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鬼滅の刃 第159話「顔」感想・考察

出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第159話
週刊少年ジャンプ2019年26号


おはこんばんにちは!!
トンガリです!!

前回、シリアスなバトルにテンションマックスで乱入した伊之助!
上弦の弐という最上級の鬼を相手に一体どうなるのか……。

開幕そうそう巫山戯た動きで童磨を観察。
そして童磨が上弦の弐であることを看破します!(誰でも分かる)

「俺が柱になったら呼び名は野獣柱…いや猪柱か!?」

なんかこの雑い感じが伊之助っぽくて好き。
猪好きなんだなぁ。

傷だらけのカナヲちゃんを見て「怪我したらお前アレだぞしのぶが怒るぞ!」と心配する伊之助。


出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第159話

そしてその反応を見てしのぶさんが死んだことを察する伊之助。
カナヲちゃんのこの表情。
増援が来たことによる一瞬の気の緩み、ましてそれが見知った顔であればカナヲちゃんもどれだけか心が揺れ動いたことでしょう……。

そして空気を読まずに「死んでないよ!彼女は俺の中で永遠に生き続ける!」とのたまう童磨。

「俺が喰った人は皆そうだよ救われてる」
「もう苦しくない辛くもない」

「俺の体の一部になって幸せだよ」

ぐうう悔しい……。
伊之助の耳に童磨の言葉が届いているかは分かりませんが滅茶苦茶悔しいです……。


出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第159話

溢れんばかりの怒りに体が震えだすカナヲちゃんとそれを見ながら思い出すしのぶさんとの記憶。


出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第159話

しのぶさんの本当の笑顔がめちゃくちゃ泣けてきてめっちゃくちゃ涙がこみ上げてきました。
伊之助がほわほわする本当に優しいカナエさんが好きだったしのぶさんの笑顔です。
一番悔しいであろうカナヲちゃんが傷だらけになって体を震わすことしかできない強敵……。
どれだけ童磨が魅力的な悪役だったとしてもやっぱり悔しいしめっちゃもやもやです……。


出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第159話

そして個人的には意外だった伊之助の怒り。

いや今回の話を読んだ上でなら全く意外でも何でもないしそりゃ怒るだろうと思いますが、
伊之助がこんなにも人との交流や思い出を大事に感じて覚えていて、そして仲間の気持ちを汲んで怒り心頭するとは思っていませんでした。
伊之助凄い!
凄く頼もしいしかっこいいし伊之助大好きだ!!!!!!
トンガリは伊之助が本気で怒ってくれて嬉しい!!!!!!!!!!
伊之助頑張れーーーー!!!!!!!


出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第159話

獣の呼吸 肆ノ牙 切細裂き

戦闘中は回想もそこそこに戦闘開始する鬼滅の刃のテンポ感は流石ですね。
しかしまぁ改めて獣の呼吸の「切細裂き」って技の名前。
切るに細かくに裂く……凄く何ていうか……シンプル……!!

そして普通に童磨と斬り合えてる伊之助。
滅茶苦茶強くなってる?
もちろん童磨がいきなり本気を出してる感じでも無さそうだしお手並み拝見程度の力加減なのだとは思いますが。

元々我流であれだけ強かった伊之助は伸びしろが多く、柱稽古でのレベルアップが一際大きくてもおかしくありません。
童磨に取られたカナヲちゃんの刀も童磨に気づかれずに取り戻します。

伊之助の斬撃は童磨の血鬼術を斬り払うことができるのかな……。
めっちゃ至近距離で足止めて戦ってるけど大丈夫そう……。

霞の呼吸参ノ型霞散の飛沫も玉壺の毒液を全て弾き飛ばしてたし、技によっては上手く弾けるのかもしれません。
剣筋に無駄の無さそうな蛇の呼吸や同じく剣筋が綺麗な軌跡を描く花の呼吸は相手の攻撃を散らす技が少なかったりとかあるかもしれませんね。

単体戦が得意な呼吸とか集団戦が得意な呼吸とか万能に対応できる呼吸とか、結構掘り下げられそうだけどそういう説明って特にないですよねこの作品。
そういう相性みたいな要素好きなので少し残念。


出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第159話

獣の呼吸 玖ノ牙 伸・うねり裂き

そして腕の関節を全部外すことにより間合いの外から攻撃する荒業。
さっきまでシリアスだったのに完全に常軌を逸した伊之助の攻防に、いつの間にか伊之助ペースです。


出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第159話

「チィッ!」ってそんな簡単に関節戻せるの!?
筋肉でやってるのか!?!?

