出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第145話
週刊少年ジャンプ2019年11号
おはこんばんにちは!!
トンガリです!!
表紙で善逸と獪岳の時の流れが描かれています。
背景が、獪岳は暗黒に向かっていて、善逸は暗闇から光へと向かっているのが辛い……。
そして本編開始、いきなりド迫力の黒死牟さん登場でビビりあがりました。
獪岳の心を折ったのは上弦の壱だったんですね……。
これは正直……運が悪かったとしか……。
獪岳の「生き残ることが全て」というスタンスも明らかになりました。
「強くなりたい」とかでなく「生きてさえいればいつか勝てる」という辺り主人公サイドの考え方とはちょっとズレてしまいますね。
努力だってしていたとは思いますが、それなら何故鬼殺隊という危険で過酷な道を選んだのか……。
その初志が語られていないので何とも言えませんが、獪岳の過ちはその初志を貫けなくなった、見失ったところから始まってしまったのではないでしょうか。
鬼化にあたって黒死牟さんから明かされた事実が色々ありました。
- 強い剣士は鬼化するのに時間がかかる
- 呼吸が使える者を鬼とする場合、鬼舞辻無惨の血を多く使わなければならない
- 稀に、鬼にならない体質の者も存在する
- 一滴でも血を零すと黒死牟さんに首を落とされる
鬼化に時間がかかるのは鍛えられた肉体ほど抵抗も強いとかなんかそんな感じでそれ程重要じゃないだろうと軽く考えていますが、稀に鬼にならない体質の者もいるって結構重要な伏線なのでは?と思いました。
稀血とかそんな感じなのかな?
鬼にならなかったらその場で殺されるのでしょうか。
それとも何かしらの役割があったり、それこそ生まれながらに鬼のように優れた体質を持っていたりするのでしょうか。
禰豆子みたいな太陽克服者みたいに色々特殊な体質というだけでジョーカーなキャラクターが出てくるかもしれませんね。
鬼滅世界の幅が広がったように思えて嬉しい。
そして無事、獪岳は鬼になりましたとさ。
雷の呼吸 弐ノ型 稲魂
雷の呼吸 参ノ型 聚蚊成雷
雷の呼吸 伍ノ型 熱界雷
雷の呼吸 陸ノ型 電轟雷轟
獪岳、一世一代の雷の呼吸大立ち回り。
前回の肆ノ型と合わせて、無駄なくテキパキと全ての型を見せてくれました……。
雷の呼吸はこんな形で披露されてほしくなかったです……。
その技の威力は鬼の身体能力と血鬼術により強化されているらしく、斬撃が相手の身体で罅割れ続けるとのこと。
斬撃を相手の体内に残留させる血鬼術とでもいいましょうか……。
地味ながら結構エグい。
獪岳の技を受けた善逸は過去に爺ちゃんから言われた言葉を思い出します。
『獪岳を見習え!!』
『兄弟子のようになれ!!』
爺ちゃんにとってはどちらが優れているということはなく、本当に二人とも大切に育てていたことが分かります。
獪岳の努力が本当だったことも分かります。
壱ノ型が使えない獪岳は陰口を叩かれていました。
どうやら雷の呼吸は壱ノ型が全ての型の基本のようで。
というかひとつの呼吸の全ての型を修めるのってそれだけでも鬼殺隊の中では凄いのかな……。
炭治郎なんかあっさり修得しているように感じるけどやはりヒノカミ神楽で剣士の動きができてたりとかなのかな……。
しっかり呼吸を修められている剣士って全体の何%くらいなんだろう。
鬼滅ファンブックが求められます。
獪岳の陰口を叩いていたやつに殴りかかる善逸がいじらしい。
獪岳の努力を一番身近で見ていた善逸には耐えられなかったのでしょう。
獪岳に嫌われていることも知っていたし獪岳のことを嫌っていても、それでも心から尊敬していた兄弟子。
爺ちゃんや善逸にとって特別で大切な人だった獪岳。
しかし善逸には獪岳から不満の音が聞こえていました。
「心の中の幸せを入れる箱に穴が空いているんだ」
「どんどん幸せが零れていく」
「その穴に早く気づいて塞がなきゃ満たされることはない」
こういうセリフがさらっと出てくるのが鬼滅の刃……。
自分は一体誰に認められたいのか、自分は何になりたいのか。
そういうものを見失ってしまえば、心の中から不満や焦りが無くなることはないのでしょう。
「爺ちゃんごめん俺たちの道は分かたれた」のコマの爺ちゃんの表情でこみ上げました。
そして善逸は“兄貴”として尊敬し慕い、そして嫌っていた兄弟子に刃を向けます。
雷の呼吸 漆ノ型 火雷神
獪岳も知らない型、爺ちゃんも知らない型。
それは善逸が考えた善逸だけの型。
兄弟子に並び、追い越すための型……。
胸の奥に雷鳴が響いて辛いです……。
善逸の勝利です。
悲しい勝利ですが、この悲しい勝利は善逸を強くし、未来のたくさんの悲しさの芽を摘むことでしょう。
次回は獪岳の過去話かな。
善逸勝ちました!
獪岳の技はわざと受けたのかな?と思うくらい一瞬の勝利でした!
上弦なので頸を落としてもまだ分からないというところはありますが、獪岳に関してはそういうものは無いと思います。
きっと落下していく獪岳と善逸を下で悲鳴嶼さんが抱きとめ、回想に入り、色んな悲しさを乗り越えるエンドでしょう……。
今回はなんと言っても雷の呼吸まさかの新技・漆の型。
善逸は壱ノ型を極めていくのかなと思いましたが、一つの型だけを極めるとこういうことにもなるんですね……。
一応剣士の出で鬼になりさらに強化された獪岳が見えなかった速すぎると言っているので、出せば必殺というくらいの最速の型なんじゃないでしょうか。
というか描写的にはやってることが壱ノ型と変わらないように見えるのですが……。
いやきっとさらに一歩多く踏み込むとかそういう極意的な閃きがあるのでしょう。
壱ノ型以外使えない設定の善逸の成長をこれ程までにかっこよく演出できる吾峠先生やっぱり物凄く凄いです。
他の型を使えるようになるのもなんだかピンとこないしかといって壱ノ型に神速とか色々付けていくだけでは少しインパクトに欠けるし……と思っていたら新ノ型。
技を出すまでの展開も相まってめちゃんこ胸が熱くなりました。
獪岳の罅割れ斬撃って致命傷にならないよね……?
それにしても。
獪岳はいったい剣士になって何がしたかったのか。
何のために剣士になったのか。
幼い頃、鬼に一緒に暮らしていた人を売らねばならなかった己の非力を憎んで?
自分と同じような悲劇に遭う人を一人でも減らしたかったから?
ただ何かで誰かに認めてもらいたかった?
次回語られることとは思いますが、何とも悲しい結末になってしまったなぁと思います……。
爺ちゃんは獪岳も変わるだろうと思っていたのかなぁ……。
そして来週の感想なのですが、来週は一週間まるまる家に帰ることができないので感想をお休みさせて頂きます。
体調不良で書けないとかそういう訳ではないので一応報告だけ……。
次回分と次次回分はまとめて一つの記事で感想を書こうかなと思ってますのでまたよろしくお願いします~。