすぎていて位置関係もハチャメチャだしどうなるのか読めない!!
毎週毎週のワクワク感がやばいです!!
急に違う場面の描写が始まるかもしれないしいったいどんな気持ちで待てばいいのか……。
毎週とびっきりの楽しみがある週刊誌ってやっぱり最高ですね!!!!!

次回も全力でキメツーーーー!!!!

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