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鬼滅の刃 第120話「悪口合戦」感想・考察

出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第120話
週刊少年ジャンプ2018年35号



出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第120話

無一郎くんの無は無邪気の無!

おはこんばんにちは!
今週もがっつり無一郎くんパートですっかりゴキゲンなトンガリです。

無一郎くんは痣が出ているからか凄く調子が良い様子。
一コマの中で“僕”と“俺”を使い分けながら挑発します。

玉壺も負けじと反撃。
自分の美しさ、気品、優雅さが理解できないのはお前が無教養の貧乏人だからだ、と煽ります。
口がふたつもついているだけあって舌戦には強そうですね。

「便所虫に本を見せても読めないのと同じ」


出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第120話

「君の方が何だか便所に住んでいそうだけど」

めっっっっちゃ分かる!!!!
古い便器から生えている玉壺さんが容易に想像できて一人で笑ってしまいました。

相当にハイレベルな悪口合戦……。
猗窩座対煉獄さんの時には有り得なかったような鬼滅問答です。

両者一歩も譲らず。
そこで無一郎くんが少し攻め手を変えました。


出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第120話


出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第120話

壺を貶した瞬間、玉壺さんが血管を破裂させながらド派手に激怒しました!(ヒャッ)

芸術家気取りなだけあって自身の作品への悪口はスルーできなかったようです!
悔しいけどなんか憎めない……。
こいつは鍛人の断末魔を作った最低な鬼なんだ……。

激しい怒りを露わにした玉壺は物理的な攻撃を仕掛けます。(私の壺のどこが歪んでいるんだ!!)


出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第120話

血鬼術 一万滑空粘魚いちまんかっくうねんぎょ!!

一万匹の刺客が無一郎くんを襲います!!
ちっちゃい腕でちっちゃい壺をたくさん持ってる玉壺の姿がシュール過ぎて緊迫感が……。

無一郎くんは焦る様子も見せず呼吸を整えながら対応します。


出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第120話

霞の呼吸 陸ノ型 月の霞消かしょう

霞の残像を纏いながら見事に全ての粘魚を斬り落としました!!
圧倒的な速度と攻撃範囲!!

これには流石の玉壺さんも想定外で驚きを隠せなかった模様。
「私の毒は何処へ行った」と常識的な疑問を抱いています。

しかしどうやら粘魚が撒き散らす体液もまた、皮膚から吸収される毒だったようです!
一匹残らず斬り散らかしてしまって逆に無一郎くん大ピンチ!と思いきや……。


出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第120話

霞の呼吸 参ノ型 霞散かさん飛沫しぶき

粘魚の体液を回転によって全て弾き飛ばしました!!
霞の呼吸大盤振る舞いですね!!
これで壱から陸まで披露されたかな?

無一郎くんは間髪入れずに玉壺へ追撃をしますが、玉壺が脱皮して躱しました。
脱皮って……。
無一郎くんも思わず「あーもう面倒くさいな」とこぼすほどです。

上弦の肆・半天狗といい、上弦は戦ってて嫌になってくるギミックが多いですね。
ゲームのボスキャラとかにいたら初見で挑む時は物凄く苛ついてしまいそう。

「避けて木の上に逃げるのやめてくれないかな」

「お前には私の真の姿を見せてやる」

「はいはい」

「この姿を見せるのはお前で三人目」

「結構いるね」

「黙れ 私が本気を出した時生きていられた者はいない」

「すごいねー」

「口を閉じてろ馬鹿餓鬼が!!」

無一郎くんの煽りスキルすげえ!!

玉壺もここまで虚仮にされたことは初めてなのではないでしょうか……。

そしていよいよ玉壺本気モードのお披露目です。


出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第120話

……。
…………。


出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第120話

「何とか言ったらどうなんだこの木偶の坊が!!」

「本当に人の神経を逆撫でする餓鬼だな!!」

緊迫する柱対上弦の戦いでとうとう上弦が本気を出したのにシュールギャグって!?!?

