出典:松井優征『逃げ上手の若君』第89話
週刊少年ジャンプ2023年1号
おはこんばんにちは!
トンガリです!!
映画スラムダンク観てきました!
ネタバレになってしまうのであまり詳しくは書けませんが滅茶苦茶良かったです。
個人的には最高でした。
元々スラムダンク大好きだったので期待半分不安半分で観に行ったのですが気持ち良く帰ってこれてよかった~~~~。
鬼滅の刀鍛冶の里編も2月頃に一話が劇場公開するって????
絶対観ます!!!!
という訳で感想いきましょー!
マンガモアでは週刊誌で連載中の最新話をメインに感想を書いています!
単行本派の方はネタバレ注意です!!
第89話『瑪瑙1335』 感想
上杉憲顕(のりあき)殿の配下、長尾景忠(かげただ)に苦戦する弧次郎!
長尾くん?さん?強いですね。
筋肉増強剤とやらがどれくらい効いているのか分かりませんがそもそも強そうな描かれ方。
何歳くらいなのだろうか。
素質はあれど十歳の弧次郎。
やはり手練相手に一対一ではまだ厳しいとの評価です。
渋川殿との戦いは皆のお膳立てがあったからこその戦果。
弧次郎はまだ主君を一人で背負えるような武将ではないということですね。
厳しい評価にも思えますがお膳立てしてからの止めの役割を与えられているのだから
かなり評価されてますよね。
適材適所。
若いのに無双するって感じではなく然りげないリアルさが好きです。
ということで選手交代、長尾景忠は保科弥三郎殿が相手をする模様。
って保科さんツエーーーー!!
物凄くあっさりと圧倒してる!!
めっちゃ頼もしい大人!!!!
こういう「明らかにメインキャラではないな」ってビジュアルのキャラが
どんどん魅力的なキャラになってくの凄く好き。(すごくしつれい)
対して、一目で分かる強力な武士っぽかった長尾景忠は割と深刻そうなダメージを負いましたね……。
上杉殿も興味持ってたしここで退場は無いと思うが……。
この作品は読めん……。
そして始まるうまだいすきの過去。
今川範満(のりみつ)殿は馬の才を見抜き馬の潜在能力を引き出す超馬術の持ち主でした。
武士にとって名馬とは
戦車、友、恋人、スポーツカー、ステータス
それら全てを兼ねる財産
そんな中で出逢った瑪瑙との戦場ライフは至極の時だったことでしょう。
しかし十年もの間、共に駆け回った瑪瑙は戦場で射殺されてしまいました。
馬って何年間くらい騎馬として運用するものなんでしょうか。
十年間って聞いて「割と長く一緒にいられたんだな」なんて思ってしまいました。
馬の寿命は25~30年くらいだそうですね。
そう考えると短いか。
心を病んでしまい、何度も自害しようとするも配下に止められる今川。
そんな彼の元を訪れた足利直義の言うことがまた凄い。
「瑪瑙に会う方法か、ひとつある」
「瑪瑙の凄さは馬の潜在能力を引き出すお前の超馬術があってこそだ」
「その馬術を限界まで極めるのだ、そして」
「駄馬に乗ってそれをやれ」
「駄馬一頭殺すごとに必ず会える」
「誰より早く強かった…お前の瑪瑙に」
足利直義やべーーーー!!!!
もっと良い馬に会えるさ、とか瑪瑙もお前に幸せになって欲しいはずさ、とか。
励ますならそういうんじゃない!?!?
瑪瑙に会う方法ひとつある!ってヤバいし提示した方法も割と人でなしでビックリしました。
馬が好きで仕方がないとして、駄馬を使い捨てていくその方法はセーフなの……?
今川のりみつの超馬術はもっとやべええええええええ!!!!
脳みそ吸うな!!
小次郎のとこで然りげないリアルさが好きですと言いましたが、
圧倒的にリアリティの無い描写を平然と入れてくる緩急がヤバすぎる。
いや、もしかしてリアリティあるのか?と思って大脳新皮質について調べてみると
ものを知覚したり、運動を制御したり、未来の予想、論理的思考、言語、計算、推理を司っている器官
とのことでした。
あれ……?
もしかして割とリアリティある……?
いやいやいやいや騙されんぞ!!!!
まずウマいこと大脳新皮質だけ吸い取る技能は超馬術超えてるし、新皮質をなくしたら運動能力に影響出ないか!?!?!!1
この少年漫画的な、「有り得ないけど謎の説得力がある!!」っていうハッタリ感ヤバいです。
癖になりそう。
馬によるサマーソルトキックの描写は神懸ってるし、「おまえものうみそをすってやる」はホラーだし、今川のりみつのキャラがディープ過ぎる。ハッキリ言って好き。
え、じゃぁ瑪瑙は脳みそ吸わなくてもサマーソルトキックとか出来てたの????
しかし若を抑える今川のりみつの目からは涙が……。(口からは涎が……)
そして主君の危機に頼れる軍師・吹雪が急襲!!!!
次回へ!!
うわああああ今川殿討ち取られるよこれえええええ!!!!!
面白キャラのオンパレードですがその中でもひと際トンガリ評価の高い今川殿。
この窮地を乗り切れるか……!?
瑪瑙とのエピソードは純粋に可哀想だなぁと思うし、ヤバいのは足利直義だよね。
今川殿の最後の涙はやっぱり瑪瑙と会うために使い潰してる馬たちへの申し訳なさからかなぁ。
それともどんなに馬の潜在能力を引き出したところで、それは瑪瑙に匹敵する能力の馬であって、結局のところ未来永劫瑪瑙に会うことはできないという切なさからか……。
いたたまれないなぁ……。
あと駄馬ばかりあてがってるけどそれなりの名馬を優先的に今川殿の回して乗らせるべきじゃないのかな。
馬術は圧倒的だし名馬なら今川乗りをしても数回じゃ潰れなさそうだし、何なら脳吸いするまでは何度も乗れるんじゃないか。
駄馬を使って一騎当千の騎馬が生まれるならコスパ最高なのは分かるけどさ……。
あと数分で最新話読めるしサクッと次回にいくとしましょうか。
今川殿の命運やいかに!
それでは次回もよろしくお願いします。
モアーーーー!!!!