童磨も「君のような子は見たことがないよ」と上機嫌です。

しかしそこは上弦の弐。
面と向かって話している伊之助の猪面を瞬時に奪い取ります。


出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第159話

「かなり年季が入ってるねこの猪の皮」

「目はどういう加工してるの?」

それ!!!!
初めて童磨に共感できた!!!!!!
そこから涙出たりするし一体どういう構造になっているのか!!!!!!!!

とまぁそんなことは置いといて、これ血鬼術っぽいですよね。
超超速度でカナヲちゃんの刀も伊之助の猪面も取ったのだとしたら、
視覚特化のカナヲちゃんでも目で負えない、触覚が敏感な伊之助でも奪われた後に気付くって、
それもう鬼殺隊で対応できる人なんていないのではと思ってしまいます。
心眼がありそうな岩柱・悲鳴嶼さんはなんか対応できそうで怖いですが……。

そして童磨の気になる発言はいったい……。

やはり一筋縄ではいかない上弦の弐戦。
まだまだここから加速していきそうです。


という訳で伊之助参戦も、童磨戦はギャグ展開にはできなさそうです。
童磨も外面だけは感情豊かっぽくて賑やかなんですけどね~。
やはりどうにも不気味で怖いです。
笑えても引き笑いしてしまいます。

これは「心に感覚が無い存在が知識として持っている感情を演出している」という描写の賜物なのだとしたら凄い。
具体的にこういうところが嘘っぽいって説明はできないんですけど何か不気味に感じます。
こんな時にそこ?みたいな会話のズレがあるからかな?
ふーむ。

今回のトンガリポイントは童磨の物奪いと、見覚えあるぞ発言ですね。

刀と猪面が奪われたのって怪しくありません?
最初は「時を凍らせられる!?」とか思ったんですけど、着地の音がしてるんですよね……。
止まった時の世界では慣性が働かないと思うので無音で立ってる方がそれっぽく感じるのでこれは無いかなと……。

そうなると一番に思い浮かぶのが物体転移?
なんですけど、同じく奪う際に移動はしてるんですよね。
着地音しているので。
なのでトンガリはお手上げです。(判断が速い)
こうじゃないかという考察があれば聞いてみたいものですねぇ。(自分の頭で考えられないのか)

可能性としては至近距離とかそれなりに近くにいないと発動できない物体転移とかでしょうかね……。
あ、それか瞬間移動かもしれませんね。
そういえば童磨はやたらと真後ろにいきなり現れたりしますね。
猗窩座に絡む時もそうでした。
琵琶女こと鳴女の例もありますし、何らかの制限付きなら瞬間移動も十分に有り得ます。
血鬼術の二個持ちとか有りなのかな……でも別格感あってそれはそれで……。

見覚えあるぞ発言は話題にのぼることも多い伊之助のお母さん(家柄)関連でしょう。

こんな感じでしょうかね。(雑)
小さい頃に喰われそうになったのも伊之助の外見が女の子っぽかったからかもしれません。

え、もしかしてこんな雑な導入で伊之助の家系問題に着手していくんですか!?
とか言いつつ読んでみたら想像を遥かに越えて面白いんですよね。

どんどん伏線が回収されていってしまうのは正直名残惜しくもありますが……。
伊之助の出自は気になっていたので楽しみです。

そして今の所上弦の弐と渡り合えている伊之助がかっこよくて堪りません。
ほとんどのコマで、童磨とカナヲちゃんの間に立っているのもかっこいいです。
カナヲちゃんとのやりとりが乱暴だけど根は優しいガキ大将感が出ていてすごく微笑ましいです。

これから血みどろの戦いになることは間違いないと思いますが……。
もう誰も傷つかないで欲しい……です……。

伊之助頑張れーーーー!!!!!!

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