出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第161話
週刊少年ジャンプ2019年28号
おはこんばんにちは!!
トンガリです!!
いよいよ童磨戦開幕!
思いっきりぶつかり合う激戦が始まるかと思いきや童磨はここに来てもなかなか底を見せません!
と思いきや……!?
童磨戦まとめていきましょう!!
童磨の語る世界観。
この世界には天国も地獄も存在しない。
真っ当に善良に生きてる人間でも理不尽な目に遭うし、
悪人がのさばって面白おかしく生きていて甘い汁を啜っている。
それなのに悪人に天罰はくだらないからせめて悪人は死後地獄に行くとでも思わなければやってられない。
ふむ……。
小難しい……。
そんな細かい理屈は伊之助には通じません。
氷を吸わないようにカナヲちゃん共々応戦しますが、ここで驚きの展開。
童磨は血鬼術で作った自分の分身に伊之助とカナヲちゃんの相手をさせ、どこかに移動するようです。
「猗窩座殿がやられちゃって時間もないから」というセリフは……。
猗窩座が死んだ後、鬼舞辻無惨からのお達しがあったのでしょうか?
実は珠世さんの薬がなかなか分解できていない無惨がSOSを出したとか?(その展開超見てみたい)
それとも鬼狩りはさっさと片付けろと、時間制限を設けられているのか。
だとするとまぁ夜明けまででしょうね。
あれ、夜明けが来てもこの無限城は何事もなく存在し続けるんですよね……?
それともまさか無限城って日中は消え去る……?
その辺りって触れられていましたっけ……?
さて、童磨が作り出した結晶ノ御子ですが、かなり高性能です。
童磨と同じくらいの強さの技を出せます。
なにそれ……そんなのアリですか……。
けどきっとこれも半天狗と似たような感じで、作り出した分身体がたくさん力を使えば使うほど童磨の再生力が落ちたりするんでしょうね。
分身体との戦闘を見てさらに情報収集と分析をする童磨……。
なるほどこれは優秀な参謀っぽいですね……。
そして童磨ですら皮膚感覚が鋭い剣士とは会ったことがないと。
五感が鋭い剣士は同期組以外だと元水柱の鱗滝左近次さんがいますが、かなりレアなんでしょうか。
正直効果がよく分からない痣の発言よりも五感の超感覚の方が断然使い勝手が良さそうに思えてしまいます……。
その辺りもその内触れられるかな……。
そしてなんと童磨の分身・結晶ノ御子は割と雑に複数体作り出せるとのこと。
ひええ。
正直分身体五体と童磨でかかれば伊之助とカナヲちゃんなんて瞬殺できてしまうのでは……。
データ取りを優先したかったのか……?
城に入ってきた鬼狩りたちを~と言っていますが、結晶ノ御子は童磨からどれだけの距離離れられるんでしょう。
これかなり強くない?
コスパ悪いにしても童磨は人喰べまくってかなりの量喰い溜めしてるだろうしエグい。
ちっちゃい御子三体くらい作って並べてる童磨は引率の先生みたいでシュール。
そして本体でもない分身体の攻撃に押されまくって伊之助とカナヲちゃんはまったく童磨に近づけません。
にっちもさっちもいかないままに、童磨が部屋を出ようとした瞬間――。
左半分だけ崩れる童磨の視界!
その顔面は見たこともないような崩れ方をしていました!!!
一体何事か!?
そしてまるで体調不良であるかのように鬼である童磨が倒れ込みます。
脳裏によぎるのはそう、蟲柱・胡蝶しのぶ!!!!
侮るなかれ。人の想いを。
キターーーー!!!!
しのぶさんの力が!
上弦の弐・童磨に届きました!!!
凄い凄い!!
しのぶさんほんとに鬼を殺せる毒を作ったちょっと凄い人だったんですね!!!!(みんな知ってる)
見てくださいよこの脂汗!!
これだけで童磨を滅殺できるかは分かりませんが、何か話の展開的にかなり重篤なダメージを与えていそうじゃないですか~~??
前半で童磨がいよいよ手がつけられないと思っていたらのラストでこれ!!
これこそ鬼滅の刃ですよ!!!!
やったーーーー!!!!!!
ひとしきりわめいたのですっきりしました。
さてさて、この事態、十中八九しのぶさんが作り上げたものですよね。
どのような方法か。
- 部屋に毒鱗粉の様なものを散布していた
- 自身の体そのものを毒漬けにしていて喰ったら発動する毒を仕込んでいた
- 戦闘中、順番に撃ち込んで蓄積させていた毒は時間経過で超毒になるものだった
- 最後の毒は怨念
こんなところでしょうか。
ふむ。
1つ目はカナヲちゃんも「もう少し粘らないと、あともう少しこの場に」と考えているし、サブタイトルの「蝶のはばたき」ってワードもなんか鱗粉を撒き散らしてそうなイメージがあったので……。
あと童磨戦で蝶ノ舞を使ってなかった気がするので次回の頭に「蟲の呼吸 蝶ノ舞 “◯◯”」とかやってくれたら泣けるじゃないですか……。
童磨に行った最後の撃ち込みで破壊した天井辺りがなんか怪しいですよね。
2つ目はもうゴリ押しの毒特攻ですね。
自分も長く生きられないくらいの毒を体内(血中とか?)に仕込んでいたとか。
でもカナエさんは吸収されていなかったし、童磨が戦闘終了後に即捕食するというイメージはなかったはずなんですよね……。
だから予め用意してあった“童磨用の殺し方”としては考えづらいかなと思いました。
でも童磨以外の敵、即ち鬼舞辻無惨との戦闘等も考慮すると、それくらいの仕込みはやっているかもしれないと思います。
柱稽古に参加していなかった間、毒のお風呂とかに使って日々地獄の苦しみを乗り越え毒手ならぬ毒体を作り上げていたとか考えるだけで辛いですが。
あれ、でも鬼用の毒は人間にはどう作用するんでしょう?
1つ目の毒鱗粉もそうですけど人間にまで効いたらまずいな?
あと3つ目はまぁ、毒というのは遅効性なのだ、という理論ですね。
これはその都度分解されているから無いかなぁと。
でも分解されるところまで考慮して順番に体内で混ざり合い、童磨の再生力が落ちてくると時限式に表層に現れる毒、っていうのも理系的には唆られますね。
あと崩れ始めたのが一撃目を加えた左目からだったのも少し蓄積毒説を支えてくれています。
それと使っているのが毒かどうかも怪しいですね。
「毒ではなく薬かも」というコメントを頂きまして、そういえば鬼を人間に戻す薬を使えば一撃だなと思いました。
無惨が結構な時間肉繭になってることを考えるとかなり効果の有りそうな感じですし……。
しかし撃ち込んで効くものなのか……吸収させなければならないのか……。
後者だとしたらやはりそれも体内に仕込んで自身ごと捕食させるしかないので人間が狙うには決死の覚悟ですね……。
しかしまぁ、童磨どうしようもないなムードから一転、一気に状況が動きました。
下手したらこれ次回で決着ですよ?
猗窩座のような粘りがあるとは思いますが……。
鬼滅の刃なのでもしかするともしかしますよ?
またテンション上がってきました。
このテンションのまま次回まで待つのかーー!!
あーー!!
最後のページのしのぶさんの笑顔、好きです。
童磨の顔の崩れ方が存外グロテスクなので相対的にも凄くなんというか、妖しい雰囲気があります。
カラーだとちょっとホラーテイストで好き。