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『あの月に向かって打て!』第5球 感想!ボールは「足」で投げる!

おはこんばんにちは!!

トンガリです!!

今週も ビッグコミックスピリッツ にて連載中の『あの月に向かって打て!』の感想です!

何故こうもギリギリの投稿になってしまうのか。
余裕を持った執筆ペースというのはどう作っていくのか。
暇さえあれば漫画読んでるからかな……いや筆が遅い。未熟。

兎にも角にも、今週も『あの月に向かって打て!』の感想行きたいと思います!!

コメントに返事を書いている時に思いましたが、『あの月に向かって打て!』はどうやって略したら分かりやすいだろうか。
あの月? 月打て? あの向か
それとも英題の『THE MOON SHOT』からムンショ

今更ながらTHE MOON SHOTという言葉を調べてみたのですが、

実現が困難な目標に挑むこと や、 特大ホームラン という意味があるんですね。

知りませんでした。()

思った以上に含みのある言葉でここでもワクワクしてきました!
やっぱり弾輝はスラッガー方向かな!!

さてではあらすじから行ってみましょう!

「マンガモア」では週刊誌で連載中の最新話をメインに感想を書いていくので単行本派の方はネタバレ注意です!!

単行本の発売が待ち遠しい!!

また、

2020年2月現在、
『あの月に向かって打て!』作品ページから第1話を試し読みできますので、未読の方は是非!!

作品ページはこちら
https://bigcomicbros.net/comic/anotsukinimukatteute/

第5話 あらすじ


出典:寒川一之『あの月に向かって打て!』第5球 週刊ビッグコミックスピリッツ2020年10

まったくの素人・弾輝はずきを見かねて、内藤先生が……!

今回は結構技術的な話が多かったですね!!

正直、ちょっとキャッチボールしたくなりました。

小さい頃に父から教わった時は人差し指と中指をくっつけるように言われたような……。
時代の変化なのかな。

初めて握り方を知った弾輝は新しい握り方に感動

すぐにでも投げてみたいという感じでしたが、まずは内藤先生が投げ方のお手本を見せてくれることに。

「ポイントは下半身」

「ボールは「足」で投げるんだ」


出典:寒川一之『あの月に向かって打て!』第5球

内藤先生の投げたボールは相手・板部岡さんの構えた通りの胸元に収まります。

見て分かる綺麗なフォーム~~。

経験者ならこれくらいさらっとやるのは造作も無いのかな?
それとも内藤先生も結構凄い人?

言われたこと気にしながら投げても窮屈だろ、とイメージだけ掴んだら気楽にのびのび投げるよう指導する内藤先生。
先程までの弾輝はかなり縮こまってましたからね。


出典:寒川一之『あの月に向かって打て!』第5球

この『¡Disfrutadディスフルタ!』という言葉。
文章の前についてる逆さになったビックリマークはなに!?と思いました。
どうやって打つの!?

調べてみたところ、これはスペイン語特有の表現である『逆感嘆符』というものでした。
まぁ変換しても出なかったので入力する時はWikipediaからコピーして持ってきましたけれども。

スペイン語で感嘆符とともに用いられ、強調を表し、強調する対象の前や感嘆文の冒頭に置かれる。

ふんふむ。

頭にもビックリマークがあると分かりやすいからかな。
なんでひっくり返したんだろう。

ちなみにハテナマークもひっくり返して頭にくっつけます。

面白いなぁ。

あーでもカギ括弧とかも点対称になってるだけで文の頭とお尻にくっついてるのか。
文章を囲うと要点を掴みやすくなるし結構合理的なのかも。
ビックリマークもハテナマークも括弧みたいなものだと思うと凄く分かりやすい!!

勉強になるなぁ~~!

閑話休題。

握り方フォームを習った弾輝は早速やってみることに。

どうせ暴投しても自分で取りに行くなら大して迷惑にならないと考えた弾輝は先程とは打って変わって大胆なフォームで投げるようになります。

そして板部岡さんからも少しずつ調子良くなってる?と声をかけられるくらい、
自分でも手応えを感じています。

投げるたびに弾輝は先生のお手本を参考に投球のポイントを掴んでいっていました。

踏み出し、体重移動、上半身のリラックスと、良い感じに連動し、遂には……。


出典:寒川一之『あの月に向かって打て!』第5球

投じた球は丸山の構えた胸元にドンピシャリ

丸山のグローブに快音を伴って吸い込まれていきました!