小さかった複数の腕がなくなり、二本のゴツい腕になりました!
手には水かきがついており、全身が鱗で覆われています。
樹に巻き付いている姿は蛇っぽくもありますが、これまでの傾向を考えるとこれも魚類モチーフでしょうか。
ウツボとか神話上の大型海洋生物とか?
シーサーペントみたいな……。

それかもう、人魚かな。美しいとか言ってるし。

この姿を見たのは三人目ということは、これまでに二人の柱が玉壺をここまで追い詰めたということですね。
過去の柱の活躍を聞くのはなんだか嬉しい。
しかしその戦いで亡くなられたようで悲しい……。

この姿になったら全身が壺から出ているしもう壺から壺への瞬間移動は使えない?
パワーアップの代償として弱点が増えるとかそういう変身であれば大歓迎なのですが……。
いかんせん絶望感があんまない……。

あまり切迫感のない状況の様に感じていましたが、これでも玉壺は怒っています。

無一郎くんがさらに煽りますが……。

「いやだってさっき黙ってろって言われたし…」
「それにそんな吃驚もしなかった…」

「し…」


出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第120話

無一郎くんの言葉が終わるのを待たずに殴りかかって来ました!
これまでは血鬼術で生み出した謎生物で攻撃を仕掛けてきていたのに本気モードでは直接攻撃です。


出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第120話

そして何とこの姿では拳で触れたものが全て鮮魚になるそうです!!
どんな能力だ!!!!

咄嗟に躱して木の上に逃げていた無一郎くんでしたが、服に掠っていたらしく隊服の一部が鮮魚に……。
その際に攻撃に巻き込まれないようにと鋼鐵塚さんと鉄穴森さんを逃して(蹴り飛ばして)いたので十分対応はできている……のでしょう、多分。(参照)

しかしどうもこの鮮魚たちが攻撃してくることはなさそう?
ということは毒もない? もしや食べ放題?

というか過去二人、玉壺のこの姿を見た剣士は鮮魚になってしまったのでしょうか!?
ふざけた能力だけど改めて考えると恐ろしく悍ましい……。


出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第120話

「どんな凄い攻撃も当たらなかったら意味ないでしょ」

大胆不敵!!
余裕の笑みを浮かべる無一郎くん!!

玉壺が本当に本気で、無一郎くんの毒舌が本当に本音だとしたら、これは本当の本当に無一郎くんの上弦単独撃破あるかも!?

次号は巻頭カラーで激戦開幕ということだし大盛り上がりの無一郎くんパートが続きそうです!!


このまま完全覚醒無一郎くん勝って!!(無一郎くん好き)

まぁ……そうはならないのが鬼滅の刃なので……。
ここから無一郎くんがやられるとしたらどんな展開かなぁ。

考えられるのはこんなところ……?

管理人的にはこのまま勝ってくれて一向に構いませんけどね!!!

玉壺さんの体は鱗やら水かきやら柔らかくも強靭なバネやら、鬼というよりは人魚ですね。

半天狗の時も「ぬらりひょん」っぽい(というかまぁ天狗でもある)なぁと感じたので、もしかして刀鍛冶の里編出演の上弦二体は日本の妖怪がモチーフになっているのでしょうか?

変身したことで純粋に身体能力が大幅にパワーアップした感じで、壺の瞬間移動無しでもそれ以上の速度で動き回れるのかもしれません。

変身方法も脱皮だったしさらに何度か脱皮して形態を変えてきそうなんですよね~。
あぁぁやだなぁ。

もし蛇がモチーフだったら蛇柱・伊黒小芭内さんが増援で来てくれるフラグになったのになぁ。(小芭内さん好き)
海産物だから水繋がりで水柱の冨岡義勇さんに譲りましょうか。

「どうだね私のこの神の手の威力」って言ってるのが少し気になりました。
玉壺って自分のことを“神”と称するような性格でしたっけ……?
無惨様のことは本当に尊敬してそうだしそんな方を差し置いて神って……。
なので玉壺が“神”と信じる何かがいたのではないかなぁと。
玉壺は幼少の頃に浜で人魚を見た。その時の人魚があまりにも美しく、自身の作品でその美しき神を表現したかった。
しかし誰からも理解されず……、とかそんな話があったりなかったりするかもしれませんね。
しかも玉壺のことだからその時見た人魚はただのマグロ(暗くて見間違えた)だった展開ですよ。
妄想はするだけならタダなので良いですねぇ。

なんにせよ玉壺戦も盛り上がってきました!!
クライマックスが近いのかどうかは分かりませんが……!

次回も熱い展開が続くだろうと期待してしまいます!

巻頭カラーも物凄く楽しみです!!

それではまた!!
ばいちゃ!

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