出典:寒川一之『あの月に向かって打て!』第5球

「野球おもしろっ!」

この一球には弾輝も手応えバッチリだったようで、またも目をキラキラと輝かせています。
何をやっても滅茶苦茶面白そう。
こんなに楽しそうだと単純なトンガリは自分までワクワクしてしまうんです。
思いっきり影響されてバッティングセンターに行きたくなってます。

内藤先生も「ちょっと手本見せただけなのに、あそこまでポイント掴む奴初めて見たわ…」と驚いています。

そして、弾輝がナイスボールを投げたところでキャッチボールは終了

いよいよ入部テストかと思いきや……。

「今のキャッチボールが入部テストだよ」

内藤先生の一言に新入生は騒然とします。

なんともふわふわした空気に思えますが、丸山の「キャッチボールで上手い下手なんてわかんねーだろ」という一言で内藤先生の目つきが一変。


出典:寒川一之『あの月に向かって打て!』第5球

「いや、十分わかった」

「君たちがこの先 上手くなるかどうかがね」

ゆるいように見えてキャッチボールでしっかりと新入部員たちを見定めていた内藤先生!!

果たしてその真意とは……!?

感想

主人公・弾輝の驚異的な成長速度と、内藤先生の能力、あとは新入部員のキャラ見せ……という感じで、良い感じの序盤の流れといった感じでしょうか。
トンガリは主人公の才能が開花していくのが結構好きなので今の所は俄然ワクワクしています。

このままトップクラスまで駆け上がるのか、様々な挫折を乗り越え仲間と共に成長していくのかで評価が分かれそうですが、寒川先生は割とトップクラスまで駆け上がるところをドラマティックに魅せる手腕をお持ちので、リアリティ度外視で弾輝がどんどん才能を開花せていくところが見たくもあります。
弾輝が急成長タイプだったとしても、チームメートがいるからゆっくり成長していくタイプも同時に描けるはずですし!

それに何と言っても野球は一人では出来ないので、盛り上げ方は無限大だと思います!

物語の始まりはいつもワクワクしますね~~。

自分語りのようになってしまうけど、この作品は自分も仲間に入りたくなるタイプの作品だと思う。

近くに漫画仲間がいたら誰かにグローブを借りて「ちょっと『あの月』の投げ方試してみない!?」と誘いたくなります。

心に爽やかで活動的なエネルギーが満ちてくるというか。
なんかそんな感じのイメージで読んでいます。

弾輝が未経験者だから感情移入しやすいのかな!?

今回は丸山にちょっとだけスポットが当たっていました。
「投手やってた割にはフォームにばらつきあんな」という何ともネガティブなスポットですが。
でも少しでも触れられたということは、入部テストは突破できるのかな。

正直丸山は物凄く嫌なやつだし野球の実力も大したことなさそう(言い過ぎ)だから、
入部テストもそれ程甘くはなかったという見せしめ的な扱いをされるかも……とちょっとだけ頭をよぎりましたが、上記のやりとりを見て丸山もこれから掘り下げられて徐々に魅力が出てくるキャラクターなんだろうなと思いました。

トンガリは応援してるぞ!!!!

そして、弾輝の才能はもう疑いの余地はなさそうですね。

見ただけでポイントを掴むことができる勘の良さもありそうだし、
それに即応できる身体能力もありそうです。

基礎体力や筋力はまるで無いと思いますがそれでも注目されそう。

結局、入部テストは何を見るためのものだったんだろう。
上手いか下手かではなく上手くなるかどうかと言ってるところを見ると……。

考えられるのは、

この辺りかな……。

野球への姿勢は野球を楽しんでいるかそうでないかとかですよね。
チームメートへの態度も……上手くなるかどうかに関係してくる……?
野球は団体競技だし重要なことなのかも。
あとは野球に必要なセンス的なものを見ていた……っていうのは一番無さそう。

やっぱり野球を楽しんでるかどうか、かなぁ。
好きこそものの上手なれって言葉もあるし、実際トンガリも意欲的に継続できていることと言ったら自分の好きなことくらいだし……。

楽しい、面白いって大事だと思うんですよね。

内藤先生の哲学や如何に。

まだまだ最序盤でキャラクターも小出し程度なのでこれからどうなっていくのかは全然予想できません。
それでも色んな可能性に胸がワクワクしてきます。

とりあえずは爽やかで明るい王道なストーリーだと思って読んでいこうと思っています。

寒川先生はじわじわと作品を盛り上がていくタイプの先生だと思うんですよね……。
果たして今作でもトンガリがハマるようなキャラクター(というか組み合わせかな?)は誕生するでしょうか……。(前作・前々作には結構いた)

単行本3巻分くらいまでは様子見です!!
買いまくって応援します!!!

それでは次回もお願いします!

モア!

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